2017年10月08日

お膝元

「海辺の日曜市」というマーケットが黒潮町にはあります。
毎月第2日曜日の9時から2時まで。西南大規模公園の体育館前の芝生広場で。
ブログはこちら。
https://blogs.yahoo.co.jp/hm_umibe
今日は出店というよりお買い物で(笑)
後半は真夏日なれど、涼風に吹かれて昼寝してた私ですが。。

まずは、本当に嬉しそうな「ちくぽか」さんから。
私の住む集落からほんの少し奥の奥湊川へ移住してこられたご家族。
旦那様は鍼灸師さん。
娘ちゃんもマーケットでアイドルになってます。
今年初めてお米を作り、それを今日売ってました。
試食のおにぎりが美味しかった〜。
大変だったそうですが、本当に嬉しそう。
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震災以降の若い移住家族は、お米作ろうと頑張る人達が結構居ます。
一方の限界集落では高齢化してて、田んぼが出来なくなってる。
うまくバトンタッチされて行くと良いんだけど、お米作りは本当に大変なので、こういう嬉しそうな顔が見えるマーケットはやっぱり良いなとしみじみでした。

さて長くなるね(笑)

今日のお買い物!
先月お金なくて取り置きしてもらってた刃物屋さん、四万十市から(名前聞きそびれた)
これって。。楮収穫の為に作られた?って先月一目惚れ。
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刈り取りと枝打ちの為に毎年、剪定鋸と鎌を持って畑なんですが、必ずどっちか行方知らずになったり
誰かが勝手に持って行く。。
一石二鳥なこの刃物!
使い勝手が良ければ、鍛冶屋さんに新しく作って貰うかも。
ユニークなお店で、珍しいのやなんやらをリニューアルして売ってます。
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紙漉体験でお茶くらい出せる余裕をかましたいと思い始めてます。
勿論真菰茶ですが、現在の若山楮にある茶碗は、皆が「捨てるよりは。。」と持って来たバラバラな物ばかり。
黒潮町には陶芸家が居ますもん。
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さとうきび紙のコースターと合わせてみたら優しい印象。
日常屋さん。
日々毎日使うというコンセプトで作陶してらっしゃる。
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奥さんのしのちゃんと包んでくれてます。
しのちゃんのシフォンケーキも海市では常連さんが多い。
作者!
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黒潮町は昔から移住者が多く、アーティストやクラフト作家さんが実は多い。
地元の人が海山川という豊かな営みというバックボーンがあればこそなんだろうとも思ってます。

一通りお目当てを買いましたら。。
ここんとこの悩みの種の黒板がっ!
ネットで見てもそそらず、困ってた。
工房に不在も多い私なので連絡黒板をと捜してたんですね。
あった!あった!なんでも揃うね海市と。。。
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水野さん作成の流木黒板。
こんなん自分で作れるろ〜というのが可笑しかったです。
夏のグラスもKiroroさんで思ってる。


全部がお膝元で揃うって心地よいです。
少しづつだけど、そういう場所にしていきたい工房。
海市大助かりです。

出店はあまり出来なくなって来てるハレハレ本舗。
テントもだいぶガタが来てて、とあること考えてたら今日作者が数年振りに現れた。
作れってことだね(笑)

お膝元での出店のみになるので、もう少しがんばろー!
タグ:マーケット
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2017年10月06日

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七十二候を配しての、手漉き紙に手書きの暦へリニューアルしてから9年目です。
御陰さまで毎年心待ちにして下さる沢山のお客様ありがとうございます。

今年の目標は、「間違い無し!」です。
毎年、なんかあります・・・・。
普通なら、金返せ!となる様なことも、お客様の優しいフォローでくぐり抜けています。
本当に有り難いし、こんなこといかん!!

本日、来年の暦の準備。
遅いんじゃないかと、既にご予約も有る中。
例年だと、まだ楮畑の草刈りに追われて、しかも稲刈りもあってと、正直、机にきちんと向き合えなかった。

今年は、先日楮畑完了。
稲刈りは天気が悪く段取り出来てませんが。。。さくっと刈って干せる様な案配に仕上がった!
一年間を通して、やるべき時にやる事の大事さを痛感してます。
真菰茶も発送体制が整い、もうアタフタすることない。

加工部屋の片付けも終了して、暦に正座して迎える体制に。
ひたすら書いて行く机の前の庭も綺麗に草刈りです。
目に入る風景も乱れてるとまずいからです。

暦の相棒はこの本。
毎年候を選ぶのも、これを読み、書き疲れるとページをめくり、目の前の風景眺めながら。。。
9年間ずっと一緒です。
他のを読む気になりません。
絵が素晴らしいし、文章も素晴らしい。
例え暦が終っても、一生もんの本です。

