湿度が高く、さりとて雨は少なく、いつもなら一瞬出るアブがず〜っと飛びまくる夏でした。
季節の移ろいなんていう優しい感じじゃなく
昨日まで座ってても汗まみれから、いきなり薪ストーブに火入れるかよ?というリアクション。
だからと言って油断許さず、翌日はいきなりの高温多湿。
翻弄されまくりなのが夏から秋へのステップ。
春から夏とは全然違う。
行きつ戻りつ、地上の湿度もだいぶ抜けて来て、空はどこまでも高く、海はどこまでも透き通る。
動けば汗はかくし、アブも季節の終わりで必死だけどどこか動きが鈍い。
井戸水は、とっくに暖かくなり、工房の山水も柔らかくなってきた。
地面の下は冬に向かってる。
久し振りに、工房仕事。
新しく始まった「紙漉体験」で頭から火が出る程なのは私です(笑)
ええ?それやる?
ええ?だから・・無理やと言ってるのに・・あ、できた!みたいな。
自分の刷り込みの壁。
教えてなんぼって思ってたのが、そもそも間違いかも(笑)
特に今までできればやりたくなかった大人達ですねん。
子供は言われた通りに一心不乱でやってくれるけど、大人は最初から応用しちゃうからねえ・・・。
学びだなあ(笑)
今日はサンプルや、お待ちになってる方の紙を漉き、午後から次の仕込み。
見事な天気で、半日で取り込める!
川からは気持ち良い風が吹き抜けて。
いつもなら漉き舟の下に避難してる長太も、あろうことか日光浴
今日は工房仕事してたらお客さんが来てくれて、しばし私も長太も楽しかった。
仕事場なんだね。
いろんな人がふらりと来てくれて、しばし仕事の手を休めたら、帰った後の捗りが良い。
何よりも長太が嬉しいのであります。
仕事上の打ち合わせなので、離れた所に繋いでたら、ずっと文句タラタラ。
放したら机の下でじっと聞いてました。
そうやね、長太も立派なスタッフやねんな。了解!
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