2018年04月27日

ど〜んと来い、冬!!

P1040160.JPG


このひと月、楮畑の日照を遮り風通しを悪くしてる樫の大木を伐ってもらったり
楮が生えてる耕作放棄地の開墾や、工房前に山裾から突き出す様に生えてる楮の大木を伐ってもらったり。
それらを、運んで枝葉を燃やし、玉切り、割って、新しい棚を作って貰い、やっと積上った薪。
ひと月だけど、主に週末に集中してやってきた。
ほぼ3人とお助け1人でした。

毎度思うのは、積上った薪って美しい。
P1040161.jpg


昨年は1年以上放置された木(杉、檜が多かった)を手斧で割った・・・。
今年は若山楮の工房の備品の薪割り機ジュニアー君がいよいよ本稼働。
昨秋、台湾カエデという超難儀で、拗じくれの株元の巨大なのを割りまくってるので、既に軸が少々曲がってますが(笑)
今回は、樫、椎、黄櫨、槙、杉、楮という真っ直ぐで割りやすく薪には最高の広葉樹が殆ど。
立って割る式のジュニアー君。
エンジン式で、直径50aでも楽々。(持ち上げるのは重たいけど・・)
しかもこんな風にケーキカットみたいに4つ割りとかできちゃう。
P1040153.jpg

とても優秀で、私でも楽々です。
ちなみにレンタルしてます。
ご連絡下さい。
nakajima@hale-hale.com

年間通じて楮を煮る、収穫作業である蒸し剥ぎでは25釜くらい焚くし、昨年から工房は薪ストーブで
2ヶ月間毎日朝から夕方まで焚くので、半端ない薪の消費量。
加えて私や、手伝ってくれる友人達の家の薪ストーブ分も。
これで、大体消化しちゃうのです。
わざわざ薪の為に伐ったのではなくて、掃除で出る、開墾で出る。
だから、杉や檜じゃなくて、主に広葉樹となる。
貰ってくれてありがとうって言われる。
人件費考えると高いけど(笑)

やりすぎ注意ってことで、一人のときは1時間やったら休憩。
休憩時に、本をめくる。
今読んでるのは、漆工芸家の方の本。
P1040158.jpg

外では塵も積もれば的な肉体労働。
今自分が何やってるんだか不安になってくると、本をめくり・・・。
外の仕事が気になり出すと閉じて、再開。
ネットやテレビじゃ、こうはならない。
「何やってるんだ〜?自分」という私に付き合ってくれてる本。

昨春完成した工房をこの一年、稼働させる事、動線など実質的なことに追われまくってた。
収穫作業も無事こなした工房2年目は、此処から産まれる紙についてやっと頭が行く様になり
過ごす時間の在り方に気が回る様になってきた。
動と静。
大所帯と独り。

長年の頭痛かった薪問題はこの工房周辺で調達出来る事が、それもうっかりすると半端ない量であることが
判ってきて、頭の中の「今年の薪どうしよう」スペースは必要なくなった。
山菜採りみたいに「ちょっと足らんね、あそこの木伐って来よう」で済む。
これは実に有り難いこと。
空いた頭のスペースも有効に使わなくちゃね。

posted by ハレハレ本舗 at 06:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年04月08日

春仕事

P1040130.jpg


前回のブログが「へぐり」作業だったから、激寒だったはず。
それから、怒濤の出荷までの作業を終えたら3月末になっててバタバタしてるうちに暑いとなってきた。
毎年そうなんだけど、楮を増やすのに移植作業に取りかかるので、焦る。
諸事情あって・・・
一気に増やすには、既に大木になってる群生地を開墾するしか無い。
というわけで、昨年から決めてた工房前の「御神木」と呼んでる楮の大木を何本も伐ってもらった。
中でもこの楮は美しく、なんとも言えん気持ちになったが。。
伐れば根元からわんさか出るのである、10年どころじゃない樹齢だと思うが「若返り」して頂いて
また子を沢山産んでね!と。

P1040133.JPG

ここ数年何度も通ってるのに、つい先日気がついた群生地。
田んぼ辞めた耕作放棄地に何本も。
川に面した崖には「ウラジロ樫」の大木も。
もっと極太になってる別の畑の大木も伐ってもらった。
P1040134.jpg


風通しを悪くしてる、日照を遮ってるという大木を伐ることができたのは
黒潮町に初の自伐林業を目指して移住して来た、いっしーが昨年からメンバーになってくれたからこそ!

1週間くらいかかって伐り出して、太い所は薪に。
山積みとなった枝葉は工房の土地の数倍にも及ぶ地面を占拠。
これを2日掛かりで焼く。
P1040132.JPG

若山楮最初の開墾で学んだ。
伐ったのをそのまんま残したら、後の草刈りが大変で危ないという事。
9年かかってやっと伐った木が朽ちた所もある。
だから大変でも、引きずり出して安全な場所で燃やすのが大事。
放置したら、タダのゴミ。
持ち帰れば、今冬の薪ストーブに使える太いのも有る訳で。
手前の分は今冬のストーブ用にします。(全然足らないと今年は判ったし笑)

伐るより、後の処理の方が何倍も大変。
今日無事に終わって、本当にほっとした。

ところが今年は自宅の引越もあるので、ハレハレの畑にある楮も引越。
となると、今しかないのである。
昨日掘り起こした株を今日工房の斜面に向けて、お引越完了。
でかい石だらけの急斜面。
朝陽当たります。
P1040138.jpg


まだ第二弾あるけど、それは梅雨に。
若山楮と那須楮を棲み分けさせて・・・。
もう私の定番になってる籾殻農法。
P1040137.JPG

斜面だから根っこにも石を詰めました、根がつくまでに転がらない様に。
あとは籾殻てんこ盛りかけて終わり。
山で採取で感じたのは、斜面では楮は石を抱く様にして生えてる。
河原でも、石垣になってる所で大木に育ってるし、瓦を不法投棄された所に大喜びで生えてる(笑)
根付いてくれると思うけど。。。

あとはとある無謀な挿し木をトライします。
これで、なんとか春にやらないといかん作業がほぼ終了。
posted by ハレハレ本舗 at 20:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記