若い頃に比べると、ほんとうに一年が早い。
時間の流れが速い分、自分の中に取り込めることも限られてきてます。

この著者は多分にお魚が好きですね(笑)
草花、虫、天候のこと優しい水彩画です。
動物は「食べる」にあらず。
あまり動物が沢山出て来ない七十二候。
動物は、静かに山の中で気配を漂わせてるんだなあと、今日しみじみと。
ところが、魚の事は七十二候にもあまり出て来ないんだけど、食べ方も結構あるんです(笑)
今日一日、思案してめくってたら、どうにも刺身食べたくなってしまった・・・。

2018年手書き暦は・・・・
愉しみにしてて下さいね。
近日中にアップします。
こんなに落ち着いてる年も初めてかも。
これも、抱えてた色々を分かち合ってくれる人が増えたからこそ、感謝です。

この暦は2020年で完結します。
既に新しいサイズの桁が届いてて、はやる気持ちを押さえてます。
私の手元には全部が揃ってません。
お客様には全部お持ちの方もいるとか・・・。
いつか、もしかしたら全部を見る事ができるかも。
あと3年、宜しくお願い致します。
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2017年10月05日

成仏

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15年の相棒の草刈り機がついに成仏。
草刈り機を使い始めたのは17年くらい前。
最初に友人から貰ったのは森林組合からのお下がりで、始動させるのに汗だくで、男がやればかかるという
今では骨董品みたいなの。
これが当時は普通で、女じゃ始動すらできないじゃないか!と手鎌兼用だった。
すれば「今時は軽々スタートってのがあるよ」と。
まず、2万クラスのホームセンターのハンドル付きを財布はたいて買った。
これが本当に一発でかかった時は狐につままれたみたいだった。
その後、楮畑では夏以降はハンドル付きが使いにくく、もう1本今度はハンドル無しを2本目に。

ハンドル付きは、田んぼの中の除草に使って6年前におシャカにしてる。
水中で4サイクルでもないのにやらかして、焦げ付いてオジャン。
今なら思う・・無謀だ(笑)
これが後の「水中除草アイガモン」に繋がるのであるが。。

残るは1本式のみ。
広い面積を刈るにはハンドル付きでないとしんどい、
地元の農機具屋さんへ持ち込んで、壊れたのからハンドルだけ外して1本式へ付けてもらった。
以来この1本式なのにハンドル付きというので、自分の楮畑、若山楮畑、田んぼ、家回り全部を刈りたおして来た
田んぼの中だけは、背負い式4サイクルでこの4年。
楮の備品で高い機械買っても、使い勝手は自分の機械の方が良かったから、殆ど使ってない備品機械。

今日、稲刈りに備えて畝刈してたら、最初は出来たんだけど。。。
自分の畦刈り終えて。。。
燃料補給したら、もう息を吹き返す事なく。。
数日前から「なんか調子悪いな」とは思ってた。
一発でかかりにくく、作業中もスロットル上げないといかんかった。。
「新しいのはどれも新基準で握ってないと止まるアレになってるから、これずっと使いたい」って思ってた。

15年前に17800円だったこの子はずっと農機屋さんにメンテしてもらいながら、頑張った。
農機屋さんのおっちゃんも「まだまだ行ける」と使い方やメンテも教えてくれた。
何度もダメかも?を修理してくれて、とっくに新しいの1台くらい買えるお金かかってたかも。

今日「かからんねん・・。大丈夫だよね?まだ行けるよね?」と持ち込んだ。
内心、嫌な予感。。
昔飼ってた犬がご飯食べなくなって、母と病院へ行った時を想い出してた。


「もう、ダメだな。あたらしいの1万5千円台で売ってるから。これ直すとなると8千円以上かかるから、買い替え時かもしれん」と。。。
そう・・ご臨終、安楽死宣言。
新しいの持って来い、ハンドルつけちゃるけん!
と、ハンドル外して渡してくれた。

今、新しい草刈り機捜す気になれない。
機械音痴で、なのに、使い方はハードで。
いつでも、一発で始動してくれて、過酷に耐えて。。。

この草刈り機とのこの15年って、想い出有り過ぎて、ちょっとまずい午後。
機械なのに、機械じゃない。
ハンドルだけ持ち帰るってのも、まるで遺骨持って帰るみたいで。
機械なんだけどね、身体の一部だったんだなあ。
今夜はお通夜です。
庭に残ってた最後の曼珠沙華を添えて。
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冬支度

