2016年06月23日

一番大事な月「水無月」

しばし、お米のことばかりでしたが、頭も身体も切り替えて、またも楮。
今年2回目の草刈りに入ってて、そろそろラストが見えてきた。
4反強あるのだが、畑は細々と分かれてて、それぞれに個性豊かであります。
難易度3だったのが、畑行くまでの田んぼを4年前に高齢の為辞めたのが・・・難易度2に昇格となった畑。
米作を辞めたら。。あっちゅうまに凄い草だらけとなり。
畑へ行くまでにまず歩く所(収穫時の運搬車が通れるように)の草刈りからやらないといけない。
P1020978.jpg

セイタカアワダチソウと蓬と萱のジャングルです。
草と言うより低木に近いこれら。
しかも距離がね・・長いの。
この背負い籠に燃料、水筒、カメラ、予備の草刈り刃、おやつを入れて背負って草刈りしていく。
一人だから、何度も歩いて取りに行くのは本当にロス。
道作りだけで、毎回2時間半。
P1020980.jpg


楮栽培に一緒にやってきた地主さんなので、言ってみた。
「あそこの田んぼに楮植えたらあかんかな?」
即答でした。
「だめ!!」
80後半なんで、もう田んぼもやらないのだが、それでも楮を植えるというと速攻でダメと。
楮と桑は1度植えたら潰しが効かないということです。
私も今の家の周辺では耕作放棄地に楮と言えば片っ端から断られた。
今春返還要求された所も確かに残った根から出ている。

重機なんてなかった時代にやってこられた世代。
ユンボで掘って、耕耘機で耕して、水張ったら・・・楮は生きながらえない。
判ってはいるけど、長い人生苦楽を共にしてきた田んぼに楮というのがどうしても嫌なのも判ります。
自分も田んぼやるまでは判ってなかった。
だから、それ以上は言わずにひたすら「道」草刈り。

なんだけど・・・・
近くに楮が居る訳でもないのに・・・・
既にかなりの楮が生え出してる。。。。。
P1020979.JPG


私が歩き回ると、そこに楮が生えるんよ。
冗談抜きに生えるんよ(笑)
残しちゃったら増える・・・・・。

楮は「ここええやんっ!」と自分で決めて育つんで。。。
押し付けたらいかん。
だけど勝手に生えて来たんだけど・・・。って言い訳するつもりで残しました。
高知の幡多地域ってこれなんですよ。
わざわざ移植しなくても己生えです。世話しないとダメですが。
posted by ハレハレ本舗 at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年06月21日

いろんな世代

高知大学の地域協働学部という新しいカテゴリーの取り組みが始まってます。
今日は二組目の視察でした。
FBにもアップしたので、以下同文となります。
私自身、何が起こっていくのか?
どうなっていくのか?
まあ、とにかく始めてみようというのは・・・・
そもそもの若山楮の8年前の立ち上がりと今回も同じです。
やっぱり興奮してますが(笑)
続ける中で育つし、育てていきたいと思います。
FBで見た人は重複しますが(笑)
若山楮は次へのステップを確実に歩んでいます。


写真どころじゃなかったです。写真あれば良かったとも思うけど。「取材」の立場というより
一緒にやってる現場が好きなので、写真ないです。その内誰かがアップするかな(笑)

