2017年04月22日

良い事あるさあ!

毎年、毎年、ほんとにもうゲップが出るくらい
楮にはじまり楮におわる生活。

FBや自分のブログを見てても、殆ど4月の今頃に今年の楮畑が始まりました!とある。
人工的なミニチュア植物をテラリウムに植え込む仕事は長かったけど、草抜きひとつやったことのない都会者。
高知へ来て畑にはまり、草刈りにハマって、何時の時期に何をするのか?を3年日記帳につけ始めた。
櫻が咲いたら種蒔き準備。
彼岸花が咲いたら秋蒔きの準備。
近所の人が干し大根吊るし始めたら、そろそろ楮。
そんな風にメモしないと季節の追っかけができなかった。

日記帳は6年続けてたが、いつの間にか身体に沁み込み始めたので辞めた。
田んぼを手習いしだしてからは日記をつけるどころじゃなくなった。。。


毎年楮が芽吹く前に草刈りしようとしても追いつかない。
枯れてる様に見える株は、南国のここらでは既に草の中になってる。
草を刈れば、ホントに赤ちゃんの小ちゃい手みたいな葉っぱを拡げて出揃ってるのを見て毎年感動してた。
刈り飛ばさないように慎重に。
畑で「栽培」するようになって17年目。
最近は感動のメーターもさほど上がらなくなって来た。
ある意味当たり前になってしまってる。
芽吹いて来る事が判ってるからだ。
最初の頃は「出てくれよ〜」と祈る様な気持ちだったのにね。

今年は寒い。
草の勢いも待っててくれてる。
今日から草刈り。
「ああ、まだ出てないですよ〜良かった!」と安心して刈り始める。。。
番頭は手鎌で丁寧に。
私は草刈り機で。

サクッと株を見ると。。
「おお〜い!出てるぞ!要注意だなあ、やっぱり!」と番頭を呼ぶ。


今朝は雨が降ってた。
小指の爪の半分程でまだ閉じている様は産まれたての赤ちゃんが小さい手を握って丸まってる様で。。
多分、いや絶対、この芽は今朝の雨を受けてさっきでたばかりだよ?!
長年やってるけど、こんなタイミングは初めて。
まるで芽吹く音まで聞こえてるかのよう。。。

帰りの車中。
「いや〜良かった良かった!良いもん見れました〜」と2人してはしゃいでる(笑)
まるで赤ちゃんが生まれる瞬間に立ち会ったかのような感動!
種を蒔いて作る作物と決定的に違うのが。。
「楮の気持ち次第で人ができることは、ほんの僅かである、じっと芽吹くのを待ち、してほしいという声を聞く」
自分達が作るのではなく、楮に育てられてるのは私達の方だ。

やっぱり畑は愉しい、良い事は畑にある!
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2017年03月31日

藍染めの小判

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紙漉も落ち着かない合間を縫ってやってます。
3年振りに藍染めの小判。
小判は毎年暦の為に漉くので、なんだかんだで2千枚は漉いている。
A3サイズより少し大きめの耳付き。
若山楮を抱え始めた頃から、この小判で7枚綴りで手書きを始めた。
年々漉く時間がなくなってきてて、楮栽培に持ってかれてるこの頃。
お客様の「出来た時でええよ」という寛大な注文も後回しになってるここ数年。
新しい工房できましたからね!
もう本気で漉かないとまずいんですね!
私、楮農家ちゃいますねんね!
だけど、原料のことで10年近く学んだ事は大事で、それをしての紙漉きせんとね。

漉く時に少し多めに漉いて暦に使った後は「在庫してます」という・・いわゆる暦がサンプルとなる案配。
近くの山や川縁で採取した植物で漉くのは本当に淡い色。
布のように金属媒染すると、その金属が紙の中に残ります。
金属が経年劣化する御法度の紙。
布のように糸のように洗うということができない。
一発で染めて、しかも水の中で漉くので・・・。
塗れてるうちはかなり濃く染まってる様に見えて。。。
これも布や糸と違うのは・・・思いっきりお日様にて板干しするので(笑)

ここんとこ久し振りに漉いてる藍染めは、良く調べて買ってる藍液ですが。
漉いてる時は、深く沈殿して行く様な濃い色で。
漉き舟の中は紺碧の海みたいで。
これだけ蒼いんだけど、仕上がったら浅葱色に近いと思う。

ここんとこ「藍染め」ないんですか?のお客様が多くて(笑)
いや、ほんと、ちゃんとした藍染めやるなら藍を育てて自分で建てないとって思う。
色ってなんだろう?
良く染めるには実は雑味のない極上の「白皮」。
が。。。
この白皮加工の大変さを経て、それでも水質で変わる染め具合で。。。
こんなに手をかけて「白く」したのへ「色」を吸わせるときの・・・あれ〜!!みたいな(笑)
家は井戸水で硬水でアルカリが強くて、櫻染めもくすんだ色になるのです。
今度の工房の山水の水質調べないとな。
調べて、あれ〜っとなってもそれでやっていくしかないんだけど(笑)

弁柄染めで良く染まる(見本の布の半分以下になるのが紙なので引き算で)
濃くて発色が良い紙から売れて行く。


食べる事もなるべく足下って思うので、染料もなるべく身土不二なんだけど。
買ってる濃い色が受ける事を今日は考え考え漉いてた。
淡い色はだめなんだろうか?
自分の技術が足りないからなんだろうか?
ここらには、腐るほどの臭木があるのにねとか。
臭木の実で蒼出せるけど。。。とか。
布相手の染織家に聞いても紙への応用は限りなく薄い(笑)

売れる物を創ることと、自分のこだわりの境界線を今日は凄く感じながら漉いてました。
朝からかなりの垂直の雨。
マイナスイオンたっぷりだと思考は前向きに、しかも妙にハイテンションにはならず中庸的に。
夕方・・・。
ま、今日はここまで。

小判は慣れて来てるので、大きい紙に比べると「考え事」ができます。
染めの事、原料の事、工房の引越の事、これからのこと・・・。
一定のリズムキープが大事な紙漉きならではの思考とのやりとり。
雨だったからね、できたとも言える1日でした。
タグ:草木染め
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2017年03月28日

心の薬

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新しい工房の完成検査も終りました。
まだ、やることが残ってるので移れません。

今年に入って全くと言って良い程漉いてない。
此処数日寒いとはいえ、もう冬は逝ってしまった。
流し漉きの日々は後僅か。
春の畑作業も始まるし、何よりも三椏や楮の蒸し剥ぎラストも残ってる。
どれもこれもが生仕事で、始めたら一気にやらないとボツになる。

