2017年11月29日

ハレハレ暦「七十二候暦 2018」開始

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お待たせしました。
今年もスタートです。はい、まだまだ鋭意製作中です。
受付開始します。

今年は表紙に凝ってますので、なるべく早くお届けして飾って頂きたいものです。

無薬品(楮栽培から無農薬、無肥料)で、手漉きの紙。
天日板干し、染めも土、草木染め。(金属媒染なし)
一枚一枚、手描き。
新月満月の印入り。
二ヶ月で1枚の6枚綴り、その月にある七十二候を抜粋して書いてます。

お値段 ¥5000
      消費税、送料、振り込み手数料込みです。

ご注文は下記へ(電話受付はしてません)

     ご住所、電話番号、お名前、部数を明記してお願いいたします。
nakajima@hale-hale.com
FAX 0880-43-0065

発送は順次です。
在庫無くなり次第終了とさせて頂きます。

posted by ハレハレ本舗 at 11:16| Comment(0) | TrackBack(0) | ネットショップ!!

2017年11月11日

「木の文化賞」を頂きました

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今夏、移動紙漉き体験をさせて頂いた土佐山の「甫喜ケ峰森林公園」にて授与式へ。
ご縁が深くなってきたなあと。
他にも色々と深いご縁が有る所となってきてて、度々足を運ぶ度にサプライズ!

「木の文化賞」の概要。
高知県は森林率が84%。
高知県木の文化構想とは、人と木の共生を基本理念とする他県にない県土作りを行おうとするものです。
そういった木の文化を培うため、「木を育てる」「木に親しむ」「木を活かす」の三つの視点から取り組みを進めています。
資料の写真。
他の受賞者のは厳かな写真なのに、若山楮は作業完成後の「弾け写真」って。。。
異色感満載(笑)


その中で「木の文化を実践してる人達の部」で頂きました。
推薦文には、活動を拡げてもらいたい。とあります。
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楮栽培においては全国トップであろうかという高知県に於いて。
若山楮はまだ10年足らず。
地域の人達や途絶える前を知ってる長老達と、行政がテコ入れを続けてくれて
町外はもとより県外からのリピーターを受け入れてのヨチヨチ歩きの若山楮。
「続けなさいよ!!辞めたらいかん!」という表彰だったと思います。

昭和30年代に楮の品評会で表彰されて、賞状持ってる、おんちゃん達。
今回のはスタートとしてエールを貰ったので、次は本当に「若山楮」は良いというお墨付きを皆と頑張らないとね。
なんぼ良い楮が生えてても、地域力が、人の手が誇りを持って動かないとダメなんだと思ってる。

そして、次世代へ繋ぐということが本当に大事。
私が生きてる間なんか、あっちゅうまですからね。
早く着いたので公園を散策。
650bある展望台にて。
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日頃から無理難題の若山楮を担当してくれてる役場の青木さん、今回の受賞の決め手となった(笑)自称後継者の番頭、佐賀北部の会長の大石さん。
吹き飛ばされそうな高台で滅多にみることないスーツ姿!
こんなハレな場もたまには良いもんです。
そして、日頃から本当に無茶苦茶やらかして、すんません!
感謝感謝の3人です。

楮は山の中ではなくて、人里に群生します。
人の声、足音に敏感だからこそ、関わるとハマる人が出て来る。

ある意味、伝統的楮産地の高知にあって、こんなもん頂くということは・・・
逃げも隠れもできんなったと。

で、タマタマですが(笑)
明日黒潮町まるごと産業祭で「ミニ蒸し剥ぎ」しますねん。
こちらもどうぞ宜しくです。
posted by ハレハレ本舗 at 19:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 楮栽培復活事業

2017年11月05日

海と山

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連続週末台風もやり過ごして、見事な秋晴れが続いてます。
今日、工房でお昼をしてると、地元ケーブルの友人がひょっこりとやってきた。
「秋の動画になるのを捜してる」って。
私ここへ移住して来て最初の年に思ったんが。。
「秋がないで〜」だった。(笑)
見つかったなあ?幡多の秋・・・・。

昨日から佐賀北部の9地区のひとつの集落である「中の川」で自生楮を伐採してて・・・。
私らがうろついて楮採ってるなんてことは、一晩で知れ渡ってるだろうなあって思ってたら。。
案の定、毎年「へぐり」に来てくれる、ゴッドマザーシスターが当然の様に、田舎寿司どっちゃっり差し入れ。
若山楮の原動力のひとつに、この皿鉢の寿司がふるまいってことがあります。
これが来るのが中の川の底力。
元気な過疎にはカリスマゴッドマザーありき。
「昨日、あんたらが楮採ってるってよ〜ってよ、今朝行けば渡せると思ったからね〜、採るならもっとええとこあるで〜」
いやまあ、中の川集落は全体に手が行き届いてて良質な楮がごっそり。
来年から、この集落の山を得て自伐林業を始めた石井君に楮栽培第3号になってもらうべく、伐採。


私の家は海から3`奥。
5分足らずで国道へ出て、西南地方でも珍しいロングビーチに突き当たる。
其処から海を眺めながら、新しい工房へ40分。
工房は国道から500b。
さりとて、楮の「仕事場」はどこも山の中。
今日は石井君の山へも行けた。
手作りの作業道を3人でテクテクと。
説明を聞きながら、楽しそうな石井君と番頭。
山はええねえ。私も基本は山なんだろうなあって再確認。
長太は大喜びで山の中探検。
今年は日曜日は全部作業になってるけど、長太久し振りに嬉しい山の中。
一昨日までは生家の海三昧だったので、犬としては恵まれた犬生かもね(笑)


日が短くなって5時には日が暮れる。
帰りの海沿いの美しい事!
晴れ渡り、足摺まで見える砂浜の波打ち際はオーロラ色。

山から降りて海沿いをドライブして山の中に入る仕事&暮らし。
帰宅後、薪で風呂沸かして、ストーブつけて、湯たんぽ作って長太はもう布団。
幸せやん。
posted by ハレハレ本舗 at 19:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記