2015年04月30日
銀舎利
極早米は既に分蘖してる高知です。
一般的なお米の田植えがそろそろで、昔ながらのお米の準備が始まる季節。
今年はずっと書いてるように、手抜きも甚だしいことやってる私なので、
いつもならどかちん三昧で行き倒れ的なこの時期に余裕こいてますが、
内心は発芽するんだろうか?の不安で一杯。
私がお米作りに足を突っ込んだのは。。。
玄米大好きで多分身体的に必要としてるので、色々と聞きかじりました。
色々と話をいろんな人に伺えば、無農薬でないと逆に玄米は危ないと言われたのです。
残留農薬を一番採ってることになるって。
白米にしたら多少はましとまで言われました。
ほならそういう「安心」のお店で買ってたんですが、ある時店主が「無農薬だと思ってたら除草剤を使ってたので扱うのを辞めた」と。。。え?ええ〜?
その辺りから米作りってどうなってるの?って疑問が。。
自分でやってみるしかないやんという結論に達したのと同時に「作ってみるかえ?」と田んぼが来た(笑)
田んぼの色々はずっと書いてるのでブログ遡って見て下さい。
結論としてはお米農家として成り立つにはほんまに大変で、偉そうな事言えなくなりました。
安心なお米を作ってるのはどこも自給分で一杯一杯です。
買うとなると顔が見えてないと無理だと納得しました。
今日は銀舎利であります。
玄米が好きで採れたお米はずっと玄米で食べてる。
地元に有り難い少量でも籾摺りしてくれて玄米にしてくれる精米所さんがあるので、ずっと玄米。
良く採れた最初の頃に玄米苦手な母に白米にして送ったら「生まれてこのかた、こんな美味しいお米は初めて!」の手紙〜。
この間母を田んぼに連れて行ったら「久実子草ばっかりにしか見えないのだけど・・・」って言われた(笑)
昨年たった4畝しかやらず一本植えだったけど、今の所まだ玄米有り〼。
一人と一匹だからね。
精米してもらって出る「屑米」も仲良く食べてます。
今年の種籾はすでに古株の稲株の中。
出ない事も想定して同じ量の種籾を取り置き(8畝分茶碗10杯)
そして。。。友達が「みーちゃん種籾残ってない?足りないんだ。。」と。
私達が始めた最初の年に苗作り失敗して友達の無農薬苗貰って始めた。
それからの毎年もたった1本植えなのに下手くそで足りず、見てるみんなが「足りないろ〜」と同じヒノヒカリという苗を分けてくださって、耕さない田んぼの中にこぼれ種で出て来た苗も拾ってやってきた。
「どこもみんなもう種籾持ってないんだよ」という友達に。。。「あるぜっ!!」と。
たっぷりと分けてあげれて、もう誇らしいのなんのって(笑)
友達に分けて、予備も取って、残った籾米。
精米所に持ち込むには微妙な量。
なので最近増えた「籾摺りコイン精米」で。
結構あるじゃ〜んという籾米も精米されて出て来た白米の少ない事(笑)
不味い米だと食べ残す長太。
足りなくなりそうなのでスーパーの安い米を昨日炊いたら残したぜ。
本日自分のお米を気合い入れて炊飯器で(笑)
これは既に丼2杯食べて、もっと寄越せの図。
白米にしてやっと判った。
洗うときも濁りが少なく、炊けたご飯は手前味噌ながら。。。光ってるしまさに銀舎利。
こりゃ〜寿司握りたくなるね。むほほ。
香り米じゃないのに炊ける香りが良い。
明日朝冷えてからが勝負だね。
明日からさぼり気味だった田んぼ通い頑張ろう。作業的には「念力」送るだけなんだけど。
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