予報はかなりの雨、雷だったんだけど。。。
随分前から楮畑のお世話を頑張る子供達に
「大学生来るから、先生してね、厳しく教えてね」って言ってあった
一回目のときは雨でできず。
本日2回目もかなり諦めてたのに。。
青空出ちゃったよ。
子供達、大学生という、集落にはいない世代のお兄さん、お姉さんと一緒にやれると張り切ってたそうな。
一緒にやりたいという子供達の想いが雨退けたかのようでした。
引退して、楮栽培をなさってる元校長先生までお越しに。
子供達の手には大人が使う本物の剪定鋏が!
「大学生のみんなは、太くて採れないのは子供達のを借りて下さい」
コンビになっての総勢36人かな?数える暇もなかったです。
1時間という枠内で2反の楮の芽掻き終了しちゃった。。。
大学生はこの後来るのは11月。
子供達は来週も。
今日芽掻きしても来週もたんまり出るので、子供達に頑張ってもらいますからねと。
こんなに丁寧で大所帯で世話されてる楮って他にもあるかなあ。
「こんなこといつもやってるんですか?」に。
会長が「いつもはこの人一人だよ」って私を叩く。
「実際、手が無いから・・やれてません」と私。
高知は「芽掻き」という作業をしないので
大学の先生の田中君が
「これやってるのは、高知ではここだけです」と補足。
番頭もバスでガイドしてるし。
私喋る必要なし。
メンツが揃い過ぎ(笑)
芽掻きを高知はなんでやらないのですか?の質問には・・・・。
実は未だに理由が判らない私なんで。。
「多分暑すぎる高知なんで県民性でしょう」と答えました。
爆笑されました。
やってらんない・・だろうなと推測。
それにしても、大学生と小学生とても話が弾んでましたね。
子供大好きな会長も凄くうれしそうでした。
柚子を一人で頑張ってる会長も「柚子作業にも是非!」のアピール
収穫作業に大勢の色んな世代が一緒する楽しさに目覚めつつあります
食部のお弁当も頑張って下さいました。
地元食材ですから。
日頃コンビニ弁当ばかりなので、嬉しいですという大人も。
前回はお代わり3杯したのが居て。。。
今回ご飯50グラム増やしたと。
だけど、ご飯炊けました!にお代わり行列。
若い人の食いっぷりをリアルに見れて、おばちゃん達びっくり。
こういうことも、日頃年寄りしか居ないと判らない。
そして誰もが立派な楮農家の専門用語で会話してる。
8年前には想像もできんかった光景が目の前で。。。
狐に化かされてるんじゃないかとさえ思った。
ここから一枚の和紙がふわりと彼らの手に舞い降りる瞬間がやってくるかと思うと、ちょっと興奮しますね。
大事なことは、ほっといても引き継がれていくんだなあ。
残り2反の芽掻き、一人でも消化できそうになってきた。
私も頑張るぞと思えた。
今年の若山楮は更に極上です。
posted by ハレハレ本舗 at 19:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 楮栽培復活事業

2016年06月19日

赤楮

梅雨も中盤です。
赤楮と書いて「あかそ」と呼びます。

P1020965.jpg


梅雨の晴れ間を狙って草刈りが続いてます。
一昨年から年末年始の収穫作業に手弁当で通い続けてきた「番頭」。
めでたく、この春から黒潮町民に。
念願の(?)楮畑の草刈りに週末の休みを投入してくれてます。

幡多地方の楮は赤楮1種が殆どですが、たまに東の地域で栽培されてる、もう1種の赤楮が居ます。
畑へ移植の際に間違えて2本程植えてしまいました。
生命力が旺盛で、気がついて抜こうにも、繁殖する。
成長ぶりも、こちらの楮より断然早く太い!
5月頭に芽出しして、既にこんなに差がついてます。(写真中央の奥の背の高いの)
ただし重たいのか・・・株元の枝部分が歪曲して全体的に傘状に広がる傾向。
かたや幡多の楮はまっすぐ天に向かって姿勢も良いです。

梅雨時にどれだけ手を入れられるかが大事。
幸い、そんなに蒸し暑くもなく作業は順調に進んでいます。
何よりも若い番頭が一緒だと楽しいのです。
タグ:赤楮
posted by ハレハレ本舗 at 14:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 楮栽培復活事業

2016年06月10日

6年目

お田植え始まって1週間。
なんやかんやと、間に挟まるので遅々として進まない。
今年叩いてもらった所は正味1日あれば終わった。
早かった、楽チンだった。だけど平日で自分だけが堪能したの、勿体ないな。
以前はここ、楮のおがら棒で穴開けながらの1本植えでした。4日くらいかかってた。
当時やってくれた皆に今年違いを知ってほしかったなあ。唄唱えそうだったよ〜。
昨年から、なんせ40センチ間隔という破格のサイズなので早いのだ。
P1020957.JPG

この田植えの準備からの色々をやってて「来年」の段取りを真剣に考える。
なんせ趣味で道楽の田んぼなんで、本業の方みたいに「今月は田んぼあるから無理!」なんて言えない。
だけどね、趣味だろうが道楽だろうが来年からは私も「今月は田んぼなんで無理!」と言う、絶対言う!

楮の草刈りも実は6月が最重要。
草の伸び方もあるが、鹿が出没するのも6月なので。
気が気じゃないのだよ。
だからこそ、田んぼを段取り良く終わらせるべし。

色んな人に色々聞いてはぶれまくった6年間。
今年、叩いてもらった一枚の田植えと耕さずに一年中水を張りっぱなしの冬期湛水の2枚の田植え。
しかもその2枚は一昨年から赤浮草が繁茂しちゃって良いのか悪いのか判らんなってる(笑)
P1020961.jpg

昨日からその「血の池地獄」と呼んでる一枚に植え始める。
冬期湛水は寒い地方のやり方なんじゃないかと言われたり、私もそうなんじゃないかと思って。。
一昨年の稲刈りで水が抜けずに困った事もあって、今年は2週間前の除草から、水を抜きっぱなしに。
ほなら赤浮草が流れ去って、いつもの水面下が見える様になった。
一切の草がないっ!!
しかもスタスタ歩ける固い地面の上に20センチ以上のトロトロの層が形成されてるではないか。。。
このトロトロが欲しくて、最初の年なんか紙漉場の側溝に居るイトミミズを拾って田んぼへ入れたくらい(笑)
つまり有機物である。
なので固い地面に刺さなくてもふわっと稲を置くだけ。
P1020960.JPG