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なんとも久方ぶりに大掃除。
今朝起きて来て、机の上に物がないのって何時以来?と。。。
ゴチャゴチャしてた時よりも、なにやら、厳かな「声」の方が圧倒的だなあ。

涼しくなって、ぶるっとするくらいになってきたので、薪ストーブや風呂焚き回りも掃除。
工房は、いつも人が来るので常に掃除されてて、慌てる事はない。

実は家に籠る性格です。
時間さえあれば、家の中で工房の中で仕事してたい。
どっかへ行きたいという欲求は少ないなあ。
通勤状態になって寝に帰るだけになってる家。


楮畑の草刈りがほぼ終了してる、ただしい若山楮の1年。
番頭の御陰。
稲刈り終われば、アウトドア的動きから、籠ってなんぼになっていきます。
11月にちょこっと、新しく開拓する所の楮刈り取りはあるのですが、今回頑張れば
ここの楮も来年からは、若山楮と同じ収穫時期に。

今夏は本当に暑くてしんどかった。。。
一人だったら、絶対に無理だった。
3人体制になりつつあります。

冬支度始まりました。
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2017年09月24日

後継者

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春の爪程の芽吹きから始まった楮畑の草刈り。
秋分を過ぎての今日、ひとまず機械で入るのは大体終了。
若山楮が立ち上がって開墾から今年10年目。
大きな問題もなく、きちんと手入れできたのは、おそらく今年が初めてじゃないか?と。
そして、スクスクと育ってる。

イノシシとの攻防に始まり、対戦相手に鹿が加わり、獣だけではなく、人間でも問題多発だったし。
毎年の台風で、あさはかなりにも、やれることやってみたし。
そのどれもが、孤独から来るあがきだったんかなあって今日思った。
勿論、大勢の方々に助けられてやってきた。
皆の期待が有る分のプレッシャーは半端無く、それを当然意識して「結果」を出さねば!とやってきた。
つまり、実際は孤独感満載だったんだな(笑)
基本は自分一人で、問題勃発したら応援を頼む。
スタッフが複数居ても、指示を出さねばならないし、目指す所が微妙に違うと伝えるのに何倍もエネルギーが
必要だし、短気な私はすぐ怒るから(笑)


昨年から「自称後継者」の番頭が畑に入って来た。
草刈り機デビューで、あ・・無理かもって正直思った(笑)
それが、この一年で見事な上達で、もう私が教えることなんかない。
というか・・・。
今年楮畑をほぼ番頭に丸投げしてて、なんら教えてないというのが現状。

今日彼岸花が畑に咲いてるのも、おそらく10年目にして初めて見た。
これは7月終わり頃にきちんと刈ってないと見られない。
この半年の番頭の草刈りが実に正しかった。
何よりも一度も畑で怒ったことがないというのが奇跡なんである。

どこへ行っても、誰に逢っても「若山楮の後継者として頑張ってます!」と平気で言う。
今春までは後継者と言われると、凄いプレッシャーだった。
若山楮を買ってくれてる友人の紙漉さんなんか「うわあ〜ほんま?」と5歩くらい後ずさりしたわ、がはは。
それでも、週末の土日を全部畑で草刈りして、周囲が「お前何してるねん?」と呆れてる。
当の本人は「楮の草刈りですっ!」と・・・。

台風後、畑へ一緒に入って作業して。
私と同じモチベーショーンで、「気持ち良く」何よりも楮の声を聞ける作業をしてきたことが一目瞭然。
私の為でもないということが、とても嬉しかった。
誰かの為にとか、そういうことは続かない。
この写真の畑は2年前に台風で決壊した鉄柵から鹿が入って、全滅の一歩手前まで行った自生畑。
その後、私也にも頑張ったけど、鹿にやられた楮達のトラウマがあって、再生しないかもと思ってた。
今日入って、勢いが戻って来てるのを見て。。。
楮の世話が楽しくて、過去の色々も知らずに番頭が通ったから、楮達に良いバイブレーションが肥料になってると
これはもう、間違いなくそのとおり。
私自身のバイブも反省だ。

自称後継者!として来た番頭は自ら後継者の道を作りつつある。

これも、それも、全部楮に導かれてるんだろうなあ。

posted by ハレハレ本舗 at 20:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 楮栽培復活事業

2017年09月09日

秋晴れ

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湿度が高く、さりとて雨は少なく、いつもなら一瞬出るアブがず〜っと飛びまくる夏でした。
季節の移ろいなんていう優しい感じじゃなく
昨日まで座ってても汗まみれから、いきなり薪ストーブに火入れるかよ?というリアクション。
だからと言って油断許さず、翌日はいきなりの高温多湿。
翻弄されまくりなのが夏から秋へのステップ。
春から夏とは全然違う。


