2015年08月06日

夏の紙漉き体験

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ハレハレはひとり紙漉きです。
原料を栽培する所からやってるので、体験用の原料の余剰がないまま来ています。
「買ってまでやらない」というのを信条としてるので、常に原料はギリギリです。
体験やるなら、其の分まで作るか、買うかしないといけない。
だから、よくある、「いきなり行っても、ちょいっと漉かせてもらえる、500円位でね」という観光体験は無理なのです。
場所も狭いし道具も少ない。

黒潮町の中で旧佐賀エリアはずっと卒業証書を漉いています。
これは漉くのは最期の最期で、そこへ至る色んな工程をやってもらいます。
時間もかかる、準備はもっとかかる。
8年続いて来て、最近は学校の取り組み方も「本気」になってきました。
畑作業をもっとやらないといかん。
親にも入ってもらおう。
なんせ卒業証書をいきなり漉くのだから。

人間には「作る」という行為のDNAがきちんとプログラムされてる。
ただ漉いた体験では、これが発動しないのです。
そこへ至る手仕事をかいつまんで教えると、スイッチが入るんですね。
そうなると、「原始」「源」へ遡りたい。。。いわば琴線が響くのです。
へぐりで一気剥ぎで来た時の男子のなんとも「やったぜ」の顔。
塵取りで眠くなって固まった子。
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なんとかモチベーション保とうと長太をかまう子。
地味な打開でハマる子
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体験用の設備がなくて立ったまま塵取りする先生。
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私はできれば体験やりたくない(笑)
大事に育てて来た楮を無駄にしたくない(爆)
とある年の蒸し剥ぎ体験では、剥いだ楮を踏んづけてる子供達に怒るより泣いてしまった。
そういう私なんで体験「先生」向きじゃないんです。

今日は大方高校の4人と先生。
ほんとにやりたい顔ぶれでした(笑)
「これね、実際は2月とかにやるんだけど・・・」水が冷たくてね手が痺れるのよと講釈垂れても。。
裸足になった女子2名。
井戸水をホースから呑む先生。
ああ。。夏の紙漉って・・・水遊び!!!

学校の教室では、なんだかな〜というみんなも、作業してると個性が如実に出て面白い。
生き生きして来るのが判る。

まあ年間作業と紙漉を5時間程でやりますから、キューピー3分クッキングも真っ青です。
準備に4日、このあとの仕上げに3日ね。
まだまだ手取り足取りお料理教室の域を出てない。
いつかやりたいなあ。紙漉キャンプ!
1週間ほんとに自分で紙を創るんだよ。
やりながら、竃でご飯も作り、ついでに草木で染めたり、糸も作ったり。
其の気になれば「先生」の友達沢山いるのね。
それを死ぬまでに一度はやりたいって今日思わせてくれたな、高校生の感覚。

posted by ハレハレ本舗 at 20:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 地域コミュニティー