2015年09月20日

真菰刈り取り

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捕らぬ狸の皮算用。。。
ということで、今年は完敗してるお米です。
やっとやり方が少し理解出来た、時期事に何をするのかも判った。
鉄柵もある。イノシシは入れないぞ。
ということで、早速頭の中に描いてた、やり方をやってみたくて。。。。惨敗。
敗因は水の量でした。
溜める事ができなかった最初の頃のトラウマから(笑)深く水を張ったままでの種籾直播きは。。あかんです。
ま、来年があるさ。
やるだけやっての失敗は諦めも早いもんです。

さて全てが後手になってる野良ですが。。。
真菰も後手です。。。
昨年は8月に葉を刈り取ったあと、また伸びて、ちゃっかりマコモタケまで頂けた。
今年は今日が最初の刈り取りで、既にマコモタケを孕み始めてますの。。。
今年は一石二鳥はないです。

刈り取ってると真菰の葉っぱを上手に裂いて丸い玉があちこち。
なんの巣だろう?
落ちる事もないし、真菰の葉っぱだから、さぞかし気持ちよいはず。
シルバーウイーク2日目。空はどこまでも高く風が吹いて気持ちよい。
刈り取った葉っぱを1本1本チェックしてゴミを拭き取ったりの作業がかなりかかる。
これを屋内の風通しの良い所で干して、小さく切って、土鍋で焙煎して、袋詰めです。
草刈りのみで毎年株から出て来るのは楮と同じで、無農薬、無肥料、不耕起でできるのだが
これまた楮と同じで収穫後の手間がハンパ無い(笑)
草相手の作業は一斉にやらないとあかんので、結構焦り始めてます。

刈り取った束を担ぐと、甘い香りがしてモチベーション上げてくれます。
お茶になるまで、今暫くお待ち下さい。

posted by ハレハレ本舗 at 18:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 田んぼ

2015年09月13日

新旧バトンタッチ

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曼珠沙華の赤い群生が始まりました。
我が家の草ぼうぼうの庭では、まず白いのが咲きます。
野生の朝顔が絡み付いてて、シュールです。

新月の今朝、珈琲飲もうとしたら、ボタボタと漏れてしまいました。
雜で乱暴な性格なので、食器の扱いが荒い私。
だから丈夫な焼き締めの器が多いのです。
お気に入りのこの器は15年くらい、荒っぽい私によくぞ付き合ってくれたもんだなあ。
岡山の茂助さんの作品。
一目惚れでした。どこか沖縄のパナリ焼きにも似て。
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落としたわけでもなく、静かに逝った感じの朝でした。
金継というテクニックがあるらしいから、チャンスが来るまで大事にとっておこうと思います。
それくらい大好きだったの。

で、新しい朝のお供は黒潮町の日常屋さんの器。
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屋号どうり、シンプルです。
ちょっと小さいかなと思ってたら、同じ分量入るので驚いた。
毎朝最初に手にする器。
もう少し大事に洗おうと思います(笑)
一昨日何を思ったか・・・。台所のシンクの上の物の配置を変えた。
ほんの2〜3個なのに、別空間が生まれてドキドキしてる。
以前は家中のイメチェンをよくやってたもんだが、最近はとんとできてない。
遠くへ行けるわけでなし、旅行なんか無理だし。
ならば、イメチェンでリフレッシュって手があったなあ。
ご飯を作ったり珈琲入れるのが楽しくなった。

さてというわけで、これから弁当作って楮の草刈りです。
新月に刈ると伸び方がゆっくりになると友人から言われてたので、たまたまですが(笑)今日は実験です。

posted by ハレハレ本舗 at 10:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2015年09月10日