ここんとこもうかなり、かなり悶々状態です。
漉き始めれば、アレができない、コレもできないとなってるから。
仕事に手を出せないでいるんですね。
これは相当に辛い事。

もう見切り発車でもなんでも良い。
漉き始めました。
我が家の工房の竃も最後の仕事で、楮を煮ています。
もう原型留めていない竃。
18年間ご苦労様でした。
羽釜自体は外に竃があった時代からだと23年です。
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三椏は新しい工房の方で待ってます。
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仕事しながらの引越ってどうやったらええのか、もう考えても判らない(笑)
なるようにしかならんです。


久し振りに漉き始めたら。。。
深い溜め息というか・・・。
ここんとこの諸々苛々緊張が溶けて行く。
私には紙を漉く事が一番の精神安定剤なんだと改めて想う。
紙仕事は何よりの心のお薬です。
1日も早く落ち着けます様に!
タグ:手漉き
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2017年03月13日

ソフィー

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2001年の12月から3ヶ月家に紙の事勉強にベルギーから来たソフィー。
今日思わぬご縁で16年振りに再会しました。
5年前から知り合って、嬉しいお付き合いをしてくれてる土佐清水のアーティストの小高良作君が連れて来たのです。
彼の噂はだいぶ前から知ってたけど、出逢いはやはり若山楮に参加してくれてから。
そしてソフィーとはヨーロッパでの個展でやはりご縁が重なっての出逢いをしてて。
8年前に流暢な日本語を話すソフィーから私の事も聞いてた。
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そのソフィーが来たのです。
16年という時間を今日はとても嬉しく感じました。
まだ30そこそこのソフィーと40そこそこの私。
毎日宴会状態の中で静かに仕事するソフィーでした。
今思うと、あーすれば良かった、こーすれば良かったって思う事もあって再会するまでの数時間後悔もあってとても緊張したのです。
だけど、逢って今やってることを互いに話し、私は完成間近の工房を見てもらって。
「みーちゃん、良かったね、よかったね。とても嬉しいよ」と。
私もソフィーが野菜を作って生活してると写真集も見せてくれて、自然農法で美しい畑の姿や電気の無い暮らしをしてる風景の美しさに、「良かったね、良かったね!」と。
一瞬で溶けて、かつて一緒に生活してた頃に戻った。
多分話し込んだら何日も必要。
旅をして、日本が大好きで、でも日本の変な所も結構見抜いててソフィーはビジョンを探してたんだと
今になって思い至る。
野菜と果物があれば幸せな人だったと想い出し
今はそれを自ら育てて暮らしてる。

お互いに一番好きな事(決してらくじゃないよとソフィーは言う、そういうところも彼女らしさは変わってなかった。日本の人はなんでもっと問題点を言わないのかなあって言ってたなあ)
で生きてることへの「良かったね!良かったね!」なんだと思う。
いやもう、喧嘩もしたし、泣きながら互いの思いを言葉の壁もありながら鼻水、涙でやった16年前。
今日はそれでもこうやって再会できた。
次はソフィーの畑を本当にこの目で見たいと思うよ。
とても調和のとれた美しい畑。
小川が流れてて子鹿も来る畑。

16年の間に辛い事も一杯あったと思う。
私もあった(笑)
だけど今、今のこの時点で一番好きな暮らしができてることは言葉なんかでは尽くせなくて
この今の大事さをとても嬉しく分かち合えたって私は想う。
頑固でやりたいことがはっきりしてると物事との人との衝突もある。
それは辛い事なんだよ。
本人が望んでそうなるからじゃないから。
それでも、そういう流れに逆らうことなく、ようやく自分の足下ができたのかなあって思う。

そして良作君との不思議な不思議なご縁です。
出逢うべくして出逢うってこういうことなんだと思う。
自らも楮を育て紙を漉き染めの技法を使って作品を創る暮らし。
彼の仕事は日本より欧米の方が高く評価してる。
そんな人が高知の西のはじっこの山の中にいる。
ファーマーになったソフィーは2月3月くらいしか旅する時間がないというのに。。。
こんな端っこに。
まさかの良作君に連れられて「土佐入野」って駅は良作の家とどれくらい?と判らなかったらしく。
今日逢えて「ああ、そうなんだね!」

来年若山楮10周年なんです、開墾から言うとね。
私の中で大きな節目と思ってたら。。。
ほんとに、ほんとに大事なことが向こうからやってきます。

タグ:居候
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2017年03月11日

塵も積もれば的作業終了。

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1年とひと月でやっと消化。
写真の薪の上の白っぽい大木は楮の御神木。
芽吹きが近くかなり膨らんでます。それ見て焦る気持ちで薪積み。

ここんとこの私の話は「薪!薪!薪!」でした。
今日は3・11。
薪ストーブを始めたのも震災の後だったと思う。
風呂も紙仕事も薪なのに、居候が多かった頃なんで薪ストーブしなかったんだろう?って思った。
男手沢山あったのにね(笑)
当時は石油ストーブとなんとホットカーペットだったし、パンは「電気」オーブンだったし。
きっかけは友人夫婦が滞在中に裏山の切りっぱなしの大量の雜木を「薪」にしてくれたのでできたのだ。
2年くらい持ったと思う。
が。。。なくなってからは一人で調達するのはやっぱり大変だった。
今回は実に多くの友人達のお助けがあってできたことです。
人生ここまでの量は生まれて初めて。
これ全部、今ラストスパートがかかってる高速工事で出る「産廃」でした。
一体この何十倍、いや何百倍出てるのだろう?と思う。
工房が建つ場所は田畑どころか、山も荒れて来てる。
「次の薪の心配はせんで良い。ここらの樹を伐った方が良い」と長老達は言うが。。。
確かにそうなんだけど、「手」がない。
そこら辺をどうにかしないとなあ。
震災でライフラインが止まることへの恐さと想像以上の問題。
家は井戸水だけど電気が止まったら水を汲み上げる事はできない。
今回工房を建ててもらう上で「火」と「水」のこと無理を承知で今時こんなことするの?をお願いした。
今日、現場では無事山からのホースが繋がっていた。まだ水は流していないが。
川向から実に頑丈に渡してもらってるホースを見て感慨深いものがあります。

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工房の外壁作業が始まり、思ってたより可愛い感じ。
ハード面を作って貰ってる間、自分達はソフト面である薪を積む、積む。

