連休の今日は暖かくなりましたね。よろよろと蚊が飛んでる高知西南の幡多です。
さて、楮の栽培も11月は作業も、ほんとは休みですが、イベントにする「蒸し剥ぎ」なので、チラシ配布や
マスメディアへの応対や、今年は毎年冬にできない移植作業をやってます・・・いや、スタッフが頑張ってます。
私はこの時期に出来うる限りの紙漉やなんやかんやと必死です。
収穫作業が始まってしまうと漉きは一旦停止になるから・・・。
どうにもこの5年間、自分の仕事と若山楮の段取りがうまく出来ておらず、自分のことを後回しにする性格のつけが。
すぐ漉ける様に白皮、6分へぐりにしてストックしてその年の冬が巡って来たら、どんどこ漉くというローテーションが。。
もうこの5年できてなくて、漉きたくてもへぐった原料がないわけで。
黒皮はこじゃんと積上ってます。
若山楮はへぐりが出来る集団になってきてますが・・・・
かつては引退した紙漉のお年寄りにやってもらうという家族総出の紙仕事だったんで賃金は殆ど出ない。
そのまんまの賃金体制で来ちゃってるので、普通に時間給とかは割り当てられないのです。
農作業ってそういうことが多いですよね。
しかし、それじゃー誰っちゃーやらないので時給制にしてる若山楮。
全くの初めての作業ですったもんだしての5年間。
こっからは「速く、綺麗に」が出来る様にやっとなってきました。
来週早々に草木染め第三弾をやりたくても白皮がない〜。
と・・・吾北の栽培農家のおんちゃんが、納屋にあるで、いつのもんかも判らんし、多分ばあちゃんの時代だから使えるかもわからんし。
ということで、貰いました。
泣きましたですね・・・
今となっては、もうこういう白皮やれる人何人もおらんと思います。
へぐった白皮の口を1本づつ編んで行くのです。これはその後の天地返しが要らないのと、川で晒す際に流されないという効果があります
以前ちょいと習ったのですが・・・もう時間かかっちゃって(笑)
お婆ちゃん達のスピードったら半端ない。
ひとり紙漉だとここまではやってられないです。
うっとりとする手技だと思います。残って行くのかな。。
農家のおんちゃんは「ばあちゃんの時代だったからやれたよね。今じゃーやらないよ」と仰ってました。
吾北の楮は実に肉厚でしっかりしている上にこれは相当に昔の原料でしたので
竃の火が落ちて、一晩置きます。
明日晒して塵取りですがほとんどチリはありませんので、すぐ草木染めに入れます、ありがたいことです。