行きつ戻りつ、地上の湿度もだいぶ抜けて来て、空はどこまでも高く、海はどこまでも透き通る。
動けば汗はかくし、アブも季節の終わりで必死だけどどこか動きが鈍い。
井戸水は、とっくに暖かくなり、工房の山水も柔らかくなってきた。
地面の下は冬に向かってる。

久し振りに、工房仕事。
新しく始まった「紙漉体験」で頭から火が出る程なのは私です(笑)
ええ?それやる?
ええ?だから・・無理やと言ってるのに・・あ、できた!みたいな。
自分の刷り込みの壁。

教えてなんぼって思ってたのが、そもそも間違いかも(笑)
特に今までできればやりたくなかった大人達ですねん。
子供は言われた通りに一心不乱でやってくれるけど、大人は最初から応用しちゃうからねえ・・・。
学びだなあ(笑)


今日はサンプルや、お待ちになってる方の紙を漉き、午後から次の仕込み。
見事な天気で、半日で取り込める!

川からは気持ち良い風が吹き抜けて。
いつもなら漉き舟の下に避難してる長太も、あろうことか日光浴
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今日は工房仕事してたらお客さんが来てくれて、しばし私も長太も楽しかった。
仕事場なんだね。
いろんな人がふらりと来てくれて、しばし仕事の手を休めたら、帰った後の捗りが良い。
何よりも長太が嬉しいのであります。
仕事上の打ち合わせなので、離れた所に繋いでたら、ずっと文句タラタラ。
放したら机の下でじっと聞いてました。
そうやね、長太も立派なスタッフやねんな。了解!
タグ:紙漉体験
posted by ハレハレ本舗 at 19:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年09月02日

長月

3日前からいきなり、秋になった黒潮町です。
ほんとに、いきなりです。
早朝は靴下履こうか?って思うくらい。

4日前は汗に溺れるかという寝起きだったのに。

さて本日は体験2名様。
黒潮町の地域起こし協力隊の新人さんのご友人です。

今夏、ネナシカズラの御陰で楮の生剥ぎにハマってる私達。
夏の間しかできないレアな作業。
蒸し剥ぎのことを説明するより、剥いでもらった方が判りやすい。
ということで、9月一杯は生剥ぎも体験できます!

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工房へ行く道すがら、国道脇の自生楮を数本伐って。。。

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さあ!

今朝は四万十市のトンネル前で、ゴソゴソやってたら、いつもの小学校の校長先生が通りかかって、何やってんの〜?と振り返ってました(笑)

剥いだ楮を紙漉の後、若山楮の今までなどを話しながら、へぐってもらいます。

やっぱりかなり面白そうでした。
すかさず、私は。。。
「蒸し剥ぎとへぐり体験が1月にあるよ〜!参加無料だよ〜!」と焚き付けます(笑)
今日は2〜3本だけど、無限にできるよ〜と焚き付けます。

湿度が下がって、冷凍保存のトロロアオイが、しっかり効く様になって、焦りました。
午前中に漉いた紙も夕方には干し上がってしまった。。

いよいよ、紙漉きシーズンに入れる!!

お越し下さったお二人、なかなかに素敵な作品になりました。
どうもありがとうございます。

明日もお二人の体験。
楽しみだなあ!!
大勢も愉しいけど少人数はじっくりやれて私も大満足です。

タグ:紙漉体験
posted by ハレハレ本舗 at 17:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 若山楮工房@黒潮町

2017年08月17日

若山楮和紙工房「紙漉体験」

4月に工房が完成したのに、その後の竃問題、山水問題など実際に稼働する為の問題が勃発してて
気がついたら7月でした。

メディア関係からは「早くお披露目告知を」と言われてて、ほんとに生きた心地しなかった(笑)

いくつかの体験をこなしながら7月29日に体験お披露目。
昨年から入って来てる高知大学協働学部のみなさんに来て頂いて体験を「体験」
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まだ私が全然慣れてないです。
頭が紙漉まで行ってません(笑)

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塵取りの為の他産地の楮。

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実は若山楮の原料スタッフは殆どが紙を漉いた事がないのです。
草刈りや、蒸し剥ぎ、へぐりの時に「なんで?」と思う事沢山在る中、私が「それは捨ててね」というのを素直に受けて作業して下さってます。
その意味を知ってもらうためにも、まずは若山楮の皆に紙漉を!と思ってた。
大事な塵取り作業で思う事多かった様です。