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最後は割ってないでかい丸太を撤収して積んだ。
ふらりと様子見にきた、げんさんが「積む技」を私と番頭にレクチャー。
これらは、やっと来た薪割り機の試運転用に。
どれだけ威力あるのか?8トンで縦型。
今の所近場では誰も持ってない。
皆25トンクラスの縦横兼用。
同じの持っても芸がないから(笑)シェアー考えて異色のにしました。
いい加減薪の話を終わりにした所ですが。。。薪割り機使ってみてが今年のラストになるかな。


こんだけあれば、何が来ても大丈夫。
大きな羽釜と平釜も竃に納まり、じき煙突が立ちます。
薪でご飯と味噌汁の炊き出し可能です。
あとは電気の問題はソーラーじゃなくて小水力発電を考えたいです。
この間のアスクルの火災事故の報道見ててソーラーパネルの問題やっぱりあるやんと思った。
枯れた事が無い川ならば水で発電の方が絶対良い。

集落活動センターの設備というか作業場なんだけど、何気に防災機能備えてますのよ!
作ってみせないと誰も本気にならないからなあ。

予定してた訳じゃないけど、今日という日に終って感無量。
薪暮らしを本気で考えたのが6年前の今日でしたから。
6年前は自分の事だけだったのが、こうやってもう一歩先へ進んだことが。。。
まるで狐につままれた感じです。
タグ:防災
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2017年03月07日

自然光

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この家は南を向いてて、集落で一番高い所にある。
今朝は少し寒い。
そんな春近くの朝陽が私は好き。

昨年の11月から大物が続き、そのまま収穫作業に雪崩れたので加工部屋は「あかずの間」と化していた。
今年の仕事は自分から売り込む柱を2本しっかりやるという基本に戻る。
かなり前からお待たせしてる分もあと2つまでになった。
薪作業の山が地面が見える所まで来て、やっと加工部屋の大掃除。
これまた薪と同じで果てしない感じだったが、少しマシに。
「漉き場」は来月には引っ越すが、予定してた加工部屋は現時点で無くなったも同然なので、これから頭を悩ませることになっていく。

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紙を保管する棚は、これの他に2つと箪笥が2つ。
カットした切れ端も捨てられない性分。
これも、今回相当に処分した。
ゴミ袋へ入れる気にならず、薪ストーブで少しづつ燃やした。
切れっ端だが、見れば「あああのとき漉いた紙だ」と判る。
ど忘れ、ボケが相当進んでるこの頃なのに、紙は見て触ればこの24年の全てがちゃんと記憶されてるので
我ながら呆れる程です。
痴呆症になっても紙の事だけは忘れないんじゃないかと思う。

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2017年03月05日

次へ行ける

明日雨予報の日曜日。
番頭を引っ張り出して薪の片付け。
たまたま、超お久しぶりの友人が(若山楮にとって最初の最初に助けてくれたお人)がふらりと先週来た。
風呂は薪でよ〜。って言うから。。。
あるある!とやったら今日来てくれました。
なんと片道1時間を3往復して運んでくれた。
おかげで、いつ終わるともしれない山がみるみる減った。

あげるよ〜と押し付けがましく頼んでた友達も取りに来てくれて。。。
思いのほか積むのも考えて上手にやる番頭にも感心したし。
トタンを被せたら案の定雨です。

明日降ってなかったら、最後の木っ端など片付けたら本当に終る!!
塵も積もれば的な作業の最後に3人が来てくれて・・・・。
今回どれだけの友人達に助けられたかと感無量。

これで、頭は次へ行く事ができます。
山を崩す様なやり方では田舎暮らしは無理よと以前言われた事がある。
都会もんは事務作業みたいにやるからなあって。
確かにそうだなあってやってきたけど・・・・。
季節の仕事だと後回しにすると翌年なんよね。
やっぱり仕事の山は崩すやり方しかなくて、塵も積もれば的な目眩することも多いけど。
地道にやるのは結構気持ちも良いもんだ。
願わくば次の薪は4トントラック2台が有り難いとは思う。

今日はブヨが凄かった。。
暖か過ぎだよ。参った。
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2017年03月02日

文旦

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今年は文旦が豊作みたいです。
つい先日コンテナに山盛り2つも、塩の社長から頂いた。
完璧に無農薬!
「売れるじゃん」というのに「欲しい人に配るからええっ!」と本当に配ってる。
豊かだなあ。。。。
美味しかったので、お得意様や友人に送ると大喜びでした。

自分の分に残しておいた最後のひとつを食べ終わった夕方・・・。
えらい久し振りの方がやってきた。
なんとこちらも文旦!
しかも今日スーパーで二の足踏んだブロッコリーも(笑)
長太がまだ来てない頃以来だったのに、ちゃんと鹿ジャーキーまで。
毎度長ったらしい私のブログを読んで下さってたのですね。
一人と一匹は小躍りです。
で、お返しもないしと積もる話してたら、風呂の焚き付けが減って来てなあ。。と家のストーブ見て言う。
おお!あるよ!あるよ!ということで、お返しができるじゃーないか。
そろそろラストスパートになってるのだが、積む場所が厳しくなってる。
あちこちに「上等じゃないけど要らないか?」と声かけ始めてます。
今日のお客さんが「じゃあ、チェーンソー持っていくか!」というから。。
もう40aに切って更に割ってあると答えると、しばらく目が点。

これ以上雨ざらしにして腐らせたく無い。
欲しい人順に片付けますよ〜。

今日は風が強くて少々寒さが戻ってますね。
薪ストーブガンガンで・・暑い(笑)
やっとこさ、下の加工部屋も片付けて、いよいよ紙漉再開です。
掃除すると人が来るというジンクスは当たってるなあ!
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2017年03月01日

リニューアル満載

今日はショップのリニューアルにつき少量だけど紙の博物館へ納品に。
http://kamihaku.com/product
以前の大判の紙はスティール製の紙入れだったのが、木製の什器に変わってた。
これ、ええなあ、高いでしょ?「うん高いよお!」と。
店内は明るく、動線も綺麗にスッキリした感じ。
30年近くやってこられてのこのリニューアル。
それからしたら、今の自分はなんと有り難いことかとしみじみ思う新築である。

もうひとつ、高知県立美術館ミュージアムショップも変わるらしい。
次は美術関係の書籍がメインになるそうで、金光堂が手がけるらしい。
これはこれで、楽しみだな。
年度末。新しい動き。なんだかこちらまでソワソワしてくる。
今日から3月です。
は・や・い!!

