2017年11月11日

「木の文化賞」を頂きました

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今夏、移動紙漉き体験をさせて頂いた土佐山の「甫喜ケ峰森林公園」にて授与式へ。
ご縁が深くなってきたなあと。
他にも色々と深いご縁が有る所となってきてて、度々足を運ぶ度にサプライズ!

「木の文化賞」の概要。
高知県は森林率が84%。
高知県木の文化構想とは、人と木の共生を基本理念とする他県にない県土作りを行おうとするものです。
そういった木の文化を培うため、「木を育てる」「木に親しむ」「木を活かす」の三つの視点から取り組みを進めています。
資料の写真。
他の受賞者のは厳かな写真なのに、若山楮は作業完成後の「弾け写真」って。。。
異色感満載(笑)


その中で「木の文化を実践してる人達の部」で頂きました。
推薦文には、活動を拡げてもらいたい。とあります。
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楮栽培においては全国トップであろうかという高知県に於いて。
若山楮はまだ10年足らず。
地域の人達や途絶える前を知ってる長老達と、行政がテコ入れを続けてくれて
町外はもとより県外からのリピーターを受け入れてのヨチヨチ歩きの若山楮。
「続けなさいよ!!辞めたらいかん!」という表彰だったと思います。

昭和30年代に楮の品評会で表彰されて、賞状持ってる、おんちゃん達。
今回のはスタートとしてエールを貰ったので、次は本当に「若山楮」は良いというお墨付きを皆と頑張らないとね。
なんぼ良い楮が生えてても、地域力が、人の手が誇りを持って動かないとダメなんだと思ってる。

そして、次世代へ繋ぐということが本当に大事。
私が生きてる間なんか、あっちゅうまですからね。
早く着いたので公園を散策。
650bある展望台にて。
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日頃から無理難題の若山楮を担当してくれてる役場の青木さん、今回の受賞の決め手となった(笑)自称後継者の番頭、佐賀北部の会長の大石さん。
吹き飛ばされそうな高台で滅多にみることないスーツ姿!
こんなハレな場もたまには良いもんです。
そして、日頃から本当に無茶苦茶やらかして、すんません!
感謝感謝の3人です。

楮は山の中ではなくて、人里に群生します。
人の声、足音に敏感だからこそ、関わるとハマる人が出て来る。

ある意味、伝統的楮産地の高知にあって、こんなもん頂くということは・・・
逃げも隠れもできんなったと。

で、タマタマですが(笑)
明日黒潮町まるごと産業祭で「ミニ蒸し剥ぎ」しますねん。
こちらもどうぞ宜しくです。
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2017年11月05日

海と山

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連続週末台風もやり過ごして、見事な秋晴れが続いてます。
今日、工房でお昼をしてると、地元ケーブルの友人がひょっこりとやってきた。
「秋の動画になるのを捜してる」って。
私ここへ移住して来て最初の年に思ったんが。。
「秋がないで〜」だった。(笑)
見つかったなあ?幡多の秋・・・・。

昨日から佐賀北部の9地区のひとつの集落である「中の川」で自生楮を伐採してて・・・。
私らがうろついて楮採ってるなんてことは、一晩で知れ渡ってるだろうなあって思ってたら。。
案の定、毎年「へぐり」に来てくれる、ゴッドマザーシスターが当然の様に、田舎寿司どっちゃっり差し入れ。
若山楮の原動力のひとつに、この皿鉢の寿司がふるまいってことがあります。
これが来るのが中の川の底力。
元気な過疎にはカリスマゴッドマザーありき。
「昨日、あんたらが楮採ってるってよ〜ってよ、今朝行けば渡せると思ったからね〜、採るならもっとええとこあるで〜」
いやまあ、中の川集落は全体に手が行き届いてて良質な楮がごっそり。
来年から、この集落の山を得て自伐林業を始めた石井君に楮栽培第3号になってもらうべく、伐採。


私の家は海から3`奥。
5分足らずで国道へ出て、西南地方でも珍しいロングビーチに突き当たる。
其処から海を眺めながら、新しい工房へ40分。
工房は国道から500b。
さりとて、楮の「仕事場」はどこも山の中。
今日は石井君の山へも行けた。
手作りの作業道を3人でテクテクと。
説明を聞きながら、楽しそうな石井君と番頭。
山はええねえ。私も基本は山なんだろうなあって再確認。
長太は大喜びで山の中探検。
今年は日曜日は全部作業になってるけど、長太久し振りに嬉しい山の中。
一昨日までは生家の海三昧だったので、犬としては恵まれた犬生かもね(笑)


