2017年05月16日

田んぼスタート

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2010年から始まった熟女田んぼ。
今年7年目。
3人の熟女を中心に応援も女ばかりでスタートした。
「肥料は熟女の生足」(笑)
この7年の変遷は「田んぼ」のカテゴリーを見て下さい。
今年、一寸した行き違いから慣行農法でやってます。
ずっと耕さない、無肥料、ノーケミカルでやってきたのですが、今年思いっきり耕して貰いました。
そもそも田んぼの「いろは」も知らないど素人だったので、周囲が見てて呆れてた。
なのに頭でっかち、口ばかり。
しかも後半は、たった一人になっての8畝。

耕さない自然農の師匠が言ってた。
地力があるから肥料入れてた所ならそれも効いてるから最初の2年くらいは採れる。
がだんだん採れなくなってもはやダメだ!となるのが6年目くらい。
そこで殆ど人は諦めて耕してしまうと。
見事にこの路線を行ってしまったです。
私じゃなくて周りが我慢出来んかった。
無理もないと思います。
実際収穫出来てなかったこの2年間。問答無用です(笑)
努力足りなかったからねえ。


ほんまに色々あったなあ。
今回叩いてもらって思う事は大量です。
偉そうな事は収穫出来てからと思います。

5年前から、ただ草刈るのも疲れてさりとて田んぼには出来得ない、ぬかるんだ2畝に友人から貰った真菰を植えて草刈りから解放された5年目の真菰が素晴らしく育ちました。
今日2度目の水張りした隣接する田んぼに映る真菰。
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数時間で満水に溜められる様になっただけでもこの7年の学びはあったかなと思う。
田んぼは、畑と決定的に違うのが。。。
土木だということ。
地面の高低差を見極めていかに水を張るか?
不耕起でやってきたので、有る程度の高低差を維持してたのが耕す事で、もろに出た水平(笑)
高い所の土を平らになるまで動かすこと半日。
これをして代掻き?
無理だなあ〜。やっぱり牛が必要だよって凄く思った。
高くなってる所から一瞬で稗が生えますからね。。必死です。
トロトロの泥を最初は力づくでやってたけど、最後は水の動きと泥の馴染み方にはまって。。。
「泥パックや〜ん」で凸凹ながらに終了。

水を入れたり出したり。。。
出る先に居る真菰達にも少しでも水をと。
真菰畑の中に溝掘る。
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子供の頃砂浜で砂でお城作って海水を汲んで来てお堀を作ったこと思い出した。
必要な所には水!だけど城を崩してはいけない!
これ田んぼと同じだね。
土木工事と治水。

3日程このまんまだそうです。
次は畦塗りだそうです。。

7年耕さず、冬期湛水で水張りっぱなし、赤浮草増えた田んぼを返す為に元道理にしながらの今年の田んぼ。
これはこれで学ぶ事一杯です。

posted by ハレハレ本舗 at 19:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 田んぼ

2017年05月09日

夜の工房初公開

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出るのが遅くなって、しかもザンザン降りで夕方暗くなって来た。
軽トラのみで何往復してるんだろう?な量です。
本日はバケツ類。
どんだけあるかねえ、バケツ!!
外にはもっとでかいのが幾つも。
これらは移動紙漉きと、ビーターが無かった頃に、いの町の紙業試験場にあるビーターを借りて作業する為に
バケツにこじゃんと紙料を入れて走った名残です。
今日だいぶ整理したけど、こんなにあるある(笑)
業務用冷蔵庫をとっくに辞めてるので、作りおきもしないから、まだ減らせるんだなあと。

電気代をとことん削る方向で行きます。限りなく維持費がない若山楮。
基本お天道さんが居る間に仕事。
だから北向きの屋根に明かり取りも作って貰った。
真っ暗になっての工房は今日が初めて。
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おいよ!!
スポットライトの威力が凄い。
真夏は夜に漉いた方が気温も下がるし、マイナスイオンたっぷりとか友人が言ったけど。。
殆ど外に近い今までの工房は、蚊が凄くて電気つけたら虫がバラバラ落ちるしで、やれなかった。
昼光色ってのにしてもらったけど、凄いなあ。

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今日の一番の作業は華奢な桁を納める事。
うっかりなんかあったら、取り返しがつかない一番大事な道具です。
早く早く安全な場所へと焦ってました。
壁面に棚受けを取り付けて、ひとまず確保。
本当にホッとした〜。
二三判、泉貨紙、変形サイズ、今期からの美濃傘判、暦で使う小判。
他にもあったけど、使わない桁は道具屋さんに進呈しました。
この他に障子紙と便箋の桁が上がって来ます。

