2008年12月14日

コウゾの蒸し剥ぎ大会!



昨年に続き今年は6年生の卒業証書のための蒸し剥ぎ。
昨年はコウゾが不作だし、4年生だし、貴重な原料をバラバラにされるのではないかというおそれから、「ひとり3本限定!」でした。
終わってみんなから来た感想文には「紙漉」より
「木から皮がむけるんが、おもしろかった」
「紙がこれでできるなんて驚きました」
「甘い良い匂いでした」
そして
一同に「もっと沢山やりたかった!」「太いの取られて悔しかった」・・でした。
なので、今年はもう、腹一杯やらせたろうではないの!
幸い豊作で余裕ありまっす!
ぜ〜〜〜んぶ太いの持って行ったろー!
和になってどさっと真ん中に積み上げました。


説明が終わって、いざ!
さすが6年生です。見よ!
みんなが一斉に同じ手つきってかっこええわ〜。
ちなみに、大人はこういうの聞きません、勝手にやりたがる(笑)



今回は、外皮の黒皮をスクレーパーで削らせました。
卒業証書は白いから。
ほんとの和紙は白いから・・・

まあ、30分ほどは神妙でしたが・・・
じき、はいだおがらでチャンバラが始まったり・・
女の子は他の男の子にやり方教えたり、片付けてあげたり・・・
おお、この年頃から男女差は如実!

可笑しかったのは、お母さんお父さんが子供よりもはまって(やっぱりねえ)
こどもそっちのけでやってたこと・・・
そしてもっと可笑しかったのが校長先生がおがらを物色してるので
「どうぞ、差し上げますよ」というと目の色変えて選び出した・・・
それ見て「もらえるが〜?」と男の子・・・
終わって担任の先生が「これで、今度漉くのに、途中から遊びよったな、貴重な原料をぐちゃぐちゃにしたし、片付けせんかったもんがようけいるな!次の漉くときはもっと真面目にやれ!」とちょっと怒った・・・
私も一緒になってわーわーやった口なんで・・・
一緒に怒られてるみたいでバツ悪かったです(笑)
でもね〜、この先生だって生徒ほったらかしで剥ぐのはまっていたんやで〜。

というわけで、来年これを仕事として大量にやる地域の人たちも来たし
新聞社の記者も来たし
みんな終わる頃には「おもしろかった!」と言ってくれて
私の目論見は果たせた。
いやはや、今年最後のてんぱりしごとが終わってほっとしてます。
卒業式にまた泣くんやろなあ・・・
posted by ハレハレ本舗 at 19:52| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記
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