日が短くなって5時には日が暮れる。
帰りの海沿いの美しい事!
晴れ渡り、足摺まで見える砂浜の波打ち際はオーロラ色。

山から降りて海沿いをドライブして山の中に入る仕事&暮らし。
帰宅後、薪で風呂沸かして、ストーブつけて、湯たんぽ作って長太はもう布団。
幸せやん。
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2017年10月28日

柿渋染め紙

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実はハレハレでは「柿渋染め紙」をやります。

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常に在庫は難しいですが、昨年の柿渋紙が在庫されてます。
使う予定がキャンセルとなった為。
サイズは64a×48aという変形サイズです。
久し振りに今日棚から出してみたら、良い感じに色合いが落ち着いてます。
若山楮100%流し漉き。
裏表両面に一度づつの引き染めです。
ご興味おありの方はメールにてご連絡下さい。

寝かせば寝かす程色合いが深まり、紙の地合も良くなって行きますので、在庫処分は致しませんが(笑)
若山楮紙そのものが光沢があるので、柿渋染めにすることで、更に独特の光沢が出る様に思います。

今日は、この若山楮のチリ入りの紙を柿渋染めしてました。
柿渋の香りは好きです。
しかし・・・
明日には台風来るかもな雨の一日。
柿渋でだいぶ酔いました。

今年の暦の表紙となります。
(やっと今日決断!)
posted by ハレハレ本舗 at 17:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年10月20日

木の文化賞を頂きました!

高知県が毎年「木」に関わる活動や作品(建築)などに賞を授与してる
「木の文化賞」に、佐賀北部活性化協議会が今年選ばれました!
木の文化を実践してる人達の部門です。
http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/030101/kinobunkasyou.html

楮栽培では、まだ産まれ立ての赤ん坊の若山楮です。
高知県は楮栽培で国内でもトップクラスで、全国の和紙を支えてると言っても良い。
連綿と途切れる事無く続いてる産地が殆どの中で、こうして選ばれたのは
町、県の担当職員が、頑張って素晴らしい推薦文を書いて下さったから。
そして途切れる事無く町がサポートを続けてくれたからこそです。

その推薦文はこの10年やって来た地域の方々、県外からも来て下さる大勢の若山楮ファミリーあっての内容でした。
沢山の写真を提供してくれる参加者の方々。
事務が苦手な私なので、全てをやって下さる支援員さん。
今年から本格的に畑の維持作業をやってくれてる番頭。
毎週末、愛媛から来る「週末黒潮町民」のしんさん。
今春から新しく参加の自伐林業の、いっしー。

毎年白皮を買い上げて下さる方々。

そして、移住して来てからずっとなんやかんやと助けてくれてる友人達!
10年一巡りの節目にあたって、本当に嬉しい事です。
これは、続けなさいよ!という励ましだと思ってます。
若山楮はまだ10年目の赤ん坊ですが、高齢化はご多分に漏れず。。。
課題はいかに次の世代にバトンタッチできるか?だと思います。

高知県の楮産地として60年以上空白だった黒潮町が認識され始めてます。
これは、どこの産地も高齢化と需要の問題と鹿やイノシシの被害などで圧迫されて辞めて行ってるから。
衰退してる産業なのに、何故か盛り上がってる若山楮(笑)
今後も走り続けられる様頑張ります。
なんせ楮はそこら中に雑草のごとくあるのですから、人がへたらなければ良いのです。。。

最後になりましたが
長年お力添え頂いてる皆様、本当にありがとうございます。
今後も宜しくです。
北部が皆様に変わって頂きますが、皆様一人一人へ授与されたと思ってます!!

授与式は11月11日。
取材もあると思うので、翌日の新聞などに載るかと思います。
その翌日は
「黒潮町まるごと産業祭」で「ミニ蒸し剥ぎ体験」をやってます!
本番は来年一月ですが、ちょっとだけ剥いでへぐってをワークショップしますので是非お越し下さい。

posted by ハレハレ本舗 at 18:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 楮栽培復活事業

2017年10月14日

暦スタート

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稲刈りが終わり、やっぱり少々バテ気味なれど、次の仕事の「暦」走り始めました。
今年の暦になる紙を積み上げた「耳」
これから描いて行くのですが、紙が8月には完成してたという奇跡の年(笑)
草木染めを中心にしてると秋になる頃に良い染料の草が出始めるので、実は描きながら染めて漉いてたのが毎年でして。。。
草木染めも良いけどここ数年土染めにもハマってる。
土染めは紙との相性も良く、金属焙煎せずに済むし、土は一年中其処に居ますし、退色しない。
お客様の反応を見てると、やはり淡い色よりはっきりした色を選ばれる。
少し妥協して安心出来る土染め染料を中心にしてみました。
思う事感じる事一杯な今年の紙達。

どうして早く紙が揃ったんかな?