夕方帰りに作業現場へ立ち寄ると、職人さんが沢山立ち働いてた。
いつもの左官屋3人トリオは棟梁ひとりで、竃を始めている。
夕方になると冷え込んで来た。。。
「はあ、今日は疲れたなあ」と棟梁。
トリオでやってる時は喋り倒してやってるから、一人で黙々は疲れるのだねえ。
私も、一人で薪積むのはもう飽きた。
なので週末に番頭を呼び出してしまう。

紙仕事は一人の方が良いが、蒸し剥ぎやへぐりという単調な仕事は、話相手が居た方が疲れない。
もっとも、私は聞き取れない人なので、手が止まってしまう。
それでも相手が居ると疲れ方は半減するもんだ。

「もう寒いし5時回ったからあがろうよ、父ちゃん」
長太が車のガラスに鼻面くっつけてるのを見つけて・・。
「お前も待ってるのがいるよ、早う帰りなさい」
どこまでも、父ちゃんなんだなあ。優しいんだなあ。

今週末まで現場に行けないのが寂しいが、仕事しないとねっ!!
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2017年02月27日

倒壊

写真はないですね。帰って来てまでアレ見たく無い。
今朝はゆっくりめに現場へ。
「さあ、あと1日でなんとかするぞ!」と浮かれ気分の私を待ってたのは。。。
この2日かけて積み上げた2列の薪が倒壊!ドミノ倒し!!
いや。。予感はあったんだよね、実は。
今積んでる場所はカーブになってる。
一昨日辺から一番リーチが長い所。
うっすらイノシシの匂いもする。
他にも理由は満載。

道挟んでの作業場建築現場ではいよいよ職人さんが沢山入り始めてる。
恥ずかしいのと、情けないのとで、呆然。
ここんとこの疲れが一気に吹き出して、なかったはずの筋肉痛まで出始めた。

考えて、長い長い一列にするのを辞めて2つに分けて積んでみた。
2日かけてやったもんを半日でやれるほど今日はチカラが出ない。
三分の二完了した所で「明日また崩れてるんだろうか?」と思うと睡魔が襲って来て退散。
資金がないから薪小屋なんかとんでもない。
資金がないから資材もない。
鉄柵を外したおかげで、鉄筋だけはあったので、それと農業用黒ビニール紐だけ。
支えが一切無い所に、しかも地面は凸凹、直線取りたくてもカーブという所に積む気になった私が悪い。
せめてブロックと杭と足場に使う様な「真っ直ぐで同じ太さ」の支えが欲しいのよ。

3歩進んで4歩下がる本日。
漫画じゃないが、脳天に一撃で絵に描いた様な打ちひしがれ。
げんさんに「崩れたあああああ!」というと大笑いされたのがせめてもの救い。
次々ナーバスなこと考えると本当に身体はギブアップするもんなんだなあ。
長太もこの私の意気消沈が伝わったのか?
散歩でもゆっくり歩いて時々私を振り返るので「ごめんよ、今日はもうだめだあ!」と言うと
トボトボと歩いてくれた、、、ああ君が居てくれて良かった。

明日は棟上げ。
かっこよく積上ったのを皆にも見せたかったんだよなあ。
クヨクヨしてても始まらない。
薪で沸かした風呂にどっぷり入ってリセットせなあ。
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2017年02月26日

わる。

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12月の楮蒸しのために四万十町の「黒鳥」の斧を新調したら、嬉しくてあっちゅうまに全部割ってしまった
協議会のげんさん。
「薪割りを若い人に教えてもらう予定やに!まだ9時前じゃないかあ!1本も残ってないじゃないかあ!」
困ったような、おちゃらけた様な満面の笑み。

19日から始まった薪作業は途中の雨や都合で休みになったりだったが通算3日半で「玉切り」完了してもうた。
休憩長いし、毎日おいしいランチ食べに行ってたしで、真面目にやれば、えーすけが言う通り2日で終ったな。
だけど、色々話せる貴重な時間だったなあ。
さて、えーすけは田んぼもあるしで、終了。
その日に見に来た、げんさん。
割り始めてるので、すぐさま斧を持って割り始める。
どんだけ好きなんだろうと思う。
げんさん独特のやり方を見て、えーすけもそれに習う。
駅伝じゃないが、見事なバトンタッチで後半戦をげんさんがやっているのだ。
凄い早さである。
半日3時間程3日目の今日、もうほぼ割り終わってしまってる。

げんさんとも、普段はあまり話さないが休憩の時色々と話せるのも楽しみのひとつである。
奥では高速の工事でダンプがひっきりなしな中、超アナログなことをやってるので、みんな気になる。
今日は日曜日で工事が休み。
長太どんは朝からずっとフリー!!!
とても静かで山の中でげんさんが割ってる音が木霊してるんだろうなあ。。。
こういう音は聴こえたいって思うなあ。


昨日までは細いのを卓上丸鋸で伐って丸太で積んで行った。
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今日から割ったのを積む。
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割ったのを積むのはまるでパズルのピースを填めて行くようである。
時々離れて曲がってないか?傾いてないか?と確認しながら。
積み上げた薪の面がぴしっと揃ってるのは美しい。
雑な性格の私が、紙漉でも一つ一つの工程を丁寧にやれるようになったのは、実は薪作りに学ぶ事が多かった。
げんさんと、積上った薪にトタンをかけてしばし、2人で無言で眺める時間。
「こういうやり方もあるよ、やってみい」と今日教えてくれた。
明日練習!

海沿いの田んぼでは田起こし、水が入り、苗床が始まった。
山の中では薪作業が大詰めで、炭焼きもやってるらしい。
例年に比べるとかなり春が早そう。
まだまだ油断はできないけど(いつぞやは早く水を張った田んぼが凍った年もあったからねえ)
冬の終わりの山の中と春の足音の海沿いの生活の入り交じったこの季節。
人がワサワサと動き出す感じが一番する季節。
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2017年02月22日

雨で小休憩

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なんであれ、段取りが一番大事と今日も私らは知らない人が聞いたら呆れるくらい「段取り」ばっかり言って薪作業。
予報に反してなんとか夕方まで持ちこたえてくれた雨。
二人で一日の出来高がこの一列です。
若山楮は蒸しはぎでこの3倍は使うから、薪ストーブもとなるとどんだけ使うのか未知数。
既に7列目まで来てますが、まだまーだありますのよ、おほほ。

