2017年03月16日

工房建設ラストスパート

3日ぶりなんですが。。。足場が外されていました。
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道路側。
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川側。
建具が入りました。
トタンの屋根、壁面も悩んで相談しいしい決めた色。良いです。
色はほんとに大事で大きな壁面になるほど大事だなと今回。
中から見るとこんなん。
P1030428.jpg


P1030429.jpg
入り口です。
木のドア。

年間で一番寒い時期に根を詰めた作業を平均年齢75歳がやります。
そこへ、若い人達も参加するし一日中ここでがっつりやります。
雨風凌げれば良い・・・・のかもしれない。
だけど少しでも心地よい場所なら人手の無さも「あそこで仕事するのは気持ちええよ」と噂になってほしい。
人が集まりたくなる場所にしないとって思った。
誰だって農具置き場みたいな倉庫でやりたくない。
しかも低賃金だし(笑)
誰だって気持ちよいほうがいい。
金無し、若者なし、地域に関心無しの無い無い尽くしに、「これから」の拠点を創るなら。。
デザイン、とても大事だと思うのです。
凄〜く大事だよ。若い人達に過疎へ来てもらいたいならデザインはとても大事!きっぱり!
頑張ったんだけどね〜それでも今回随分と割愛になりました(笑)
ほんとに土台だけって感じだけど、ここから始めれば良い。

P1030430.jpg


左官トリオ頑張りました。ほんとにありがとう。
前回予算が尽きて煙突が買えず、苦労したのを覚えてて、立派な煙突つきました。
今だから言えるのですが。。。煙突の足元から炎が上がったもんね、一発目(笑)
何事も「最初」は完全じゃない。
いや永久に完全てないんだと思う。

そして今日嬉しい報告!
無事山から水が流れましたよ!と。
P1030432.JPG

ああ、どっとどっとチカラ抜けました。
井戸水生活はポンプアップだからスイッチ押せばジャーと出る。
そんな生活24年。
まあ、蛇口ひねれば出る的な暮らしです。
それが高い所から水を高低差だけで引っ張って来ることへの不安はとてもあった。
そんなこと自分がやるの初めてだからねえ。
メンテナンスも、男友達のブログとか見てるとかなり腰が引いてた。
真冬に詰まった取水口へ行く為に川を胸まで浸かって渡る。。。いや私絶対出来ない。
延々と道なんかない山を何`も上がるとか。。
実際この工房の上で水採ってる人は10`上!年に数回行くよ〜とか。。
上等な水は欲しいが、できないことはできないという矛盾をワアワア言うてる私見て。。。
見事メンテ最低限を架設してくれました。
日頃から「欲が深すぎるんじゃ、身の丈にあったことせい」って言われてる。
だからね、今回は「山の中行けません〜」という身の丈にあったことを言ったんだ(笑)
それで「やれませんね〜」なら諦めたかもしれないけど。。
まあ相当に諦める気なかったからねえ私。
一番頑張ったことはこの黒パイプを通ってくる山水のこと言い続けたことかもしれない。
勿論井戸水は良いです。
夏はキンキンに冷たくて冬はお湯みたい。
冬の紙漉き楽でした。
「山水は冬は半端無く冷たいぞ!」と今から脅されております。

無理難題を受けて頑張って下さった担当の方々。
いやもう本当に無理ばかり言いました、ごめんなさい。
でも、ありがとうございます。
必ずや、これで良かったという結果出して行きます。
実は完成してからが大変なんだわ(笑)
posted by ハレハレ本舗 at 18:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 若山楮工房@黒潮町
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