今年楮畑は番頭が一人で頑張った。
其の分私は田んぼの有終の美まで漕ぎ着けた(まだ油断できんけど)
野良仕事を分担したり、手助けしてくれる人が居る事が、結局落ち着いて紙仕事にまで影響してた。
10月ともなれば、頭の中では楮収穫の段取りだらけになる。
これも年々の暖冬で10年目の今年から、ひとつきずらして1月に変更してある。
毎年同じ様で、毎年新しいわけです。

目標。
楽しくかつ効率の良い収穫作業!!
これに尽きます。
これが一年全部に横たわって来るからです。
できれば、注文に追いつかずお断りしてる原料収量の拡大への手がかりを作りたい。


色々企みながらの暦作業は実に楽しいのです。
あ、3月は今度はあれしよう!とか
8月を描いてて、暑くて汗ダラダラで扇風機に当たってる自分とか。
なるべく暑い時期は野良せずにするにはどうしたらええのかなあって考える(笑)

で、長くなりまして最後に重要なお知らせです。

今まで一部4千円プラス送料でやってきましたが、今年から一部5千円に致します。
ただし送料込み、振込手数料込みとなります。
最近知って焦ったんですが、今までの「ゆうメール便」が改訂されて使えなくなり、定形外扱いの送料となったのであります。
葉書やらも上がってるし、判らないでもないけど郵便事情の値上げは辛いなあ。。
加えてパッケージも毎年上がっております。
実質は500円程度の値上げですが、これで当分頑張りたいと思うので。。。
どうぞ宜しくお願い致します。



もう少しで今年の「顔」アップできると思います。
受付は始めてなかったんだけど、来始めてるので開始します!
毎年お客さんに尻たたきされてる、有り難いハレハレ本舗であります。
posted by ハレハレ本舗 at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ネットショップ!!

2017年10月13日

有終の美

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今年で最後となる田んぼ。
稲刈りが終りました。
7年目。

色々あった今年の田んぼ。
野菜作るのとは根本的に全く違う田んぼ。
100人いれば100通りのやり方。
お米作ってない人にまで言われる(笑)
90近くになってお米作りを辞めたおんちゃんの田んぼを皆で分担して維持してる。
そのおんちゃんも言ってた。
「人の田んぼはわからんのよなあ・・・」って。

私はロクに採れなかった趣味のお米作りでした。
ごめんなさい。
だけど楽しかった!!
面白かった!!
ここで、やらせて頂いた事は一生のお宝です。

いつかどこかで、また始めるかも。
2畝で充分だと判ったし(笑)
それまで一旦終了です。
あとは脱穀してもらって11月には新米!
posted by ハレハレ本舗 at 08:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 田んぼ

2017年10月08日

お膝元

「海辺の日曜市」というマーケットが黒潮町にはあります。
毎月第2日曜日の9時から2時まで。西南大規模公園の体育館前の芝生広場で。
ブログはこちら。
https://blogs.yahoo.co.jp/hm_umibe
今日は出店というよりお買い物で(笑)
後半は真夏日なれど、涼風に吹かれて昼寝してた私ですが。。

まずは、本当に嬉しそうな「ちくぽか」さんから。
私の住む集落からほんの少し奥の奥湊川へ移住してこられたご家族。
旦那様は鍼灸師さん。
娘ちゃんもマーケットでアイドルになってます。
今年初めてお米を作り、それを今日売ってました。
試食のおにぎりが美味しかった〜。
大変だったそうですが、本当に嬉しそう。
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震災以降の若い移住家族は、お米作ろうと頑張る人達が結構居ます。
一方の限界集落では高齢化してて、田んぼが出来なくなってる。
うまくバトンタッチされて行くと良いんだけど、お米作りは本当に大変なので、こういう嬉しそうな顔が見えるマーケットはやっぱり良いなとしみじみでした。

さて長くなるね(笑)

