2017年10月05日

成仏

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15年の相棒の草刈り機がついに成仏。
草刈り機を使い始めたのは17年くらい前。
最初に友人から貰ったのは森林組合からのお下がりで、始動させるのに汗だくで、男がやればかかるという
今では骨董品みたいなの。
これが当時は普通で、女じゃ始動すらできないじゃないか!と手鎌兼用だった。
すれば「今時は軽々スタートってのがあるよ」と。
まず、2万クラスのホームセンターのハンドル付きを財布はたいて買った。
これが本当に一発でかかった時は狐につままれたみたいだった。
その後、楮畑では夏以降はハンドル付きが使いにくく、もう1本今度はハンドル無しを2本目に。

ハンドル付きは、田んぼの中の除草に使って6年前におシャカにしてる。
水中で4サイクルでもないのにやらかして、焦げ付いてオジャン。
今なら思う・・無謀だ(笑)
これが後の「水中除草アイガモン」に繋がるのであるが。。

残るは1本式のみ。
広い面積を刈るにはハンドル付きでないとしんどい、
地元の農機具屋さんへ持ち込んで、壊れたのからハンドルだけ外して1本式へ付けてもらった。
以来この1本式なのにハンドル付きというので、自分の楮畑、若山楮畑、田んぼ、家回り全部を刈りたおして来た
田んぼの中だけは、背負い式4サイクルでこの4年。
楮の備品で高い機械買っても、使い勝手は自分の機械の方が良かったから、殆ど使ってない備品機械。

今日、稲刈りに備えて畝刈してたら、最初は出来たんだけど。。。
自分の畦刈り終えて。。。
燃料補給したら、もう息を吹き返す事なく。。
数日前から「なんか調子悪いな」とは思ってた。
一発でかかりにくく、作業中もスロットル上げないといかんかった。。
「新しいのはどれも新基準で握ってないと止まるアレになってるから、これずっと使いたい」って思ってた。

15年前に17800円だったこの子はずっと農機屋さんにメンテしてもらいながら、頑張った。
農機屋さんのおっちゃんも「まだまだ行ける」と使い方やメンテも教えてくれた。
何度もダメかも?を修理してくれて、とっくに新しいの1台くらい買えるお金かかってたかも。

今日「かからんねん・・。大丈夫だよね?まだ行けるよね?」と持ち込んだ。
内心、嫌な予感。。
昔飼ってた犬がご飯食べなくなって、母と病院へ行った時を想い出してた。


「もう、ダメだな。あたらしいの1万5千円台で売ってるから。これ直すとなると8千円以上かかるから、買い替え時かもしれん」と。。。
そう・・ご臨終、安楽死宣言。
新しいの持って来い、ハンドルつけちゃるけん!
と、ハンドル外して渡してくれた。

今、新しい草刈り機捜す気になれない。
機械音痴で、なのに、使い方はハードで。
いつでも、一発で始動してくれて、過酷に耐えて。。。

この草刈り機とのこの15年って、想い出有り過ぎて、ちょっとまずい午後。
機械なのに、機械じゃない。
ハンドルだけ持ち帰るってのも、まるで遺骨持って帰るみたいで。
機械なんだけどね、身体の一部だったんだなあ。
今夜はお通夜です。
庭に残ってた最後の曼珠沙華を添えて。
posted by ハレハレ本舗 at 18:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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