2017年03月08日

山水

P1030409.jpg


今日行けば壁の断熱材が入り、かなり進んでました。
左官屋トリオはお休みで、電気工事、外壁工事、大工さん達がワサワサ。
設計士の今西君も来てて、細かい色々を決める。
例えば、照明の位置、水のバルブの位置、本当に色々。
設計の段階でかなり決めたつもりで、あとはお任せ〜ってなるのかと思えば。。。
バルブの高さひとつとっても最終確認で微妙に変わって来る。
照明を決めるのもカタログ片手に変更が出る。
極力夜は仕事しない方向だけど、なんせ年配者が多く、手元大事な細かい仕事。
紙漉もそうなんだけど、蛍光灯はダメなんです。
自然とは言え白い楮。
反射してしまってやりにくい。
今の工房は西向きに漉き舟で、太陽が回るので光が一日で大幅に変わってしまう。
だから北向きに漉き舟、天窓からの採光。
そんなこんなを説明しつつ、自然光ってなんだろうねえ、どこが違うんだろうねえという話にもなったり。
普通の家なら「見た目」とか「暖かい感じ、クールな感じ」という印象で選ぶのかもしれない。
だが、ここは作業場。
しかも年寄りばかり。
仕事ができればそれで良い!では済まない、体験というハードルがあり、あまりにも殺風景なのはヨロシクない
縦横無尽な発想とネットワークが生まれて欲しいから、仕事が終ったあとも楽しめる空間に。
小ちゃい箱ではみ出しそうだけど(笑)

これはどうしますか?色どうしましょう?とか八方から言われて少し有頂天になってしまった。
ああ、自分の家を建ててもらうってこういうことなんかあと。
疑似体験させて頂いてます。

さて大工のみんなが現場に居ないなあと。。。

今回みなさんがあまりやったことのない工程に「山から水を引っ張って来る」というのがあります。
若い棟梁さんは、予め決まってた事や指示が出てる事でも、あれ?これはこーした方が良いんじゃない?と
提案してくれるし、聞いてくれるし、先回りして最良の選択もしてくれる。
「タンクの据え付け位置」決めましょうと山へ。
まず有り難かったのは私が考えてたのは黄色いタンク。
ほなら「水垢とか考えると黒が良いって聞いたので黒買って有ります」と。
ただし熱湯になるかものと言うけど、どの道黒パイプの中の水は熱湯になるからね、一瞬。
これは井戸水だって同じだから〜と言うと「良かった」って。
で、取水口へ遡ると大工さん達居った!
このエリアはとにかく水が豊か・・過ぎるのでバイパス工事の際に山を削ったためにあちこちに頑強な治水工事がなされてる。
勿論コンクリの護岸工事やトンネル。
水を取るのはそういうことがない上の自然で、かつて下の集落を賄ってた川から。
だけど、少し下から黒パイプは工事のおかげで護岸やトンネルに伝う事ができます。
メンテナンスを考えると道亡き山の中や蛇行する川を延々と行くのは私には無理で、このラインを。
大工さん達は真っ暗なトンネルでパイプを固定する作業してました。
P1030410.JPG

これで棟梁が心配する「大水が出た時のパイプの暴れ」は最小限に食い止められるはず。
「こんなこと仕事でやったことないよねえ、ごめんねえ」と言うと笑ってた。
だけど今回色々情報を集めたらしいのよね、ありがとう!って思う。

薪ストーブがあり、薪はこの分だと5年分はあり、枯れたことが絶対ない川からの水があり、大きな竃がある。
山の中の紙の作業場は、ライフラインを全て足元から供給してるという安心感。
いずれは小水力でちょっとしか使わない電気の発電もできると思うし。
いつになるやらわからないけど、耕作放棄地はたんまりだから、米や野菜の自給も充分可能性はある。

やっぱり写真少なくてごめんなさい。
見てるだけでお腹いっぱい。
posted by ハレハレ本舗 at 19:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 若山楮工房@黒潮町
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