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次いで繊細な簀。
これも早く高い所へ定めたかったです。
今までの工房では雨漏り激しく母屋の安全な所に居ました。
が・・・ネズミの被害が恐かった。
かじるんですよ、今となってはなかなか手に入らない貴重な竹ひごかじるんですよ。。。
無惨なのを道具屋さんで見せて貰ってたので、とにかく湿気NG.
今回薪ストーブ導入は人間がホコホコするだけではなくて、道具類の湿度調整という理由もあります。
道具を作る方が本当に居なくなって来てます。
大事にしないと困るのは紙漉きですね。。。

今の家の納屋にあったむか〜しの背負子に鎮座。
私これで生まれて初めて山で楮を伐って運んだんですね。
背中が痛かったから、家中の古布で三つ編みしてグルグル巻きにしました。
今となってはこんなこと、よーやりません。
自分の子供の頃の帯揚げまで使ったのが懐かしく、煤けてるけど捨てられなかった一品。

写真撮ってすぐに電気消したんですが(笑)
夜はBARでもできそうなライトアップですね〜。
勉強会、ワークショップとして夜間営業もできるかもね。。。

ひとまず、なんとか紙漉体験できる配置となりました。
どんなドラマが生まれるんだろうね?
何よりも早く漉きたくて疼いてます。
posted by ハレハレ本舗 at 20:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 若山楮工房@黒潮町

2017年05月08日

道具搬入

3月27日に建築検査を終えてたからが怒濤。
奥の山から採取して来た三椏や楮のリミットが来てて、刈り取って準備してあったので、竃の試運転を兼ねての
蒸し剥ぎを強行した。
やっぱり3月末はあかんよ〜。その後の乾燥時に雨、また雨でかなりのロス。
加えて竃の火力問題やら蒸し桶の上がり具合やら問題勃発。

建築中の写真です。
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ほぼ運び終えた本日
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漉き場
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原料置き場の屋根裏
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試運転して問題をクリアーしつつある平釜と羽釜のおくどさん。
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問題勃発で引越騒動の最中に出なくなった山水問題。
頭溶ける程に皆考えて、そういう苦労をクリアーした仙人みたいな移住者にお逢いしたりで。
番頭のじいちゃんの記憶が頼りになったりで。
結局問題をクリアーしてくれた人が未だに誰だか判らんまんまで。
ここまで来ると神懸かり過ぎて・・・・。
紆余曲折ありまくりで、今の所滔々と出てますが。。
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見に来た人がやっぱり気になる玄関のドアの取手は・・・。
この3年近く古い家を改修してやっとこの春移住して来た鉄の作家の「ツヨニー」に頼んで作ってもらった。
「WAKAYAMA KOZO 2017」と刻印してもらってます。
この工房は「佐賀橘川」ツヨニーが移住して来たのは「大方橘川」
私は自分の田んぼが「大方橘川」なんです。
平成の大合併で町内に同じ橘川。なので「佐賀」と「大方」が上につかないとややこしいと(笑)
つくづくご縁だと思ったんですね、今回。
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検査が終わらないと手も足も出なかったんで・・・・。
終ってからが怒濤でした。
20年以上ずっと同じ工房で増やすに任せてた道具類。
中でも重量級のビーターは麻やさとうきびの為に小さいけど半端ない重さでして・・・。
協議会の男衆や助っ人達の男衆や重機扱える人やなんやらの大騒動になりました。
日頃からどんだけみんなにお世話になってるのかを痛感する騒動になりました。
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もし幌馬車トニーにしてなかったら、この家の坂道さえも危なかった。
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もうダメかな?って思うと奇跡の若山楮ですから(笑)
あり得ないことが魔法の様に展開します。
それがそれぞれの「次」に繋がってるから凄いなあ・・・。
凄過ぎて自分の役割忘れそうで・・・

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工房の前は地主さんの一人である方の栗林。
向こうは植林のやまですが手が良く入ってます。
この山の麓にも三椏群生。
この眺めだけでも素晴らしい。
この隣の耕作放棄地で、トロロアオイと自給分の野菜と米と真菰を考えてます。
川に丸太置いたら「歩いて渡れば」全部となります。

ということで派手なお披露目は予算がないのでできませんが。。。
何やら企てようとは思います。


posted by ハレハレ本舗 at 21:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 若山楮工房@黒潮町