スロースターター

昨日辺から、曼珠沙華がニョキニョキと首を出し始めました。
ある日一斉に出るので毎年「おわっ!」と少し驚く。
湿度と風と気温と色んな条件が整って、この日となるんだろうなあと眺めていて毎年感嘆する花。
いや、花が咲かないとか、咲いても地味で雑草とひとくくりしてる植物も実はみんな同じなんだろう。
曼珠沙華は豪華なんで気に留め易いんだろうね。
自分で植えてて世話してる植物は出て当然と思ってるからだし。
異常気象とか言われてますが、こと曼珠沙華見てる限りは、ほぼ数日の誤差で毎年同じ頃に出て来る。
地上部では色々あるのかもしれないけど、地面をめくれば人間が騒ぐ様なことでもないのかなと思う。
家の井戸水も立秋を過ぎたら、キンキンの冷たさがなくなった。日中は猛暑モードでも地面の下は秋なんだと
感じるのも毎年の事。

報道される色々を見て母は毎回の手紙に「異常気象なこの頃ですが」という季語をつけてくる。
この間、ネットで太陽系というのは太陽が凄い勢いでグイ〜ンと銀河系を移動してて我らの地球は他の火星とかそんなんもその太陽の周りをグルグル回りながらくっついて移動してるとあった。
学校で習ったのは太陽はいつも同じ所におって、その周りを私達は回ってるというものだった。
だから、今日の曼珠沙華が出た日は来年は全く別の宇宙の位置で出てるわけである。
「同じ」じゃないんだ・・・。これは軽いショックだった。
しかも銀河系も動いてるということなので、一年経ってまた同じ日が来ました!とはならんのです。
旅してるんですね。これは考えようによっては、楽しくていろんな事が起こっても受け入れ易くなる。
旅に出るということは日常のルーティンから外れる事になって、実際ハプニングありきを受け入れていくことでもあるから、毎日がそうなんだと言われてるようで凌ぎ易くなりました(笑)
それでも曼珠沙華ひとつ取っても「ああ、今年も同じだ」と思うことも大事。
人はそうやって時間と付き合ってるとしみじみします。

さて私はスロースターター。
アスファルト育ちで、子供の頃たった1年ありえない山奥生活というのを経験してますが
あとは両親の田舎へ行っても、そこが古里的な感覚がないために、思いっきり都会の子でした。
10代終わりの頃に猛烈にそういう生活が嫌になり飢えた時期にソローの「森の生活」やベイロールの「地球の上に生きる」という本や色々と書物の中で旅して憧れてた。
そう、ただ憧れただけです。自分から発動はしてない。
書くと長くなるので、割愛しますが(今更 笑)

気がついたら今の此処に居て、何やらそれらしい環境に居るとなって。。
それでも、遊ぶ事や肝心の紙漉はさておいてみたいな事ばっかりやってた。
そういうことも必然で無駄ではなく、今の自分の大事な身体の一部です。

どこかで農的生活者には、「憧れ」があったにも関わらず本気で手を出してなかったです。
楮でさえも、ちゃんとやってなかった。
山で採ってた延長で「栽培してる」という次元じゃなかったな、今思えば(笑)
真剣にやりだしたのが10年前です。それまでに6年間やってたのは片手間。
やりだせばいろんなハードルが来る。
若山楮が立ち上がったのが8年前。
引き寄せてるんですね、自分の「憧れ」が。
そして絶対無理だろうという稲作まで始まってしまった。

自然農でやるというのは、まず3年目で色んな事が起こる。
6年目でやっと手応えが出るも、その頃には精根尽き果ててる。。。
それを過ぎると、なんだか寄り添える様になってくる。諦めながらもとりあえず続いてるという状態。
スロースターターなんで全部が始まり出して8年目。
やみくもにやってきて、来年からは歩いて回れる所にまとめるという人生お初な作業に入ります。
体力あってできたことも周りの年配者を見て思う。
「集約」していくことの大事さです。
田んぼも畑も手が回らなくなっての、婆ちゃん達はそれでも花を植える。
最期はお花畑になるわけです。
自分の最期はどうなってるんだろうねえって最近思うのです。

あと10年が撤収するまでの最期の時間かなって。。。6反の楮畑と8畝の田んぼ見てて思います。
若い頃からやってたらどうだったんだろう?
ふとそんなこと考えてもタイミングは、今生はこれでしたからね。
posted by ハレハレ本舗 at 19:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2015年09月08日