今日のお買い物!
先月お金なくて取り置きしてもらってた刃物屋さん、四万十市から(名前聞きそびれた)
これって。。楮収穫の為に作られた?って先月一目惚れ。
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刈り取りと枝打ちの為に毎年、剪定鋸と鎌を持って畑なんですが、必ずどっちか行方知らずになったり
誰かが勝手に持って行く。。
一石二鳥なこの刃物!
使い勝手が良ければ、鍛冶屋さんに新しく作って貰うかも。
ユニークなお店で、珍しいのやなんやらをリニューアルして売ってます。
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紙漉体験でお茶くらい出せる余裕をかましたいと思い始めてます。
勿論真菰茶ですが、現在の若山楮にある茶碗は、皆が「捨てるよりは。。」と持って来たバラバラな物ばかり。
黒潮町には陶芸家が居ますもん。
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さとうきび紙のコースターと合わせてみたら優しい印象。
日常屋さん。
日々毎日使うというコンセプトで作陶してらっしゃる。
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奥さんのしのちゃんと包んでくれてます。
しのちゃんのシフォンケーキも海市では常連さんが多い。
作者!
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黒潮町は昔から移住者が多く、アーティストやクラフト作家さんが実は多い。
地元の人が海山川という豊かな営みというバックボーンがあればこそなんだろうとも思ってます。

一通りお目当てを買いましたら。。
ここんとこの悩みの種の黒板がっ!
ネットで見てもそそらず、困ってた。
工房に不在も多い私なので連絡黒板をと捜してたんですね。
あった!あった!なんでも揃うね海市と。。。
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水野さん作成の流木黒板。
こんなん自分で作れるろ〜というのが可笑しかったです。
夏のグラスもKiroroさんで思ってる。


全部がお膝元で揃うって心地よいです。
少しづつだけど、そういう場所にしていきたい工房。
海市大助かりです。

出店はあまり出来なくなって来てるハレハレ本舗。
テントもだいぶガタが来てて、とあること考えてたら今日作者が数年振りに現れた。
作れってことだね(笑)

お膝元での出店のみになるので、もう少しがんばろー!
タグ:マーケット
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2017年10月06日

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七十二候を配しての、手漉き紙に手書きの暦へリニューアルしてから9年目です。
御陰さまで毎年心待ちにして下さる沢山のお客様ありがとうございます。

今年の目標は、「間違い無し!」です。
毎年、なんかあります・・・・。
普通なら、金返せ!となる様なことも、お客様の優しいフォローでくぐり抜けています。
本当に有り難いし、こんなこといかん!!

本日、来年の暦の準備。
遅いんじゃないかと、既にご予約も有る中。
例年だと、まだ楮畑の草刈りに追われて、しかも稲刈りもあってと、正直、机にきちんと向き合えなかった。

今年は、先日楮畑完了。
稲刈りは天気が悪く段取り出来てませんが。。。さくっと刈って干せる様な案配に仕上がった!
一年間を通して、やるべき時にやる事の大事さを痛感してます。
真菰茶も発送体制が整い、もうアタフタすることない。

加工部屋の片付けも終了して、暦に正座して迎える体制に。
ひたすら書いて行く机の前の庭も綺麗に草刈りです。
目に入る風景も乱れてるとまずいからです。

暦の相棒はこの本。
毎年候を選ぶのも、これを読み、書き疲れるとページをめくり、目の前の風景眺めながら。。。
9年間ずっと一緒です。
他のを読む気になりません。
絵が素晴らしいし、文章も素晴らしい。
例え暦が終っても、一生もんの本です。

若い頃に比べると、ほんとうに一年が早い。
時間の流れが速い分、自分の中に取り込めることも限られてきてます。

この著者は多分にお魚が好きですね(笑)
草花、虫、天候のこと優しい水彩画です。
動物は「食べる」にあらず。
あまり動物が沢山出て来ない七十二候。
動物は、静かに山の中で気配を漂わせてるんだなあと、今日しみじみと。
ところが、魚の事は七十二候にもあまり出て来ないんだけど、食べ方も結構あるんです(笑)
今日一日、思案してめくってたら、どうにも刺身食べたくなってしまった・・・。

2018年手書き暦は・・・・
愉しみにしてて下さいね。
近日中にアップします。
こんなに落ち着いてる年も初めてかも。
これも、抱えてた色々を分かち合ってくれる人が増えたからこそ、感謝です。

この暦は2020年で完結します。
既に新しいサイズの桁が届いてて、はやる気持ちを押さえてます。
私の手元には全部が揃ってません。
お客様には全部お持ちの方もいるとか・・・。
いつか、もしかしたら全部を見る事ができるかも。
あと3年、宜しくお願い致します。
posted by ハレハレ本舗 at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年10月05日

