だいぶ前にこの白菜を漬けたのだが・・・
塩をけちったんで、水の上がりが悪くて。何事もけちってたらダメだ。
けちとるといえば。。薪である。
一番寒い時期に突入してるので、考える事は薪!薪!
豪雪地帯や北海道の皆様ごめんなさい。海外でもかなり寒い国に住んでる友達ごめんなさい。
そんな南国だけど、薪ストーブ生活は冬の暮らしにかかせなくなってる。
薪の暮らしの良い所は自分の労働力を金勘定しなければ「タダ」に等しい。
灯油はお金もかかるけど、ここらのスタンドは8時には閉まる。
うっかり補給を忘れたら、つらいのなんの(過去に経験あり)
其の点薪は最後の1本まで備蓄がなくなることは・・しない。
どうしてもというときは、やったことないけど、近所の家は大概風呂用に備蓄してるので分けてもらえそうという安心感もあるのだ。
さて、若山楮の新しい工房は・・・・。
こっちへ来て苦節24年目にして憧れの四万十町の「井上鉄男」さんの薪ストーブを入れる事になってる。
24年前の相棒が初代の井上ストーブを買ったんだけど、狭い家なので焚いたら暑くてたまらんかった。
特注で天板をかなり厚い鉄にしてもらいそれで「お好み焼き」が食えるというオーダーだったが・・・。
結局宝の持ち腐れだと高知のチベットと私らが呼んでる東津野村の友人にあげたらしい。
鉄工所のお父さんが作るマニアックなストーブで当時から友人達の家にはいろんなスタイルのストーブがあった。
「いつか私も!」と思えども。。。
薪調達どーすんねん?で二の足を踏んでた。
ただでさえ、風呂も薪、紙の竃も薪。しかも収穫作業の蒸し剥ぎでは相当量の薪が必要で当時はチェーンソーは危ないと相棒から「触るな命令」が出てたし。
あるとき友人夫婦が居候中に裏山の雜木を壮大に伐ったまんまのを片付けて薪にしてくれた。
その年から「蒸し剥ぎ」は若山楮の竃でやるようになり、薪があまり気味に。
調子こいて時計型ストーブデビューを果たした(笑)
あれから8年経過。友人が作ってくれた大量の薪は薪ストーブ始めたら2年と持たなかった。
ブリキのストーブはゴミ焼却炉のごとく消費する。
井上ストーブ熱再燃と、高齢者集団の若山楮作業での灯油の消費が半端ない。
ならば、維持管理費も払えるかわからないからこの際・・井上ストーブだ!!
薪は人件費はお互い様システムで何とか出来そうな若山になってきてるし、薪割り機なども導入するから
薪生活愛好者チームで機械類もシェアーさせたいと・・・チカラの無い私は企んでるけど。。。
長くなりました。
今日最終の打ち合わせに行きました。
もういくら時間あっても足りないくらいの情報量。
おまけに一番大きなストーブが稼働中で、まるで温泉に入ってるかの様な遠赤外線効果。
そりゃ、輸入のウン十万もするストーブはええかもしれない。
息子さんが応対してくれたんですが「ここらならこれで充分だし、朝夕いや。。帰宅してからの4時間でしょ」と
雪に閉ざされる訳でもないから冬でも野良仕事するし、通勤するし。
そういう南国の生活リズムに合ってるという。
お父さんの鉄男さんのスタイル&考え方をしっかり受け継いで進化してるなあ!
で、オーブン付きのタイプを頼んでて、最後の打ち合わせ。
ここ、全部オーダーメイドしてくれるんです。無理難題聞いてくれる。
「やっぱり炎は見たい?ならガラス窓」とか「足の形をもう少し」とか。
炎は見た目だけじゃなくて、楮蒸しの竃の時もそうなんだけど内部が見えないとやたらとつっこみたがるおんちゃん達が居ますので(彼らは薪ストーブ見た事無いし)
「見える」大事さは癒しとかそんなんじゃなくて大所帯若山楮では必須です。
足に関しては設計してくれてる建築家さんの希望。
とにかく広くて天井が高い工房です、活躍してくれるなあきっと。
自分がブリキなれど薪ストーブ生活5年やって来て身に染みてる事も役に立った。
設置場所のこと。
どこを温めたいか?もっと問題なのは薪を運ぶ労力のこと。
あ〜あるある!雪の夜中に限って足りなくなって外から運ぶのよなあ。そういう話は延々と尽きない。
移住して来るIターンの口コミから拡がってる井上ストーブ。
値段もお手頃で益々人気です。
http://www.shimanto.tv/~inouetekkou/震災以降ここらのホームセンターでも新潟の時計ストーブが当たり前に陳列される時代に。
自分の掘建て小屋はステンレスのガラス窓付きの長い時計型で行こうと思います。
ほぼ調理用です。
今も頂き物の無農薬野菜のトマト煮が載ってる。
冬はガス要らないです。
そこで。。。次があるんだけど。。。温水器情報も!