災いは忘れた頃にやってくる

お久しぶりです。
まずは、写真はありません。もう閲覧注意な状態ですの、おほほ。
先月の台風で無事だと思ってた私。
さあっとしか巡回してなかったわけで。。
一部に山からの水がどんどこ入ってしまってる所があって、これは水のせいだと思ってた箇所。
イノシシの公衆浴場だったんです。

9月になって身体も少し楽になって来たので後手になってる草刈り頑張ろうと入れば。。。
もうイノシシの運動会状態で、便乗して鹿も食べに来てる。
なんで?とちぇっくして回ったら。。。
鉄柵が崩壊してるのでありました。
台風で倒れたのではありません。

丸3年前に鹿対策で楮の売り上げ全部つぎ込んで高さ2bの鉄柵を買って張り巡らせました。
この時予算が足りず、鉄棒は買えなくて、役場にある木の杭を分けて頂きそれでやりました。
いえ。。この時私は超がつく忙しさでスタッフが常駐してた年度だったため、任せたんですね。

2b四方の鉄柵というのは一人で1枚担ぐのがやっとな重たさです。
ご近所の田んぼの柵の何倍も重量があります。
儲かったら鉄棒に変えるから、それまで堪えてくれよという藁をもすがる気持ちで。
力持ちのスタッフ、細やかなスタッフでしたから立派な鉄柵450枚完了です。
が・・・・。
このとき縛り上げる針金の選択をスタッフが間違えた。
終わってから、おんちゃん達が「あんなもんでやったら、じきに錆びて切れるぞ」と言った。
そうです。
今日知ったんですが、私達が使ったのはコンクリート建造物の鉄筋を「仮止め」する代物だったのです。
コンクリ流し込んだら切れても関係ないという糸みたいな番線(鉄です)
そんな一般の人が使わない様なもんをホームセンターで売るなよ!って今日は思った。
スタッフは安いし、扱い易いしと選んだのですね。。。。
男の人っていろんなこと知ってるし、「大丈夫なの?」と聞いても相手が女の私なんで。。。
「大丈夫です」だったが。。。

大丈夫じゃなかった(笑)
仮止めは所詮仮止めで、かなりの率で切れ始めて、ドミノ倒し状態になり始めた。
よく伸びた楮の上に倒れて折るし、決壊した要塞のウイークポイントをイノシシに見つけられるのに時間はかからなかったですね。
もう「この鉄柵の壁、頭突きしたら崩壊する」と知ったからにはやりたい放題。
入ったはええけど、出る所忘れて、そこら中突きまくって出てるのです。
イノシシ、鹿にとっては5つ星レストラン開場です。
モタモタしてるうちに台風18号が進路変えて直撃ですねん。。。

農作業には、やはり百戦錬磨の年配者に教えを請うべし。
そして、遠回りに思えても言われた事をやるべし。
応用したければ自分の地所でやるべし。
協働でやってる所で実験はするな、です。

どんだけ時間かかるか判らないけど、スタッフがやったこととは言え、結果は私の責任なんで。
毎日通って補強作業が続いてます。
3年前にちゃんとやっていたら、今回の被害はなかったので「人災」です。
イノシシや鹿に責任は無いですね(笑)

楮を栽培してる全国の地域ではイノシシや鹿の被害の問題は今に始まった事じゃないですが。。
若い世代が引き継いで新たに始まってる所もあります。
鉄柵作業はハンパなく重労働です、メンテナンスも続きますが、地元のお百姓さんや高齢者の方の指示を仰ぐ事は大事で、それで無駄な作業が減ります。
できれば一緒に作業出来る関係性をつくることが大事。これが意外と難しいのだなと今回やり直ししてて思うのです。
関わってもらうには畑作業以外の気配りや日頃の付き合いなどが仰山あるんですわ。
そういうのを無視すると。。
災いが忘れた頃にやってきます。
posted by ハレハレ本舗 at 18:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 楮栽培復活事業