実は今年でこの田んぼ終わる予定だった・・・・。
なのにね、今年過去最高の状態。
ここへ来るまでに6年かかってる。やっと本で読んだ事、色んな人の話に合点が行き始めたのに。。。
また最初からやるのか?
ちょっと考えます。
どんだけお金つぎ込んでるンや(笑)
片道25分なんでガソリン代だって馬鹿にならんのよ。わはは。

もし、今年これが全部実ったら。。。
はざかけの竹どうしようとか思っちゃうけど(笑)
まだまだ先は長いから油断せぬように一歩づつね。
昨日は、そもそも最初の年から一緒にやってきた友達が来てくれた。
来てくれたってだけで嬉しく、色々話すことでここんとこの疲れも吹っ飛んだ。
明日もお手伝いあり。
そろそろフィニッシュが近いかな。
近年稀に見る早い田植えとなりそうです。

タグ:冬期湛水
posted by ハレハレ本舗 at 20:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 田んぼ

2016年06月07日

お初っ!!

長太、初めての洋服。
P1020955.jpg

作ってくれたのは、楮などでお世話になってる佐賀北部の地域支援員の碇さん。
ワンコのお洋服やグッズを作るのが好きで、この5月の手仕事市ではお店デビューもされました。

長太に出逢うまでは「犬に洋服なんて何考えてるん?」と思ってた。
ところが、短毛の長太は冬の出店に付き合うときはガタガタ震えるし
真夏は黒いので、直射日光が苦手だし。ブヨの攻撃もある。
小さい犬の場合は洋服必要なこと結構あると知った。
他所の家行くとき、抜け毛防止にも役立つとか。

つくっちゃる!!とサイズを測り。。。
本日頂きました。

結構蒸して来たのに、リバーシブルのこれずっと着たまま嫌がりもしません。
見てると、かなり気に入ってるようです(笑)
P1020956.JPG

背中の文字と横線は夜になると光るそうです!
この間暗くなって山で迷子になったことがあったと話したので
「長太黒いからわからんもんねえ」と迷子時の為にもと。

「どうやっ背中の文字が見えぬかっ!僕は長太だぞっ!」であります。
ありがとう碇さん。
かなり気に入ってるよ!
posted by ハレハレ本舗 at 18:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 長太

2016年06月04日

黄蜀葵

P1020951.jpg


「掘る」作業が大嫌いな私です。
引き抜ける大根とかなら作るけど、鍬使って「掘る」根菜類が大嫌い。
なんかトラウマでもあるのかな。
紙漉になくてはならないネリの「黄蜀葵」も掘らないと収穫出来ない。
最初の頃は頑張ってたけど、そもそも岩盤質の高知なんで根っこが限りなく小さく、横へ横へ伸びるから。。。
掘るの半端ななく大変でして。
今では、そこら中に種が勝手に飛んでの野良生え状態なのを種取りしてるだけの数年でした。
使う黄蜀葵は契約栽培のを買ってきましたが。。。
ここ数年、もう使い物にならんのしか回って来ない。
事情聞きたい気もするけど、大体察しがつくので。
自分で作るしかない時期に来た。

掘るの嫌いだから耕すのも嫌い(笑)
それでも太い根っこが欲しい。

不耕起でやってた野菜畑で、野菜辞めて黄蜀葵。
まず、楮の蒸し剥ぎで大量に出る外皮の塵敷き詰めて、そこに種まく。
ついで、更に草抑えの為に籾殻を撒く。
更に自分の無農薬藁を敷き詰める。
草に負けない為だけど、塵も籾殻も藁も有機肥料になっていく・・・・はず。
こんだけサンドイッチしたら、地面よりかなり高い位置になるはず。
しかし、不安だった。。これ突き破って芽出すのかな?と。
しかも、ここ数年、夏の猛暑前までは低温です。
今日だって薪ストーブつけても大丈夫な朝夕。
黄蜀葵の条件的には厳しいのであります。

ほならね、やっと数個芽だし確認できました。
今年は雨が多くて、野良生えは既にこんな状態。
P1020950.jpg

どれも好んで出る所は半日陰です。
野生化したのを観察しながら擬似的な環境作るのが良いな。

本場の関東地方では更に土寄せするらしい。
掘るの嫌いですから、私別の作戦考えてます。
嫌いなことやったら、続かないから(笑)
続かない事やったら、辞めてしまうから(笑)
コレ大事、意外と大事。
またその後書きますね。
posted by ハレハレ本舗 at 20:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記