2015年06月03日

和紙マルチ

最初に謝っておきます。
米農家のみなさん、怒らないで下さい(笑)
趣味の田んぼであります。。。
そして紙漉がやる道楽であります。

楮を栽培して紙になるまでの過程で、どうしても大量に出る「黒皮」という部分。
昔はこれも立派な原料として紙になってた。
それは白く無くても良い紙の使い道が沢山あった時代です。
ビニールも無い時代は、なんでもかんでも紙だった日本。
なので需要があったから紙にできてたのですね。

今は白い紙ですら売るのが大変な時代で、この黒皮は捨てられるのが普通です。
若山楮は極上白皮として売るのでハレハレ本舗以上にこの部分が出ます。
既に家の中には8畳間分くらい溜まりに溜まっています。減らない。。。
なんとかしたいと必死な7年目。
2週間前に苗箱に原料を流し込んで種籾をバラまき、更に原料を流し込んで。
なかなか発芽せんなあとよく見たら、何やら盛り上がってます。
P1020407.JPG

そうなんです、原料が分厚過ぎたのです。おかげで鳥の被害は全く無いのですが。。
見れば、苗が必死に紙を突き破ろうともがいてて、紙を持ち上げている。
P1020408.JPG

後から流し込んだ紙の層をきっちりと分けて持ち上げてる。
苗の頑張りに「ごめんなさい」と紙をめくりました。
P1020409.JPG

既に根っこがびっしりと底からつき出しているので、薄い1層のみで続けるしかない。
試しに水張ってるトロ箱へ入れてみたら、、、浮いた・・・・。浮いた・・・。
P1020410.JPG
土が入ってるのや、根っこが回ってないのは沈む。。。
つまり紙が薄くて根っこのおかげで。。浮いてる模様。。

他にもいろんなバリエーションで試してるのですが、自分でも何やってるのか判らなくなって来た。
そしてこんなに種籾露出してるのに鳥の被害が皆無ってのも不思議です。

何故こんなことをやってるのか?と自分に理由を整理させてみた(笑)
水苗代だと稗が仰山混じって苗取りの時選別が難しい。
苗代作りのどかちんが嫌い。水管理も遠くて難しい。
雨の日でも工房の中で濡れずに苗取りしたい。(雨に日しか時間が取れない)
とにかく黒皮を消化したい。
黒皮はアルカリが多い。肥料の足しになる。
持ち運びが軽い。
売られてる土は何が入ってるのか判らないから使いたく無い。
他にも一杯理由があるのだけど、とにかく田んぼで黒皮の使い道を必死に考えてるのです。
田んぼの昨年の古株に黒紙で包んだ種籾作戦はほぼ全滅。
すれば苗床作るしかなく、、、
来年もこれでやるかどうかはさておいて、とにかく頭の中にあった絵空事を実際にやってみたのです。

それにしても濡れたらもっとあっけなく紙が溶けると思った。。。
溶けないもんだから苗が必死のパッチで持ち上げた。
強い和紙と強い米。
軟弱な私の為に苦労させてしまってます。

posted by ハレハレ本舗 at 20:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 田んぼ
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