2017年05月09日

夜の工房初公開

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出るのが遅くなって、しかもザンザン降りで夕方暗くなって来た。
軽トラのみで何往復してるんだろう?な量です。
本日はバケツ類。
どんだけあるかねえ、バケツ!!
外にはもっとでかいのが幾つも。
これらは移動紙漉きと、ビーターが無かった頃に、いの町の紙業試験場にあるビーターを借りて作業する為に
バケツにこじゃんと紙料を入れて走った名残です。
今日だいぶ整理したけど、こんなにあるある(笑)
業務用冷蔵庫をとっくに辞めてるので、作りおきもしないから、まだ減らせるんだなあと。

電気代をとことん削る方向で行きます。限りなく維持費がない若山楮。
基本お天道さんが居る間に仕事。
だから北向きの屋根に明かり取りも作って貰った。
真っ暗になっての工房は今日が初めて。
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おいよ!!
スポットライトの威力が凄い。
真夏は夜に漉いた方が気温も下がるし、マイナスイオンたっぷりとか友人が言ったけど。。
殆ど外に近い今までの工房は、蚊が凄くて電気つけたら虫がバラバラ落ちるしで、やれなかった。
昼光色ってのにしてもらったけど、凄いなあ。

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今日の一番の作業は華奢な桁を納める事。
うっかりなんかあったら、取り返しがつかない一番大事な道具です。
早く早く安全な場所へと焦ってました。
壁面に棚受けを取り付けて、ひとまず確保。
本当にホッとした〜。
二三判、泉貨紙、変形サイズ、今期からの美濃傘判、暦で使う小判。
他にもあったけど、使わない桁は道具屋さんに進呈しました。
この他に障子紙と便箋の桁が上がって来ます。

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次いで繊細な簀。
これも早く高い所へ定めたかったです。
今までの工房では雨漏り激しく母屋の安全な所に居ました。
が・・・ネズミの被害が恐かった。
かじるんですよ、今となってはなかなか手に入らない貴重な竹ひごかじるんですよ。。。
無惨なのを道具屋さんで見せて貰ってたので、とにかく湿気NG.
今回薪ストーブ導入は人間がホコホコするだけではなくて、道具類の湿度調整という理由もあります。
道具を作る方が本当に居なくなって来てます。
大事にしないと困るのは紙漉きですね。。。

今の家の納屋にあったむか〜しの背負子に鎮座。
私これで生まれて初めて山で楮を伐って運んだんですね。
背中が痛かったから、家中の古布で三つ編みしてグルグル巻きにしました。
今となってはこんなこと、よーやりません。
自分の子供の頃の帯揚げまで使ったのが懐かしく、煤けてるけど捨てられなかった一品。

写真撮ってすぐに電気消したんですが(笑)
夜はBARでもできそうなライトアップですね〜。
勉強会、ワークショップとして夜間営業もできるかもね。。。

ひとまず、なんとか紙漉体験できる配置となりました。
どんなドラマが生まれるんだろうね?
何よりも早く漉きたくて疼いてます。
posted by ハレハレ本舗 at 20:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 若山楮工房@黒潮町