大変御無沙汰しております。
カメラ壊れて写真撮れず・・・
腰痛と足の痛みで更新おろそか〜
今年度は若山楮はスタッフが3名常駐です。
何をやってるかというと・・・・
いままでやりたくてできなかった所の大開墾。
黒潮町中心に「楮」「雁皮(がんぴ)」「三椏(みつまた)」の自生地調査。
地域の中で楮栽培をしてくれる人を募り、サポート。
そしてそして・・・この数年の願。ブログ!
福島で楮を栽培しながら紙漉していた元高知の人。
ずっとこの4年一緒にやってきた植物大好きなはちきんの女性。
事務局をたった一人で切り盛りして、この若山楮に取り憑かれたように頑張ってくれてる役場のおなご。
そして、今年埼玉から避難してきた多摩美出身のカメラマン。
彼の目線は初めてだらけで、とても新鮮です。
なぜか、修復の仕事にも携わっていたことがあり、私よりも専門知識があったりする。。。
その和紙がどうやって育ち、どうやってかみになっていくのかの現場に入ったわけです。
私のとお〜〜〜〜い祖先は愛媛の河野水軍でして・・・
高松の四国村という文化財の古民家を移築した公園があるのですが
そこに「愛媛の河野家」ちゅうのがありまして・・・・
その家の台所に・・・楮蒸しの桶がぶら下がっているのを10年前に見て、腰が抜けたです。
紙漉としては相も変わらず売れないのに、楮栽培に関しては辞めたくても次から次へとお助けばかりで辞められない・・・
ご先祖が蠢いてるとしか思えない。
今日の自生地調査もメンバーの親戚です。
聴けばえらい話しがてんこ盛り。
四国は「忌部」の地。
忌部は職人集団で、様々な手業を広めたと言われています。
中でも紙の技だったとも聞いてます。
とすると・・・私達は忌部の末裔として、ここに出逢ってるのかもしれません。
長くなりました。
こまめにスタッフの高橋が頑張ってブログをアップしています。
今日は雁皮情報です。
貴重な雁皮・・・・・。勝手に採らないでくださいね。
山菜もそうなんだけど、山のお世話をしてる人があってのものです。
イノシシや鹿や猿は仕方ないけど心ない人害はほんまに泣きたくなるので・・・・
アップしてもうたから仕方ないけど、ほんとに貴重な原料です。
そこら中に雑草の如く生えてる楮とは訳が違うです。
ということで・・・
かみになる木のせわ日記ご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/wakayamakouzo
2012年05月22日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/56018727
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/56018727
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック