2017年07月18日

芽掻き

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高知の楮栽培は「芽掻き」ということをしない。
その理由は色々とあると思う。
高温多湿であること。
収穫時期に雪で埋もれない事。
品種の違いもあるのだとは思うけど、世話する人達の環境も違う。

高温多湿なので、芽掻きした所が、傷になる可能性。
収穫時期に雪が無い、もしくは少ないから、脇枝を払うという作業も苦にならない。
以前大雪が降ったとき、この枝打ち作業で身も凍るようなこと経験して・・・・。
雪国でこんなこと「やってんられんねえ!」って思った。

こういうことが、地域に寄っての違いがあると思う。
次いで品種の違い。
小学校ができれば毎週畑へ入るので「芽掻き」をやってもらってる。
案配良く、ずっとできれば最高に良いのができるが。。。

5月ぐらいから始めた芽掻き。
若山楮という品種は、取れば取る程、出る!
結果横へ拡がる!


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今日先生が「入れないくらいのジャングルだ!」と(笑)


一方の全く手が廻らす草刈りのみのネイティブ自生楮。
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まあ脇枝は出てますが、株の中で数本のみ。
あとはひたすら上へ伸びてます。

芽掻きの意味を今一度考えて、自然に育つのを見て。。。
そろそろ、やるの辞めようかなって思います。
高知の高温多湿、手がない中でのやりかたとしてのひとつの選択かも。
ここ8年程のそろそろの結果かな。


問題は・・・・。
鉄柵の切れ目での鹿の食害とか、フクラスズメの毛虫の食害とか人為的な伐採による株の伸び悩み。
3年目でも被害を受けなかった株との差は明らかです。
トラウマを越えるのに何年かかるんだろう?
生き延びる為に横へ拡がる・・・・。

一度でも鹿に食われたら、出る事は出るけど、細く、短い。
怖々と芽を出して様子を伺いながら伸びます。
大丈夫だよ!って声かけた人間が細いから伐るって!更に追い打ちかけた所は実に切ない。

楮から教えられることって一杯あります。
posted by ハレハレ本舗 at 20:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 楮栽培復活事業