成仏

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15年の相棒の草刈り機がついに成仏。
草刈り機を使い始めたのは17年くらい前。
最初に友人から貰ったのは森林組合からのお下がりで、始動させるのに汗だくで、男がやればかかるという
今では骨董品みたいなの。
これが当時は普通で、女じゃ始動すらできないじゃないか!と手鎌兼用だった。
すれば「今時は軽々スタートってのがあるよ」と。
まず、2万クラスのホームセンターのハンドル付きを財布はたいて買った。
これが本当に一発でかかった時は狐につままれたみたいだった。
その後、楮畑では夏以降はハンドル付きが使いにくく、もう1本今度はハンドル無しを2本目に。

ハンドル付きは、田んぼの中の除草に使って6年前におシャカにしてる。
水中で4サイクルでもないのにやらかして、焦げ付いてオジャン。
今なら思う・・無謀だ(笑)
これが後の「水中除草アイガモン」に繋がるのであるが。。

残るは1本式のみ。
広い面積を刈るにはハンドル付きでないとしんどい、
地元の農機具屋さんへ持ち込んで、壊れたのからハンドルだけ外して1本式へ付けてもらった。
以来この1本式なのにハンドル付きというので、自分の楮畑、若山楮畑、田んぼ、家回り全部を刈りたおして来た
田んぼの中だけは、背負い式4サイクルでこの4年。
楮の備品で高い機械買っても、使い勝手は自分の機械の方が良かったから、殆ど使ってない備品機械。

今日、稲刈りに備えて畝刈してたら、最初は出来たんだけど。。。
自分の畦刈り終えて。。。
燃料補給したら、もう息を吹き返す事なく。。
数日前から「なんか調子悪いな」とは思ってた。
一発でかかりにくく、作業中もスロットル上げないといかんかった。。
「新しいのはどれも新基準で握ってないと止まるアレになってるから、これずっと使いたい」って思ってた。

15年前に17800円だったこの子はずっと農機屋さんにメンテしてもらいながら、頑張った。
農機屋さんのおっちゃんも「まだまだ行ける」と使い方やメンテも教えてくれた。
何度もダメかも?を修理してくれて、とっくに新しいの1台くらい買えるお金かかってたかも。

今日「かからんねん・・。大丈夫だよね?まだ行けるよね?」と持ち込んだ。
内心、嫌な予感。。
昔飼ってた犬がご飯食べなくなって、母と病院へ行った時を想い出してた。


「もう、ダメだな。あたらしいの1万5千円台で売ってるから。これ直すとなると8千円以上かかるから、買い替え時かもしれん」と。。。
そう・・ご臨終、安楽死宣言。
新しいの持って来い、ハンドルつけちゃるけん!
と、ハンドル外して渡してくれた。

今、新しい草刈り機捜す気になれない。
機械音痴で、なのに、使い方はハードで。
いつでも、一発で始動してくれて、過酷に耐えて。。。

この草刈り機とのこの15年って、想い出有り過ぎて、ちょっとまずい午後。
機械なのに、機械じゃない。
ハンドルだけ持ち帰るってのも、まるで遺骨持って帰るみたいで。
機械なんだけどね、身体の一部だったんだなあ。
今夜はお通夜です。
庭に残ってた最後の曼珠沙華を添えて。
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冬支度

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なんとも久方ぶりに大掃除。
今朝起きて来て、机の上に物がないのって何時以来?と。。。
ゴチャゴチャしてた時よりも、なにやら、厳かな「声」の方が圧倒的だなあ。

涼しくなって、ぶるっとするくらいになってきたので、薪ストーブや風呂焚き回りも掃除。
工房は、いつも人が来るので常に掃除されてて、慌てる事はない。

実は家に籠る性格です。
時間さえあれば、家の中で工房の中で仕事してたい。
どっかへ行きたいという欲求は少ないなあ。
通勤状態になって寝に帰るだけになってる家。


楮畑の草刈りがほぼ終了してる、ただしい若山楮の1年。
番頭の御陰。
稲刈り終われば、アウトドア的動きから、籠ってなんぼになっていきます。
11月にちょこっと、新しく開拓する所の楮刈り取りはあるのですが、今回頑張れば
ここの楮も来年からは、若山楮と同じ収穫時期に。

今夏は本当に暑くてしんどかった。。。
一人だったら、絶対に無理だった。
3人体制になりつつあります。

冬支度始まりました。
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