明日は雨予報。
2月だというのに雨が多い気がする。それも温くて春の雨みたい。
明後日から、いよいよ斧で割るのも同時進行です。
できれば、こっから1週間は乾燥注意報出るくらいになって欲しい所。
きっちり40aで、えーすけが伐ってくれるので、細かい端っこが結構出る。
それを風呂で焚いてみて、まあ、なんとかギリギリだが火力保ってる事確認。
我が家の温水器は冬はアウトなので薪で沸かすんだが、、、、。
楮のおがらのみでやって来たここ数年。
今年は有り余る程の薪!
数本突っ込んでその間に色々出来るのはやっぱり薪だから。
おがらの場合は紙みたいに(まあ紙の元ですからね)燃えるので付きっきり。
湧くまでにビール呑んじゃう(笑)
でね、どんなに疲れてても薪風呂入れば疲れも取れてリセットするのだ。


さあ、何列になるんだろうねえ。
積み方のレクチャーもしてもらって、やっぱり師匠と呼べる存在はありがたい。
24年もやってても、新しく知る事は嬉しい驚き。
片付けなきゃ・・と焦ってたのが延々やっても飽きないなあとなってきた。

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2017年02月21日

南国は真冬が薪作業

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昨年の4月だったか5月だったか。
作業場建設予定地のすぐ先に大量の樹が山積みになってた。
少し手前にも以前から地元のグループが工事で伐採される廃棄処分の樹を盛大にもらって年中置いてる場所があったので、「ええなあ、羨ましいなあ」と指をくわえてた。
そのリーダー格のの人が通りかかったので「ええねえ、こんなに沢山の樹、年中薪探ししてるから羨ましい」と言うと。。。
「これ中嶋さんの分やで!ぜ〜んぶあんたのや!!」と。
紙漉も楮蒸しも風呂も薪だと言ってたので、地元の人が土建屋に「置いてけ」と言ってくれたらしい。
4トントラック3台分は軽くある。。目眩がした、ついで、これ私全部一人では無理と途方に暮れた。
欲しい!だけど「樹」では「薪」にはならないのだ。
友人達に応援を求めて助っ人かき集めた。
お持ち帰り自由という事で「玉切り」してほしいねん!である。
この際に私も今一度チェーンソー習い直しだしっ!

が・・・。
予定してた備品購入するはずの8トンの薪割り機は未だに来ないし。
5月6月の炎天下での薪作業程効率あがらないこと至極。
師匠のえーすけが「薪作業は真冬!」と言ったのは激しく納得。
雪国の人が聞いたら呆れるかもしれないが、南国では薪作業は真冬でないと無理。
そして昨年は夏から秋に掛けてずっと雨で更に放置。
野良仕事がメインの友人達は5月から11月までは身体が空かないし。
そんなこんなを経て、数日前からやっと残りをやり始めてます。
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放置してたもんだから近くの高速道路作業の都合でブルトーザーで寄せられてしまったので。
泥だらけ、石まみれ。

協議会の男衆は「もう腐ってるな、ダメだな」と言う。
だけど、ここを綺麗に片付けないと「次」はない。
実は産廃に有料で持ち込まなければならない雜木がまだまだわんさか出るらしいと情報。
業者にしても無料で落として行ったら使う人がいることは有り難いのだ。

私のもはや親友と言ってもええよね〜(笑)
師匠のえーすけは、動じる事無く「大丈夫だよ〜」とにこやかに腐りかけてるやっかいなのを
まるでケーキ伐るみたいに伐って行く。
「泥と一緒に石があるとあかん」とも教えてくれたので紙漉体験で使うスクレーパーで泥落としをしながら。
短気な男には絶対出来ない所作。
おかげで私は安心して無理難題を。

山になってる中から卓上丸鋸「通称ジャーンで切れるリミットを軽トラに積んで家まで持って来て伐って
また積んで薪置き場へ積むという非効率的なことも嫌な顔せずやってくれる。
積む場所を急遽こしらえた所は手が入ってない檜の山の下。
風通しが悪いという事で本日枝や死に体の樹伐採してくれた。
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やっぱり男やなあ!
有り難いなあ!
よう判ってない私の無理難題をどんどん消化してくれる。
薪作業は長年やってきたけど、いきなり4トントラック3台分という人生お初な状況なんで段取りや思惑が
上手く作動しなかった。
私は自分ができる段取りを頑張る、とにかく頑張る。
日が長くなって今日の仕事終えて、長太を遊ばせながら、しばらく立ち去りがたかった。
こと薪作業の充実感はうまく表現出来ない。
段取りと1人なら2人ならの作業のリズム感と一日やった達成感が目に見えるということ。
「美しく薪を作る」ということと、それで暖を取れて美味しいもの作れて、火に集まって来る人の想い。
私は紙を漉いてるけど、この火への想いなくしては続けてないと思う。
そして短気を起こさず、女だからとバカにせず教えてくれながらやってくれる友達の有り難さ!
えーすけ居なかったら作業場を助成金で建ててもらっても維持出来ないと本気で想うよ。
ハード面とソフト面。両方なかったら完成しない。コレ凄く大事。
声高には叫ばないけど、コレなくしては今の中山間とかそういうの解決しないんじゃないかな。
人なんだと想う。
そういう人との繋がり・・・言葉にしちゃうとあっさいけど。
そこをどれだけ埋めて行けるかは・・作業が終って夕暮れをぼけーっと一緒できるとか、そういうことじゃない?

いよいよ作業場前に突き出してる楮の大木の「御神木」伐る日が近い・・・。
大木過ぎて道路に跨がってるし、放置してたら崩れるし。
大丈夫、きちんと楮蒸しでお焚き上げして彼の株から出るであろう今年の若枝は紙になる。

今日薪作業してたら作業場の竃を作ってくれる左官屋さんがやってきた。
「あの人は何処の人や?」と
こんなお金もでない事をやってくれる人が居る事に驚いてるみたいで。
「友達よ友達」と言うと「ふ〜む。。。で竃だけどよ」といつものようにおんちゃんの考えとこの後の段取りをしばし話した。
おんちゃんは「結局赤字かなあ、今回も。だけどよ使うのはあんただからよ、あんたの良い様にワシは作りたい」
煙突部分の大幅な修正をやることになったけど、おんちゃん至極満気に。
「赤字の部分は私建ったら儲けておんちゃんに還元するから!」と全くもって根拠の無い事放言。

