2017年12月05日

トップバッターの卒業証書は拳ノ川小学校

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毎年の暖冬というか旧暦的には今は未だ11月頭。
楮は青々しており、落葉せず。
なので、楮の刈り取り作業を今回からひと月ずらした若山楮です。
高知県下の楮農家はどこも1月後半になって久しく、「え?もう刈り取り?」って言われてた数年。

旧暦とかそう言う事でずらす事が難しい事沢山有る中の、卒業証書であります。
一年間畑に通い続けて、全部の工程を地元の方と一緒にやってる若山楮本拠地の小学校である拳ノ川小学校。
出来る事なら「順番に」全ての工程をやらせてあげたい。
これが、今回から難しく。
畑の楮はまだ葉っぱ青々なれど、今日一足早く「卒業証書」を漉きました。

まずは「塵取り」
校長先生も仰ってたけど「子供達は本当に丁寧にやりますね」と。
指先が小さいのが羨ましい(笑)

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続いて「打開」
昨年まで3年生から畑から全部やってたので、今年の5年生も既に経験済で呑み込み早い。

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校章の透かしも綺麗にできました。

昨年まで受け入れられる工房がなくて、道具を積み込んで学校の理科室とか美術室などで漉いていたです。
通い慣れた学校で漉く事も大事な事と。

今日、春に完成した「紙漉場」で初めてやるのは、どうなんだろうか?とドキドキなのは私。

紙を漉く為の作業場へ子供達が来て、やってると・・・
舟の中を思いっきり「混ぜる!」とか
水が飛び散っても構わん!とか。
そういう反応がとても嬉しく、伸び伸びとやってる!

工房を設計してくれた人は若山の人なんよ〜と言うと・・・
「あ、知ってる!お父さんと同級生やよ!」と工房を眺めてる。
意外な展開に私も嬉しい。

昨日、工房の薪ストーブ試運転。
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お隣の四万十町の「井上ストーブ」です。
自宅のキッチュな時計型しか知らない長太は、コレがストーブと判るまで動きが可笑しかった。
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やっと「暖かい奴だ」と判って座る距離が自宅のそれより遠い(笑)

子供達には「触ったらダメ」としつこく。
今日の子達は大丈夫なので、ガード無し。
3時間近くの体験で、終ると皆ストーブのガラス窓の前に座り込んでた・・・。
車で待機の長太にも気がついて「長太〜ちょうた〜」
霙混じりの寒い一日。震えて出て来て、全員薪ストーブの前に。

しこたま冷たい山水をかき回し、燃える様子が見える薪ストーブの前で長太撫で回し。
教室ではできえんことが、できた感。

「明日はこれ私干すからね」と言うと・・・
明日も来たい!って。。

工房という空間、仕事の空間。
間違いなかったかもと思えた今日。
posted by ハレハレ本舗 at 20:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 卒業証書