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10年一緒に走って来た元さんは野良作業から飛び入り。
元さんのお父さんが(私から見たら元さんが父なので、祖父になります)楮栽培やってたんですね。
「仕事師」の元さんは「体験」がまどろっこしい(笑)
結局打開という工程では大学生が引いちゃって、後片付けまで元さん。
会長もハマってるのを見てて思うのは。。
やはり年間通じて楮と関わってる人の気持ちが、ここまでとは!と泣きそうになったです。

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次いで団扇の紙を漉きます。
これらの写真は県の支援員さんの山本さんが体験しながら撮ってくれました。
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紙を「漉く」のはあっちゅうまです。
勿体ぶってるわけではなくて、紙になるまでの工程を知って欲しいし、若山楮が原料の段階でどれだけ頑張ってるかを知って欲しいための「紙漉体験」です。
なので、皆が一番はまる「へぐり」を体験してもらいます。
蒸しはぎからへぐりまでに、ハマって遂に黒潮町へ移住した「番頭」の指導。
体験者が残した楮も1本残らず仕上げます。

快く土地を譲って下さった地元の方や日頃から無理難題を引き受けてくれてる佐賀北部の支援員さんなども漉いてくれて、みなさん嬉しそうでホッとしました。

このあと、何故か今年はこの10年の取り組みについてのやり取りが多く。
10年というのは時間的にひとつの節目なんだなと感慨深いです。

まだまだ、内容的に手を入れていくと思いますが。
ひとまず、かつての楮の産地であった旧佐賀町で紙を漉く体験までになってきました。
どうぞ宜しくお願い致します。
受け入れは黒潮町の砂浜美術館となります。
海のイメージが強い黒潮町ですが、実は山の中もアートなんですね。
お役目頑張りたいと思います。

お申し込みはこちら。
https://sunabitempo.jp/ryokou/?sc=6
タグ:紙漉体験
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草の香り

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始まりました。
真菰の収穫。

自分が飲みたくて、作り始めた真菰茶。
最初5本だった真菰は2畝程の湿地を半分以上覆う様になりました。
先に生えてた盆花との同居で、今頃は盆花の濃いピンクと真菰の緑が綺麗です。

刈り取り後、選別して分蘖してる葉っぱを外して屋内の風通しの良い所で乾燥です。
全くの自己流であります。

我が家の一番風通しが良いのは2階の寝室。
今夜から極上の香りに包まれて眠ります。
毎年、これがやりたくてやってるとも言えるなあ。
草の香り、真菰香り。
この上なく、役得!!
まるで青畳のような爽やかさです。

真菰は場を浄化する働きや、結界を作るとも言われてる様です。
相も変わらず混沌とした、おつむを寝てる間に浄化してくれるかも。


タグ:真菰茶
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2017年07月30日

盛夏の楮

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暑中お見舞い申し上げます。
いやまあ、ほんとに心からそう思う暑さ。
湿度も半端ない今夏は「天然サウナ」に無料で毎日入ってる感じです。
御陰さまで大量の汗をかいて、調子は良い方だと思います。
工房の水槽に木樽。
もふきさんがお元気な昨年に頂きました。
こうしておけば、漏る事もないし、作業後この中に頭突っ込めます!

さて、楮畑3回目の草刈りが始まります。
2回目6月から7月にかけては、ほぼ番頭が一人でこなしましたよ!偉い!!
真夏は、草刈りというより鉄柵の点検(台風シーズン到来)
根無葛がでてないか?とか、そういう事だけでもやらないとと、、

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鉄柵が2bなので、軒並み2bは楽勝に越えてますから、3b近いのもあります。
蒸れに寄る葉っぱの黄変もなく、実に綺麗です。

日中の炎天下作業は、そろそろ危険であります。
今日も春先ならあっちゅうまな面積に四苦八苦、バテバテで退散です。
つばの広い麦わら帽子は被れない時期到来。
ハンドル付き草刈り機も限界。
楮が大きくなり、潜り込んでの草刈りになっていきます。
春先には、まだまだ植える余地あるなあと思っても夏になると、これ以上植えたら草刈りできんわとなる。
この下の写真の急斜面だけは、ずっと手鎌草刈りですが。。
4反以上も、這いつくばる根性はありません。
ああ、ロボット掃除機みたいな草刈り機でないかなあ!

草刈りの動きも振るのはダメになってくる。
抜き差し動作です。
今日も朦朧として来て太い楮を3本ほど刈り飛ばしてしまった。
これ心臓にも悪い。
退散です。
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posted by ハレハレ本舗 at 14:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記