田んぼもなんとか穂が出た。
野菜は前回の台風で壊滅したが・・・あちこちから野菜が来て買わずに済んでる。
おまけには天然鰻とか・・・白イチジクとか・・・普通では金はたいても変えない物、やっぱり頂いてます(笑)
脳天気にやってるけど、放射能汚染瓦礫を受け入れが九州、北海道、四国に集中してて・・・
手を挙げてる所あるねん・・・
私が住む幡多地域は当初、査定されてたが回避。
一番近くでは四万十源流の四万十町。須崎が受け入れに挙手。
まあ、放射能は既に3/15現在、ほぼ全国に飛来してます。
一番無難な策としては福島原発の近くの土地はもうこの先人が暮らせる地域ではないことはあきらかで
国が土地を買い上げて住民をすべからく避難させて保障問題をきっちりさせて、この先何十年、何百年監視しなければいけない設備をきちっと立ち上げて管理するのが良いとおもうのですが・・・
今現在の方向性は・・・日本中を被爆させてしまう可能性を孕んでる。
そうなると・・・(でも既に汚染汚泥はホームセンターとか農協とかに出回てるので後手)自給していくことが苦難になってくる。
そこへ外国からのTPPです。
日本の文化・・・・どうなるんじゃろ?
そんなこんなとこも毎日ネット見てて疲れきたこの頃です。
ずっとインドネシアみたいなスコールな夏後半の高知は全然降らない。
降らないで居ると・・・車のフロントガラスが真っ白?
え???黄砂ちゃうかと思います。
公害まっしぐらな中国から飛んでくるねん。中国地方とか四国に居ると判る人は判る。ハンパ無い。
ってことは・・・放射能・・・日本だけでは済まないんやけど・・・。
そんなこんなの食べることで今日感じたことです。
今日は食い物編です。
日本人って自分のルーツ辿ればバリバリの都会者でもどっかに必ず「田舎」もしくは「百姓」居るはず。
私の知ってる金持ちの凄いおじさんには、凄い親戚が居て無農薬の美味しいお米を親族が皆頂いてるという人居ます。
これをしてグルメやん!と思ってました。
私の親父はハンパ無い美食道まっしぐらで、美味いと評判の店なら飛行機に乗っても行くという人・・・・。
おかげで小さい頃から私ら姉弟は舌が肥えてた。
が、その狭間にはばあちゃんが小豆からこしらえるおはぎとか、新潟の親戚のつてで一般には出回らない純米酒とか、畑で無制限にブルーベリーや冬瓜の刺身で純米酒とかそういうバックボーンがあった。
どっちかというと私も弟もそっちの方がインパクトあったような。
父はひたすら都会の美食道。私は若い頃から場末のホッピ屋で出逢った煮込みとかまつりで出逢った菜食の人や坊さんの精進料理。その路線。弟はジャンキー路線に開拓。
おまけに母は漬け物が得意中の得意で、広島の山奥に移住した時・・・
寒いところなら「やっぱり京菜作って漬けたい!」って畑には京菜一杯植えたんですが・・・1メートルという豪雪に負けてリタイア。
神奈川に移って借りた広い土地に広いとうもろこし畑作って・・・・
毎日のおやつはとうもろこし〜
そんなあれもあり、これもありの食い物に五月蠅い家族です。
紙漉になるために高知へ来た娘の私は・・・
色々あって両親は呼ばなかった。来たら大騒ぎで大変で、地道に自分の地盤を作りたかったからこの家族来て欲しくなかった。
若かったですね、今思うと。
で、呼んだら案の定、ぐちゃぐちゃ(笑)
が、その珍道中で唯一、流石やと思った事件。
親方が「鰹食うなら此処!」という店へ親父を・・・
親父出てきた刺身一切れ食って箸置いて深々とお辞儀。
「僕は鰹をなめていた・・・。ごめんなさい。本当に美味しい物というのはその土地、そこに暮らす人の繋がりなんですね」って。
そう・・繋がりなんです。
その店の何十倍も美味い鰹にありつく18年です。
が・・・ごめんね。もう食べられない。おかげで結構魚は食べてたけど、しらす含めて魚もあかんなった・・・
肉はもうたま〜〜〜〜〜〜にだったのがいよいよです。
だけど、野菜だって山菜だってそして・・・自分で紙の原料作ってますからこれも。
ぜ〜〜んぶあかん基準になっていく可能性はある。
今の福島で起こってることは人ごとではないんです。
お金だけを考えたら今の状態にあるやろね、私だって・・・
だけど、それでええのかなあって思います。
自分一人が食い詰めて、正義通したところで・・・この国の今の状態見てると・・アホ見るかなとか正直思う。
だけど・・・・そうじゃないんだよね・・・・そうじゃない。葛藤です。そしてこの葛藤はいろんな人に相談しても解決せーへん。
自分の腹に聞くしかない問題。
首相がどーしたとかそういうことじゃない。
さて食べることに戻ります
自分で作った大根のサラダを食べさせたらどんぶりで平らげた両親。
瀬戸内の友人の釣った穴子で作った炊き込みご飯は夜中に姪っ子達が食い尽くした。
特別な事、何もせーへん。
ただ、米も野菜も魚も全部取ってきた人作った人みんな知ってる(笑)
塩や黒糖も知ってる
そういうことなんかなあと思います。
みんなが、どんな風に作ってるか知ってる。
そういうバイブレーションをただシンプルに混ぜてるだけなんやね。
基本は塩とその時期の酢。
柚は今年から自分達で作ったので賄うし、時期がずれれば徳島の無農薬スダチがあるし。そんだけです。出汁とか面倒なのないですね。
そういう料理出すと(料理と言うほどのもんでもない)
食べる人の「身体がもっとよこせ〜!」みたいな鬼気迫るもん感じる。
わはは。
なんじゃろね・・
今日は秋刀魚焼いただけの物持って宴会でしたが・・・
「嫁は秋刀魚嫌いで食べないんよ」って旦那に言われたのに・・・
嫁はん、パーキンソンで手がうまく使えないから・・・
手づかみで全部食ってご満悦。
これには旦那驚いて・・・「何したん?」って。旦那仰天してましたわ。
ただ焼いただけですとしか答えられないですわ。
あんまり考えすぎたり、食べる物に対してジャッジするより
直感と感謝と平らげるエネルギーですな。
なので。。めげてたけど懲りないというか・・
やっぱり冬野菜頑張ってみようかなと一大計画してますわ、アホやな。
ほんまはな・・・こういうことを、これを紙でやりたいんや!!
自信ない故に食い物の話しではぐらかしてるけど。。。
言ってしもた・・・修行たりないですね・・・・。