有り難いです。
ほんとに有り難いです。

で、まだ建前もしてないのに・・・
若山楮に関わってくれてるみんなが「宴会せんとね!と盛り上がってるらしいです。
いやその、餅投げぐらいはしないとまずいんじゃないの?と言えば・・。
「まあそれはそうだけど、まずは・・・宴会じゃろ」だそうで。
ああ・・・。
若山楮はとにかく理由あれば宴会路線が定着しちゃったみたいで。。。誰の御陰か。。
派手になりそうですよ。
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2017年02月19日

真冬の仕事

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朝から出かける日は今期は石油ストーブ。
長太は産まれてすぐ家に来た時から薪ストーブ育ち。
時計型ストーブは火が入るとどこに居ても暖かい。
今朝石油ストーブつけてたら、、、、
いやその・・後は暖かくならんのだよ、それは。。大笑いですが、本人いたって真面目な顔。

昨夜は風がきつくて、あちこちから音がするので、なかなか寝付けなかった長太。
布団に入ったり出たりと落ち着かなかった。
私も落ち着かない。
いきなり玄関のセンサーライトがついてびっくりしたり。
アレ、落ち葉が飛んで来ても反応するんかなあ、、
だとしたら、人家のない今度の所夜中に風のせいで点灯するのは恐いかもなあ。。


さて例年になく確定申告をもう終らせた!!
やることが満載!今月来月は勝負所満載!
どんどん片付けていかないと、あっというまに一年なんか過ぎてしまう。
昨日は、よくぞここまで散らかったもんだ!の加工作業部屋の大片付け。
色々と考えさせられた・・・。
「定番」への絞り込みをしないと片付かない。
仕事の「柱」をしっかりと定めないといけない段階に。
出て来るのは。。サンプルの色々ばかり。
「紙のサンプルはありません」という知人がいる。
一時期「見本帳」も作ったが、それで注文というのは限りなく少ない。
殆どが「これのもっと厚いの」とか、もっとこんな風にとか、つまり「既成」でない仕事ばかり。
何年間もの「サンプル」がごっそり。
考えなくちゃねと、もう出番がないものは・・燃やした。
おかげで昨夜のストーブは紙だけでした(笑)


そして片付けなかったもうひとつの良い例が昨春いきなり来た大量の薪。
結局、暑くなって手が出せないまんま経過してしまって、上等だったのが劣化してしまった。
なんという勿体ない事をしてしまったのだと猛反省。
場所が片付かないと、次が貰えないので、今日からしゃかりきお片づけです。
先生に来てもらってリハビリ的に始動します。
準備体操終ったらみんなに連絡しますね〜。
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2017年02月11日

薪にはランクがある!

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FBで投稿出来なくなった。
コメント、シェアー、貰ったメッセージには返信もできるが、新しい人へこっちからメッセージ送れなくなってる
FBはいきなり、こういうことをするらしい。
やたらと承認申請するとか、危ない事ばかり書いてるとかをチェックしてて制限をかけるとか。
長文も目に余ると制限がかかるとか。
苦情を訴えたくても送信ボタンが反応しないから、原因も解除も判らない。
まるで罰ゲームだ。
友人の年賀状に「毎度長い、老眼にきつい」とあって今年少し制御しようと思ってた。
此処数日は寒くて朝一発の散歩が遅くてついついFB見てると長太が怒ってた。
「ちょっと控えよう!」と思ったその日から・・・投稿出来なくなったんでFBは私の頭の中見てるのか?と
気色悪くなってます(笑)

と・・・前置き長いね、やっぱり。

寒波襲来、南国のここも雪。
毎年積もる日があるのは意外かもしれないね。
こんな日に限って今年は「極上の薪」がない。
いや、薪は山の様にあるのだが・・・。
「薪」にできなかった昨年で、やっぱり今困ってる。

木を貰ったら、何が何でもチェーンソーで玉切りまでしておくこと。
割るのは後でも良いから生のうちに玉切りまで!!
これ今年こそは腹に肝!
そして積んだら絶対にトタン!
薪小屋あれば尚良し。

伐ってない雨ざらしを伐ったものの、燃えない。
伐って積んだのにトタンしてなかったのはスカスカ。
それでも先月やっと時間できてトタンかけてこの乾期で少し乾いたのは・・燃える。
大量にあるので、紙みたいに燃えるけど、突っ込むしかない。
うかうかしてると、まあた暑くなってへばるからいまやらないとね。
ランクで言うと下の下にしてしまった私が悪い。
櫻、椎、栗、楊梅・・・極上が一杯・・腐りかけです。
そして。。昨年から騒いでる薪割り機も手続きややこしくて未だ来てない。
今年こそ、肝に命じて最優先は薪作業。

それでも、薪ストーブ頑張っててよく燃えてるから・・・・。
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満月、北風、雪で脱走テンション上がってる長太も寝そべってくれた・・やれやれ。
暫くはこっちをマメに更新する事になりそうです。
「書く」ことは私にとって前へ進むとっかかりなので。
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2017年01月31日

田舎というキーワード

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田舎に移住して来て24年目。
東京で悶々としてた20代。
身体の事もあって「どうしたらえんじゃ?」の30代。
手にした当時まだ珍しいカラー写真の新聞に「後継者を育てる!」という高知県の手漉き和紙組合の記事が。
「育てる!」ということは当然修行中の生活費なども面倒見てくれるんやな?と思ってアポイントもなく
いきなり紙の博物館の事務所に入って行ったのがきっかけ。
「給料貰いながら学べるのですね?」という私に当時の館長様は絶句。
紆余曲折あって個人の紙漉場へなんとか入るも。。今思うと当然だけど給料無しという条件だ。
これをクリアーする為に1年かけて貯金と車の免許を取得して「行きます!」の手紙に。。。
「ホントに来る!」と慌てた親方一家でした。

あれからしたら・・・。
随分と田舎の間口は拡がったもんだと思う。
最近は「地域起こし協力隊」「地域支援員」というカテゴリーもできたし、儲からない楮栽培をやってる私はかなりお世話にもなってる。
助成金でなんとかここまで来た憐れな若山楮である。
それは、ひとえに「これは面白い!他がやってない!高知って和紙じゃないか!ホントに昔あったこと!」という
役場の中のテンションが高い人と地域に昔の面影を知ってる人が居たからこそできてきた。
だが。。。
60年前までは飛ぶ様に売れた楮と言う作物が売れなくなった背景を知ってる人も当然沢山居る。
つまり超マイナス思考の方々を足先にぶら下げながらやってきた。
イベント?だからどーした?儲からないという発想。
そうです、儲からない。
だけど・・・・現金は入って来ないけど貴重な「手」が仰山集まる。
これを賃金換算したらとっくにアウト。
「タダの手ほど高くつく物はない」とはハレハレ本舗で経験済み。
イベントではなく「共に汗する仕事」という方向へ向かってる。
楮や和紙に縁がなくなっても「田舎で仕事する」ことを彼らが何時かどこかで「やって良かった」とおもってくれたらそれで良いし、私は刹那的な収穫作業を彼らの御陰で毎年なんとか終えられてる。
更に「その意味」がやっと地域の中にも判ってくれる人達が出て来た。
「こんなことが面白いのかね?一緒にやれて愉しかったから来年も!」となって。
ああ、最初の想いは8割り達成したかなと思う今年。

若山楮を始めた時。
とにかく地元の人に誇りを持って欲しいという一点のみ。
これは楮作業を通じて、焚き付けにする薪の事や一緒に食べるおばちゃん達が持って来るおやつの事や
そういう暮らしがまだ残ってて、そういう愛情たっぷりなベースの中で仕事も一緒ということ。
イベント仕立てにしてるけど、実はそういうこと。
御陰でファンが集まる様になって、重たい楮を若い人が運んでくれて「有り難いのよなあ」と。
こんな田舎の善哉をあの子三杯も食べたで!明日も作っちゃるよ。
そういうことは「賃金」の数字には上がって来ない。

新しい作業場は「イベントにする為の余計な労力を辞められる」わけです。
つまり、「若山楮の仕事場へようこそ」と、やっとなるのです。
テント張る、撤収する、出店するそういうの全部辞めたら今までかかってた人件費かなり浮きます。
ついでに言うなら、ゴミも出させない、これは都会から来る人と田舎の昔の人との大事な温度差が顕われると思ってる。
とにかく地域で暮らしてる人達の仕事場の中へようこそ!がやっととなります。

地域起こしはまず、地域の人の意識を変えないと無理なんですね。
環境意識や情報が沢山ある他所者ばかりでやっていても其処は「外国みたい」なんです。
口で言ったって変わらないし、変えようと言うエネルギーはもう使わない。
いやもう、すっかり寝てる年寄りばかりの中山間を起こしてどうするよ?
そっとしておいてクローズして良いよと思ってます。
私は、ただ閉じて行く其処に楮があるもんだから採ってるだけで、後見るとおんちゃんが
「そんなやり方あかんぜよ、こうやるんだあ!」となってるだけです。勝手に来る。
儲からないけど赤字はモチベーション下がるのよなあと思えば。。。
なんとか作業賃金分になる値段で買い上げてくれる人達がついてきてくれてます。
これって奇跡よね(笑)営業一切無し。そんな時間ないですし。。

あ、またも長くなりました。
日経の地域起こし云々の記事を毎度見てて、そやなあ!と思いつつ・・・
そうならない為に、できてるか?自分とか時々足元見ますんで。
一通りの作業が終了し、建設現場が動きだし、次の諸々考えないとあかんし
確定申告来たし(笑)歯痛いし。

薪を取りに外へ出れば見事なお空です。
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2017年01月25日

冬本番

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若山楮の白皮にする「へぐり」作業完了しました。
今期はちょっと段取りも変えて12月から突っ走り体制で皆お疲れだったと思います。
へぐりをするには乾燥させた黒皮を水に漬けて柔らかくしてから包丁で、それこそ1本1本です。
12月は生暖かくて一気に柔らかくなるので、休日だから休みなんて言ってられない。
楮の戻り具合に人間の方が合わせるしかない。
なので、誰もが「へぐり」が始まると休むなんて言わずに朝から夕方まで作業場へ通い続けてくれます。
昔ハレハレ本舗で居候してた若いのは、これが伝わらず遊びの誘惑に負けて自分優先やったなあ。
いやまあ、こういう仕事は若い子、特に女子には向いてないと思う。
若山楮は高齢者集団だから(笑)
私もまだ若かったんだね。
若山楮に続々と若い皆が集まって来るのは、おんちゃん、おばちゃんの仕事師の御陰です、私も鍛えられた。

原料商さんが驚いてました。
「え?此の時期に完了してるの?」って。
いくら年寄りと言っても皆さん農家さんでもあるので、2月終わり頃からは田畑が始まるので
「手があるとすれば2月まで」なんです。
現在の作付け量をどこまでやれるかを計った今期。
ひと月です。ただし延べ人数はかなりもの。ボランティア、体験など入れないと到底無理なひと月。
私始め、コアなメンバーは相当に疲れた。
作業するだけでなく、大所帯化する諸々も回して行くから・・・。
どっちが楽?
どうなんだろう?

愉しいという一点に関しては大変でも大勢とやっていきたいという結論出たかなあ。

そして今年から毎年四苦八苦してるへぐった後の黒塵を友達で、収穫作業でも参戦してくれてるヒデさんに
かねてから「畑のマルチに」ということで実際にお願いしました。
広い広い畑
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これ全部を鎌で無農薬無肥料で。
野菜の株元へ敷き詰めてくれてます。
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冬の葉野菜の泥はね防止にもなるし、発酵するから良い肥料になるはず。
一方でこれは紙にもなるので、私も頑張って来た。。。
だけんど、原料化するのに白皮より手間がかかるし管理も難しい、勿論紙にするのも難しければ成った紙を売るのも難しい。
難しいだらけで元手も取れないなら美味しい安心出来る野菜の役に立った方がええ。
大量に出るよ!って言ったのに、ヒデさんの畑のほんの一部にしかならなかったです(笑)

実は若山楮は予約を受けてる数量にもまだ足りず、あちこちからのご注文を今年もお断りしております。
まだ畑の中には余力のある場所があるものの・・・。
幡多地域独特の楮でやるとなると、移植がほんとに大変。
挿し木とか色々やり方があるようですが、その道のプロのおんちゃんも「若山の楮は難しい」って仰る。
簡単に「畑」で増やせない。
そこら中に自生してるのに・・・。

そこら辺が今年の課題です。
有り難いことに自生してる楮がはびこって困ってる地元の方が「売れるなら!」と栽培の名乗り上げてくれました
自分達が開墾した10年前に自生してた群生地の対岸であります。
彼は10年間見て来てたんだと思う・・・。
続けることの大事さを教えられました。ありがとう!
posted by ハレハレ本舗 at 20:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年12月30日

今年もお世話になりました

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今年も本当にお世話になりました。
今年、初めて作業の段取りを大幅に変更して、刈り取りから、立て続けに「へぐり」に入ってる若山楮。
やはりひと月では完了となりませんでした。
反省点も多々あり、次への課題が見えました。
やはり、頭の中の図面と実際にやってみての仕組みには、ギャップが出て当然。
やってみないと判らないことは沢山あります。
これを忘れないうちに、来年の収穫作業の図面引きを正月にやろうと思ってます。
中心となるメンバーは私が一番若くて50代、ついで60代一人で、あとは全員70代。
あ、88歳居ます(笑)
かたや、今年は体験や助っ人達が一気に若くなり、多勢となってくれました。

そして、年明けは作業場建設がいよいよ始まります。
もし、3月に完成したならば周囲や町内の目を付けてる自生楮を刈り取り「竃試運転」も兼ねた蒸し剥ぎをやろうと思ってます。
収穫にはギリギリの時期です。

こうした楮栽培を安定して無理無くできるようになること。
そして、ずっと後回しにしてきた紙漉を元の軌道に戻す事。
これが来年の目標です。
そのためにやることは山盛りで、更にジタバタを展開するであろうことは火を見るよりあきらか(笑)
呆れるだろうと思いますが、どうぞ宜しくお付き合い下さいませ。

皆様にとって良い一年が訪れますように!!
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2016年12月25日

虹隠れるどころか出まくりな12月

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ハレハレで七十二候暦を制作してるので、季節に相当する言葉を書いてると色々と思う事があります。
特に農作物の収穫などは、この高知西南に来てから同じ巡りの年はなく、少しづつ「ずれてる」なと感じてた。

「虹かくれて見えず」という候を書いたのは確か4年前。
11月終わり頃の候。
昔は確かに冬に虹は見なかったんだけど・・・。
去年も見た気がしたし・・
今年は先日レレインボーくっきり。既に12月に3回位見てます。
つまり・・・12月は冬ではなくて晩秋の気候になってる。
種を蒔いて作る作物ではない楮の場合、この「ずれ」には正しく育つ。
くわえて、寒くなってなんぼの収穫作業なので、人の頑張りがあっても天候があかんなってきてる。
12月に虹出ちゃってるよ、もう無理だな。って早朝の虹を呆然と見ました。

川の状態もあろうことか、かなりの出水だし。
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雪がちらつく位がええんだけど、汗だくでブヨと戦うという・・・。
コレ見た人が「こんな・・若山楮は狂気の沙汰なことやってる」言いましたらしいが・・・
私的には「泳げるんじゃないか?これまずいんじゃないか?」と思った今年です。
ヒートテックなんか着た日にゃ汗だくです。
12月イコール冬イコール、インフルとか・・・まだ時候的には晩秋ですよ。
もう少し、刷り込み捨てて風などを感じてみて下さいよ。
マフラー要らんですよ(笑)

皆が頑張ってへぐった白皮も乾燥に四苦八苦してます。
北風が吹かない。
あろうことか・・・南風の嵐が吹いて前代未聞の状況。

つまり・・・・。
旧暦や農事暦的には現代の12月は、11月前半なので、ひと月程遅れてる。
これは異常気象でもなんでもなく・・・。
旧暦や農事暦的には既に1ヶ月ずれてるんで、問題はない。
ところが西暦の暦に則って暮らしてる私達人間は12月は冬だろうという「ずれ」なんであります。
12月は秋ですねと。それでなんの問題も実はないんだと思う。

北風を受けて冬の短いけど強い陽射しを得れば、いとも簡単に美しい楮が仕上がる。
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長い長い工程のどこを切り取っても美しいねえと思えることを「仕事」と思ってる若山楮のみんな。
へぐり作業で手に豆ができても、仕上げるのはお天道さんだということを知りつつある、みんな。
自分達が「作ってる」んだけど出来うること精一杯やってるんだけど
最期の最期はお天道さんだということを理解し始めてる今年。
ところが人の都合を優先すると絶対失敗が出る。
どこまで行っても人はお天道さんに沿うしかないの。
南風の嵐で学びました。
それでええんです。
人がシフトすればええこと。


来年からは1月半ばに全てを移動します。
9年かけて作って来た段取りは、どうなってくかなって思います。
10年目にしてリセットなるけど、9年で得た関係性は更に強くなると思うし
まさか、ここまで皆がそうとは知らず、自然の摂理に動く様になるとは思ってもみなかった。
人が植物にあわせて動いて行かなきゃあかんと、やっと判ってくれたです。

異常気象でもなんでもなくて旧暦的には実に正しいことなんですね。
そうやって、仕事の流れが各自緩やかに動いていくのが嬉しい。
健やかなんです。


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2016年11月25日

たまには・・・・。

暦中盤大詰め。
今回の一番難しい紙をやっと半分まで仕上げた。
暦というのは実用されるものと思ってる。
「滲んだりして読めないのはいかん。
走り過ぎてなんて書いてるか判らない崩しはいかん。」

しかも紙のよっては枚数がギリギリな物もあるので。
「失敗したらいかん、」

いかん、いかんの連続作業。
当然ですが、祝日間違えたらいかん、満月新月間違えたらいかん。
これは絶対いかんのだが。。。毎年なんかある、ごめんなさい。

道半ば、折り返し地点まで来て、この「いかん」に抗しがたくなった。
1枚くらい良いだろうと・・・もう夜中だというのに、始めたら・・・とまらん。
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作品ではないので座布団映ってるけど。
3種の枚数に余裕のある紙。(つまり在庫出来ます 笑)
左から 中国産大麻100%、那須楮土染め、若山楮生漉

墨を凄い吸うのでピッチが限りなく進まない中国産大麻100%の部分
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土染めということもあって、これもピッチは上がらないけど、今度は生漉で書いてみたい那須楮の部分
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長年これだけでやって来てるので自分のピッチに一番合う若山楮
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墨は墨汁です。
筆に残ってる墨に水で描いてみた。

面白い。
全部滲み方が違う。
きちんと描くを自分に言い聞かせて無駄な事やるのに躊躇してた。
紙漉なんだから金は無くても紙はあるのにね。。

筆を置くチカラ加減でも違って来るし、ならば〜ならば〜とやり出したら止まらなくなって。。。
あちこち墨だらけ、紙だらけ。
墨汁だけど少しお高いの使ってるんで(笑)墨の香りも充満してハイです。
「いかん!」から少し解放されました。
スッキリする筈が・・・もっとやりたいっってなって・・明日も紙漉き、で晴天予報です。
もう寝なきゃ。
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