2015年11月29日

道具達

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先週までは半袖で汗だく野良だったのに。。
いきなりヒートテック仕様となった土佐です。
今年は色んな事が後手になってて、薪作業もそのひとつ。
コレ新品じゃないのです。
かれこれ15年くらい使ってて、10年前にへたくそがやって柄を折ってて針金で縛ってやってました。
流石に危なくなってきたので、柄の交換と刃を研いでもらいました。
どうです?
新品ですよ。
こうなるとモチベーションあがります!!
ここらは楊梅が多く、私も昨年、1本でかいのを伐ったのですが。
伐るのは割と楽。問題は割る方です。
目が詰まってて、斧を弾き返すので、昔は割れずに8年近く放置した事も(これを怪力青年が来て割った!)
これだけ研がれてあったら割れるでしょうね!

楮の蒸し剥ぎも大量に薪を使います。
それも沸点キープなので角のままや丸のままではあかんので、割ります。
今年は割るのも仰山あるのですわ、とほほ。

そして押切。
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こちらでは「ハミ切り」言います。
これはホームセンターで18年前に買ったもの。
これも研いでもらいました。
四万十町の鍛冶屋さん「黒鳥」です。もうここでないとあかん(笑)

これで楮の束を切って行くのです。
毎年自分達で研いでたのは別もの。怖いくらいです。
あと2つあるのも研ぎに出さないと。。もう来週に迫って来てます、収穫作業。
タグ:押し切り
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2015年11月27日

柚餅子

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収穫作業は楮だけじゃないのが、この季節。
さて、これはなんでしょう?

今週やっと終わった柚子作業。
採る作業に初めて参加して、初日は暑くて半袖でやって腕が大変な事に。
棘がすごいんです、柚子。
5日目にもなると要領が判って来て楽になりました。
おばちゃん達は採れた柚子を洗って絞ってと大忙し。
私は大きいのを貰って来てコレをば作りました。

「柚餅子」という昔からあった保存食。
柚子をくりぬいて、頭は蓋にして、中に甘くした味噌とくるみなどを入れて蒸して。
それを和紙に包んで干すこと一ヶ月以上。
上手にできれば一年常温で保存できるそうです。
江戸時代などは旅のお供でもあったようです。
味噌とくるみなんで栄養的にも良いし、何よりも携帯しやすい、腐らないという優れもの。
もっとも、庶民にはちょいお高かったようですが。

なるべく地元の物でということで。
ここらには胡桃の木はないので、友人は落花生とか使ってるとかでしたが、野菜作ってないからなあ。
ほなら、産直で「むかご」を見つけました。
茹でていれてみましたよ。
味噌も白味噌はここらではなくて、友人の四万十工房の安心白味噌です。
砂糖は勿論黒砂糖。
作るのは想像してたよりは簡単でしたが・・・

中に詰める「量」が多過ぎて、溢れた(笑)
そして和紙。手前味噌ですね!!失敗の和紙だけは山の様にあります!
食べる物なんで、なるべく綺麗なのを。
手前のひとつは愛嬌で今年失敗した暦の紙。

年明けの「へぐり」作業の頃には食べごろになるか?
毎年、おばちゃん達の入魂のおやつに負けてた私ですので、今度こそ!
タグ:ゆべし
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2015年11月20日

収穫の初冬

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ほんとに1年の過ぎるのが早い。
ついこの間、やったと思った楮の刈り取りまで半月を切った。
頭の中は、人手の確保や、段取りでパンパンに膨らんでいる。
収穫作業というのは、人の手があってナンボだ。
自分がやってた頃も、刈り取りだけは応援を頼んだ。
刈り取ってから、なるべく早く蒸さないと乾いてしまってはNGだし、チカラが要る。
一方で紙漉もハイシーズンになるから、収穫作業だけやってると、あっという間に最適シーズンを逃してしまう
特に高知の海沿いの私は、ハイシーズンが短い。

最近いろんな人に「高知へ来て何年?」と聞かれる。
「23年」というと一様に驚かれるが(笑)自分的には子供も居ないので、その長さがピンと来ない。
子供が居たら、もう孫なんか居たりして、感慨深いものがあるのだろうが。。。
ずっと来高した頃と、さして変わり映えしてないので、数字だけって感じである。

収穫作業は一年に一度きり。
だから、「楮栽培」としての収穫はまだ15回目。
若山楮になってからは、たった7回目です。
自分と仲間だけでやっていた頃は、夜毎の宴会なんぞしながらで悠長なもんだった。
だからか?少しも進化しなかった(笑)
若山楮になってからは、地域の方を総動員するし、それこそ色んな人が来るし、小学校の体験も父兄同伴の親子授業となってきた。。。
つまり、100人以上が一斉に「仕事」するのである。
段取りが命なのである。
しかも、そこに楽しいとか感動がなくてはならないのである。
一大イベントです(笑)

若山楮になってから、色んな人が関わってくれて、他産地を見る機会も得られて、とても勉強になっている。
特に道具に関しては、毎年進化している。
昔のやり方になるべく近い所を目指しながらも。。
人は機械になれてしまっており、鎌を使う事も殆ど無いのが実情。
昨年から、高枝ハサミを使い始めて、その楽さ加減に唸っている。
剪定鋸も、楮の刈り取りなら従来の長いのはちょっとねえ。。と今日ホームセンターへ行けば。。
短い優秀そうなのが新発売されていた。

他にも道具は沢山必要で、新しい物もあれば昔からのを調達したり手入れしてというのもある。
基本、電気や石油を使わずにやれる道具達。
23年目の冬、だいぶ絞り込んできました。
今年、薪割りもやります。素晴らしい道具仕入れて来ましたよ。
おんちゃん達は薪暮らしの達人でもあります。
薪生活したい人には、コツやヒント一杯あると思う。
かくいう私も随分と習って来ました。

あとは人!!
是非是非、参加して欲しいです。

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2015年11月14日

楮の刈り取り体験

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12月9日は楮刈り取りの体験もやります。
蒸し剥ぎだけだと、どんな木なの?どこに生えてるの?という質問が必ず出て来ます。
この私も最初の年は間違えました(笑)
今では時速60キロで走る車からも瞬時に見分けつくのですが。。
ちょいちょいっと漉くだけの体験から、原料となる収穫作業である蒸し剥ぎまで遡ると次は現物を見たくなるのは本能です(笑)
と、いうわけで、今年は体験も設定しました。

夏に小学校が親子授業で入り、ご父兄さんが「おお、これが楮か!」と感心なさってるので
「そこら中にあります。国道脇や河原にも憎まれながら自生してます」と説明。
ほなら、流石です・・・
伐って持って来たら・・・って言い出したので、すかさず「買いますっ!買います!」と。
そうです。
若山楮は原木買い取りもしております。

その為にも伐り方、束ね方を覚えて欲しいのです。
9日のこの日は小学校が入りますが、ご父兄や一般の方々も是非に。
覚えて来年は荒れてる田畑や山からかり出してお持ち下さい。
田畑や山も綺麗になってお小遣いも入る!!

道具はこちらでご用意しますが、鉈やご自分の鎌持参大歓迎です。
自分で刈り取った楮で最後は卒業証書を漉く子供達と一緒にいかがですか?
posted by ハレハレ本舗 at 17:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 楮栽培復活事業