2015年08月25日

台風と楮

P1020520.JPG

まずは無事でした。思ったより被害はなかったです、疲れた〜。
P1020521.jpg

この葉っぱが裏返って白く見えるのは枝が折れてます。
もし本気で枝を守るつもりなら、一回の縛りではなく、成長に応じてもう一回高い所で縛らないと逆に被害がでるなあって思った。
万に近い株をそんなことやっても追いつかないし、採算取れない。
そして、ここの手前は山からの水がどっと畑へ。
また溝堀りせんとなあ。。どうりで楮出たがらないわけで。

今回おいでなすった台風15号。
最近は台風来るとなれば、早いうちから「猛烈」「非常に」の冠を載っけて勧告することが多い。
町内放送もかなり煽る。
田舎の場合、人命もさることながら、作物の被害への対応もあるから。。。


私が移住してからは直撃で大変だったのは22年間であまり記憶がない。
コース取りが微妙にずれていた。
昔の資料を見ると台風対策としての楮のことが出て来る。
なんせ台風銀座だったから。
なので、毎回生きた心地がしなかったけど、若山楮が立ち上がってからは更に生きた心地がしない。
春の予算書で毎年、大風呂敷やるし、子供達が汗だくで世話するし、年末の蒸し剥ぎに年々期待が大きくなってるので、たった数時間で「ボツ」にされる台風ほど憎いもんはない。
鹿も憎かったけど鉄柵してからは無事ですから。

今回の15号は油断してたのか・・・・。
いきなり何を思ったのか直角に曲がって、沖縄、九州制覇に。
ニュースも後手なら、町内放送も無かった(笑)
今朝網戸越しに雨が早朝4時くらいに吹き込んでから、オタオタです。
事前の煽りがなかったんで、当日対応です。
老体の今の家の方が怖くてね。長太は台風去るまでくっついて離れず、去ったら爆睡してました。
私は。。もう諦めて寝てましたね(笑)
で、去ったと判った途端走りました、楮へ。
最近はこのパターンです。

先月の台風では相当に事前から「やばいっ!」の情報を元に子供らと縛り上げたのに肩すかし。
解こうかなあって思ってた先週。雨でできず。
今回の台風で学び。

先ほどひとっ走りしましてチェックをば。
縛ってないのは前々無事です。
縛ってるのは。。。
縛りから漏れてるのとか、先っぽに衝撃強かったみたいで、若干損傷が。
トップが引きちぎれてると、もうそこから先には伸びません。
後の作業が面倒です。
移植して3年目位からは自生と同じ根張りをするから、そろそろ「縛る」の辞めようと今回思いました。
そのまんまのしなやかさのまんまの方が幡多の楮の場合は良いと思う。
縛らずに大きく育つ楮は足元に葉陰を作り、自ら雑草を押さえてます。
縛った楮は草の勢いがハンパなく、草刈りは3倍になる。
つまり色々やる程に仕事が増える(笑)心配も増える、「やったからには元取ろう」という悲しい発想が生まれる
その辺の線引きと強いイメージ力というのかな。。ぶれないという自分の在り方と諦めるという事を毎年想い知らされてる気がします。

昨年は移植2年目が多くて台風の被害が大きかったのですが、もう大丈夫かなと。
なるべく余計な事せず、放置プレーが良い。
其の分のエネルギーを収穫作業から後に使った方が良い。
たまたま、今回の台風は事なきだったからなんだろうけど、ダメな時もあるでしょうね。
その時はその時です。
そういう腹づもりも野良には必要ですね。
今年手が
回ってなくて、心苦しいのが、もう無理なもんは無理という境地になってて。
今朝走馬灯の様に前半の反省大会させて頂きましたが
じゃあ、なんとかできたんか?自分。と思えば、爪の垢程も「余地」はなかったです。
今日なぎ倒されて、ボロボロになっても・・どうすることも出来なかった事でどうなる?来年とまで思った。
そうやって百姓さんは繋いで来たんですね。
誰かに相談できれば百通りの対処法や作戦あるかもしれない。
だけど独りではこれが限界で、限界が判ってホッとしてるのも今宵です。
posted by ハレハレ本舗 at 19:35| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
ハレハレ本舗さま、はじめまして。
ブログに突然のコメント失礼いたします。
兵庫県の北部、日本海側に暮らす本多秋香と申します。
Facebookの方からメッセージを送らせていただきましたが、きっとお忙しくてチェックされていないのかもしれないと思い、こちらにもコメントさせていただきます。
詳しくはFacebookメッセージを見ていただきたいのですが、紙漉や原料の楮づくりに関して勉強しており黒潮町へ伺いたいと思っています。
お忙しいところ申し訳ありませんが、一度ご連絡いただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
Posted by 本多秋香 at 2015年09月07日 22:49
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/162251397
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック