2017年01月31日

釜2種

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ホントに便利な世の中になった・・・。
果たしてそれが良いのかは日頃疑問もあるので、ネットで買い物は極力避けてる。
今回、限りなく予算がない中で四苦八苦しているので、ネットを調べまくったら出て来たのがコレ。
メールとFAXで対応してもらえる有り難さもあった。
ただし実物を見ずに買うというのが不安だった。
今朝無事届いて幌馬車トニーに鎮座。

平釜と羽釜。
甑との関係でこの大きさとなったんだが、小さくも感じる。
今までは同じサイズの平釜だけでやってきた。
今期、4日間で12回転となったから、2つの釜でやれば単純計算では2日間6回転となるはずである。
もちろん楮は増やして行くつもりだから、もう少しかかるだろう、かからねばいかん(笑)
蒸す時間を3時間厳守にした今期、剥ぎ易くてひと釜だと手があいてしまうという結果だったので
自分としては2つの釜は正解と今の所思ってる。

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竃が2つなので、焚き口も2つ。
これも若山楮第1号の竃は予算がなくて鉄製の蓋だった。
すぐに錆びて動きがよろしくなかったので、今度こそ!
牡丹の彫りの物があったが、サイズ無しで一般的な物の最大サイズ。

第1号を作ったおんちゃんが2号も作る。
「より燃焼効率」の良いの作っちゃるからな!張り切ってくれてる。
どこよりも安く買える大役を果たしてホッとしてる朝です。
posted by ハレハレ本舗 at 10:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 若山楮工房@黒潮町

2017年01月28日

胎動!若山楮工房建築日記@黒潮町其の一

旧暦の元旦の本日。
明けましておめでとうございます!

さて、3年近く、すったもんだしてた若山楮の新しい工房の工事が先日やっと胎動!!!
土地の再計測に手間取ってましたが・・・・。
やっと掘り始めてくれました。
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工房になるべくの地面。
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傾斜がかなりあるので、低い方に盛り上げる。
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竃と水槽に成る部分。

黒潮町内で竃を作れる職人さんは一箇所だけ。
10年前に今の「こぶしのさと」さんの敷地に作ってくれた、おんちゃん達。
御年75歳・・らしい。
生きててくれてありがとう!!
10年前に本場の大豊町の実にネイティブな竃を見に行ってくれて絶賛してたおんちゃん。
仕事にかける想いとプライドは素晴らしい!
今回も気合いは半端ないです。
風の事、焚き物のこと、一杯教えてくれます。
なかなか、工事が始まらず・・・。
片道30分の私の家に突然来る事数回(笑)高知弁でいう相当な「イラレ」です。
竃や焚き口は予算の都合もあってネットで私が買うと言うことも。
新しいやり方、現場の主任は若い人だし、おんちゃん達手こずってます。
イラレってましたが、いざ掘り始めたら、あっさりと「待ち」になってくれた。
「おんちゃん達の本領発揮までは体力温存しちょってよ!と私からも(笑)

そしてね、、今回も出ましたよ、「朝の連続ドラマ 若山楮」のネタ!
全部の元締めの方が、かつて紙漉さんやったと(3代目?)
それも私がお世話になった親方のすぐ近くで私は24年前に見学させてもらってる。
そのすぐ後に廃業なされて、この黒潮町で今の仕事になったとか。。。
まさか、紙漉だったご自分が紙漉き場を作る事になろうとは夢にも思わなかったと。
こんな僻地にUターンしてきた若い設計士さんの事と言い。。。どんだけ役者が揃うのだろう?
もうダメだと暗転すると必ずこういう展開になる。
神様が超絶に頑張ってるとしか思えません。
人間の方が諦めようとしても神さんが諦めないんです。
色んなダメ出しがかえって「これで良かったんや」という展開丸出しで進んでます。
「お前らに任せててたらろくな事にならん」と何度もあるハードルの度に
「あ、私どうしたいんや?」と深く考えさせられてるものの・・
周囲のハイテンションも半端無く煽られるし。
「あのまんまやったら実は水がよろしくなかった」とか後から判るし(笑)
もう綱渡り状態、エッジをギリギリで進んでる。

3月末の完成まで通って写真撮って行きます。
お楽しみに。





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2017年01月25日

冬本番

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若山楮の白皮にする「へぐり」作業完了しました。
今期はちょっと段取りも変えて12月から突っ走り体制で皆お疲れだったと思います。
へぐりをするには乾燥させた黒皮を水に漬けて柔らかくしてから包丁で、それこそ1本1本です。
12月は生暖かくて一気に柔らかくなるので、休日だから休みなんて言ってられない。
楮の戻り具合に人間の方が合わせるしかない。
なので、誰もが「へぐり」が始まると休むなんて言わずに朝から夕方まで作業場へ通い続けてくれます。
昔ハレハレ本舗で居候してた若いのは、これが伝わらず遊びの誘惑に負けて自分優先やったなあ。
いやまあ、こういう仕事は若い子、特に女子には向いてないと思う。
若山楮は高齢者集団だから(笑)
私もまだ若かったんだね。
若山楮に続々と若い皆が集まって来るのは、おんちゃん、おばちゃんの仕事師の御陰です、私も鍛えられた。

原料商さんが驚いてました。
「え?此の時期に完了してるの?」って。
いくら年寄りと言っても皆さん農家さんでもあるので、2月終わり頃からは田畑が始まるので
「手があるとすれば2月まで」なんです。
現在の作付け量をどこまでやれるかを計った今期。
ひと月です。ただし延べ人数はかなりもの。ボランティア、体験など入れないと到底無理なひと月。
私始め、コアなメンバーは相当に疲れた。
作業するだけでなく、大所帯化する諸々も回して行くから・・・。
どっちが楽?
どうなんだろう?

愉しいという一点に関しては大変でも大勢とやっていきたいという結論出たかなあ。

そして今年から毎年四苦八苦してるへぐった後の黒塵を友達で、収穫作業でも参戦してくれてるヒデさんに
かねてから「畑のマルチに」ということで実際にお願いしました。
広い広い畑
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これ全部を鎌で無農薬無肥料で。
野菜の株元へ敷き詰めてくれてます。
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冬の葉野菜の泥はね防止にもなるし、発酵するから良い肥料になるはず。
一方でこれは紙にもなるので、私も頑張って来た。。。
だけんど、原料化するのに白皮より手間がかかるし管理も難しい、勿論紙にするのも難しければ成った紙を売るのも難しい。
難しいだらけで元手も取れないなら美味しい安心出来る野菜の役に立った方がええ。
大量に出るよ!って言ったのに、ヒデさんの畑のほんの一部にしかならなかったです(笑)

実は若山楮は予約を受けてる数量にもまだ足りず、あちこちからのご注文を今年もお断りしております。
まだ畑の中には余力のある場所があるものの・・・。
幡多地域独特の楮でやるとなると、移植がほんとに大変。
挿し木とか色々やり方があるようですが、その道のプロのおんちゃんも「若山の楮は難しい」って仰る。
簡単に「畑」で増やせない。
そこら中に自生してるのに・・・。

そこら辺が今年の課題です。
有り難いことに自生してる楮がはびこって困ってる地元の方が「売れるなら!」と栽培の名乗り上げてくれました
自分達が開墾した10年前に自生してた群生地の対岸であります。
彼は10年間見て来てたんだと思う・・・。
続けることの大事さを教えられました。ありがとう!
posted by ハレハレ本舗 at 20:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年01月16日

白皮完了。

若山楮「へぐり」作業完了しました。
12月頭に刈り取り開始して、一気にへぐりまでを連続しての、かなりキツイ段取りでした。
10年前に開墾して9年前に初めて蒸し剥ぎという作業をする地域の人達にいきなりイベントにまで仕立てたので、てんやわんや状態。
昨年から・・・。
だいぶ慣れたなあって思ったし、体験者へ教えるコツも掴んで来た皆。
助成金のおかげでここまで来れた。
なかったら間違いなく頓挫してたので、有り難いが現実の作業では邪魔なことも多かったんで、報告の義務も終了していよいよ自活の道。
これは私に取っては整理整頓できる大事な段階。
無数にあった余計な作業を全部すっとばしたらどうなるんだろう?というのが今回でした。

今日はあえて写真はありません。

毎年同じ写真ばっかりになるもんな(笑)
やってることは毎年寸分違わず同じです。
ただし、関わってる人達のモチベーションは毎年どんどん変わる。
それは写真ではよう捉えられない。
「おはようございます」と言ってた私が「おはよーさん」になった。
「それはいかん!わしがやる!」と私の頭叩くおんちゃんになった。
そういうの写真撮れないのよな。

この間、本場土佐市の大きな原料商さんが来られて驚いてました。
「白皮がこの1月早々に仕上がってるなんて、ここだけよ」と。
これには理由がありますねん。
地域の年配者でやってますが、どなたも自分の田畑山持ち。
若山楮は中山間で黒潮町の中でも比較的米農家さんは遅い方。
それでも南国なんで2月には田畑が始まります。
だから2月までに終えないと高齢者でさえ来てくれなくなる。
楮は儲からない。
「農閑期」の暇つぶしみたいな仕事であることは昔から同じ。
そこが、雪深い地域や田んぼやってない地域との違いかも。
なのでひと月で全部終わらせる、地域の暇人総動員してでも終わらせる。家に籠ってテレビ見てる80代来させる
大所帯だから一人一人の賃金はしれたもん。
ならば、せめて「このひと月が愉しかった、日頃入らなかった情報が得られた、若い人が沢山来て若返った」
そういうお金とは別の「付加値」が作業上に乗らないと誰もやらない。これとても大事。
商品に付加値ってのはあるけど、それを作る人への付加値大事。
なんか、こうやって書いても「地域起こしのテクニック」みたいになっちゃうのだけど(笑)
じゃーないんよね。うまく描けない自分が悩ましいのでもある。
お金も大事だけど、やって良かったという何かがなかったら誰もやらんと心底判ったし嬉しい。
酒には強いという自負があったが。。。
最初の頃呑み倒しながらやってたら75歳が早朝の私の枕元で一升瓶持って「おはようさん、ま呑むか?」って。
どひゃーだった。。。

今年の作業が終わった後、「いやあ、ほんまに愉しかった。なんやろ?ここの雰囲気!」と言った人が居る。
干し芋、みかん、餅、漬け物、ぜんざい、羊羹そういうおやつ。
他の地域、県外からのみんなもお酒やお菓子。
挙げ句には「宴会」
相当量の仕事こなしながら、体験したいと来た人も「ちゃんとやれよ!」と怒られながらもやったものは納品分に入れられるし(笑)呑み潰れるし。
皆なんなの?なんなの?と言いながら毎年突っ走ってる。おかしい〜!

それが楮マジックなんだよね。
昔はどこの家でもじっちゃん、ばっちゃんから孫まで総動員でやってた仕事。
プロもアマもない。
うっかり遊びに行ったら手伝わされた仕事だった。
それをそのまんまやってるだけ。

だけど白皮を作るというのは「紙」により近づくのである。紙を想像出来る方へ近寄るのである。
細い1本の中にヤケやカビあれば綺麗に落として、より白く美しい楮になるようにと想う気持ち。
それが大所帯の皆に伝染していくんだな。
言葉でああしろ、こうしろというより互いの仕事ぶりへのリスペクト。
これが調和を産み出して、仕事に行くのが愉しい場となる。
かかわってくれた大勢の皆の手と気持ちとしては過去最高の原料となったと自負してます。
あとは物理的な問題だけ。
これは私が頑張る。
紙漉が作る原料だということへの自信がやっと産まれた10年目。

そして新しい作業場が完成すれば間違いなく「紙」への意識に繋がって行く。
お互いを大事にする家族と同じ気持ちでやっていく。
10年かかったけど、意外と早かった。
5年目あたりが一番きつかった。
何がきついって、ぶれまくってる自分が定まらないきつさ。
そんなことお構いなしに黒潮町がサポートし続けて大勢の人が面白がってくれて・・・。
自分のブレの降り幅が年々中心へ。
感謝してもしきれないです。
posted by ハレハレ本舗 at 20:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 楮栽培復活事業

2016年12月30日

今年もお世話になりました

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今年も本当にお世話になりました。
今年、初めて作業の段取りを大幅に変更して、刈り取りから、立て続けに「へぐり」に入ってる若山楮。
やはりひと月では完了となりませんでした。
反省点も多々あり、次への課題が見えました。
やはり、頭の中の図面と実際にやってみての仕組みには、ギャップが出て当然。
やってみないと判らないことは沢山あります。
これを忘れないうちに、来年の収穫作業の図面引きを正月にやろうと思ってます。
中心となるメンバーは私が一番若くて50代、ついで60代一人で、あとは全員70代。
あ、88歳居ます(笑)
かたや、今年は体験や助っ人達が一気に若くなり、多勢となってくれました。

そして、年明けは作業場建設がいよいよ始まります。
もし、3月に完成したならば周囲や町内の目を付けてる自生楮を刈り取り「竃試運転」も兼ねた蒸し剥ぎをやろうと思ってます。
収穫にはギリギリの時期です。

こうした楮栽培を安定して無理無くできるようになること。
そして、ずっと後回しにしてきた紙漉を元の軌道に戻す事。
これが来年の目標です。
そのためにやることは山盛りで、更にジタバタを展開するであろうことは火を見るよりあきらか(笑)
呆れるだろうと思いますが、どうぞ宜しくお付き合い下さいませ。

皆様にとって良い一年が訪れますように!!
posted by ハレハレ本舗 at 13:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年12月25日

虹隠れるどころか出まくりな12月

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ハレハレで七十二候暦を制作してるので、季節に相当する言葉を書いてると色々と思う事があります。
特に農作物の収穫などは、この高知西南に来てから同じ巡りの年はなく、少しづつ「ずれてる」なと感じてた。

「虹かくれて見えず」という候を書いたのは確か4年前。
11月終わり頃の候。
昔は確かに冬に虹は見なかったんだけど・・・。
去年も見た気がしたし・・
今年は先日レレインボーくっきり。既に12月に3回位見てます。
つまり・・・12月は冬ではなくて晩秋の気候になってる。
種を蒔いて作る作物ではない楮の場合、この「ずれ」には正しく育つ。
くわえて、寒くなってなんぼの収穫作業なので、人の頑張りがあっても天候があかんなってきてる。
12月に虹出ちゃってるよ、もう無理だな。って早朝の虹を呆然と見ました。

川の状態もあろうことか、かなりの出水だし。
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雪がちらつく位がええんだけど、汗だくでブヨと戦うという・・・。
コレ見た人が「こんな・・若山楮は狂気の沙汰なことやってる」言いましたらしいが・・・
私的には「泳げるんじゃないか?これまずいんじゃないか?」と思った今年です。
ヒートテックなんか着た日にゃ汗だくです。
12月イコール冬イコール、インフルとか・・・まだ時候的には晩秋ですよ。
もう少し、刷り込み捨てて風などを感じてみて下さいよ。
マフラー要らんですよ(笑)

皆が頑張ってへぐった白皮も乾燥に四苦八苦してます。
北風が吹かない。
あろうことか・・・南風の嵐が吹いて前代未聞の状況。

つまり・・・・。
旧暦や農事暦的には現代の12月は、11月前半なので、ひと月程遅れてる。
これは異常気象でもなんでもなく・・・。
旧暦や農事暦的には既に1ヶ月ずれてるんで、問題はない。
ところが西暦の暦に則って暮らしてる私達人間は12月は冬だろうという「ずれ」なんであります。
12月は秋ですねと。それでなんの問題も実はないんだと思う。

北風を受けて冬の短いけど強い陽射しを得れば、いとも簡単に美しい楮が仕上がる。
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長い長い工程のどこを切り取っても美しいねえと思えることを「仕事」と思ってる若山楮のみんな。
へぐり作業で手に豆ができても、仕上げるのはお天道さんだということを知りつつある、みんな。
自分達が「作ってる」んだけど出来うること精一杯やってるんだけど
最期の最期はお天道さんだということを理解し始めてる今年。
ところが人の都合を優先すると絶対失敗が出る。
どこまで行っても人はお天道さんに沿うしかないの。
南風の嵐で学びました。
それでええんです。
人がシフトすればええこと。


来年からは1月半ばに全てを移動します。
9年かけて作って来た段取りは、どうなってくかなって思います。
10年目にしてリセットなるけど、9年で得た関係性は更に強くなると思うし
まさか、ここまで皆がそうとは知らず、自然の摂理に動く様になるとは思ってもみなかった。
人が植物にあわせて動いて行かなきゃあかんと、やっと判ってくれたです。

異常気象でもなんでもなくて旧暦的には実に正しいことなんですね。
そうやって、仕事の流れが各自緩やかに動いていくのが嬉しい。
健やかなんです。


posted by ハレハレ本舗 at 20:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年12月13日

蒸し剥ぎ完了

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唄う様に、「はぎよ〜い、はぎよ〜い」と瞬殺な感じで終わってしまいました。
毎年、必ずと言って良い程、蒸し損じが出ます。
片道40分通勤では自分の体力の限界もあるので、今年は過去の失敗を絶対やらかさない!
そう決めて。シフトを変えた。
早朝から炊くのは昔ながらのやり方だし、早朝からやってる!という「頑張ってる」感あるし。
だけど、無理を通せば道理が引っ込む。
蒸し方が悪い楮を剥ぐ事ほど嫌な物はないのです。
ということで、夜焚きにシフト。
竃も熱を保有してるし、無駄が無い。
まあ、どっちに転んでも蒸し作業期間中は呑めないってことも判りました(笑)

イベント翌日は毎年は実に寂しい。
気が抜けた上に、ほぼ毎年午後から雨になる。
今年は友人達が3人来てくれてほんとに嬉しかったです。
前日はクッキーメロンパン販売に来てくれて、翌日また高知市からの中川ご夫妻。
温かいお二人で始終笑い転げてやってくれました。
そして若山通い3年目の藤田君!
最期の最期の片付けまでやってくれたことに、メンバーは「ほんとに有り難いこと!」と。
藤田君は茨城から毎年へぐりに来て下さる。
今年は蒸し剥ぎに初参加。(写真のしゃがんでる私の隣に居ます)
日本画の先生で、素晴らしいお仕事してます。
日本画で使う素材について原料から携わる姿勢に毎回頭が下がります。
そして、前回のワタル君に若山楮で漉いてね〜と発注も(笑)
つまり、紙になる原料収穫の場に、原料を買って下さる人、それで漉く紙を買って作品を描く人。
全てがまあるく繋がった今年です。
だけど。。やっぱりこき使ってしまってます。。。ごめんなさい。

写真撮り忘れてたよ〜ごめんなさい。
昨年から通って下さってる田中先生。
高知大の地域協働学部にこの春からお勤め。
大学生率いて3年間若山楮に入ってくれてます。
この3人が現場に居てくれた事。
実に有り難いことです。

そして長年憧れてる徳島の太布の作家さんの石川さんも来て下さいました。
黒鳥のへぐり包丁ご購入!

若い方々だけど既に相当の仕事をされてる人達。
昔の仕事を自分の生業にしてるが、だからと言って全部全部昔ながらを踏まえることに拘ってないです。
確かに基本は昔。
それも、文明の利器、機械が出始めた頃より更に昔(笑)
そこから、自分の世界を産み出してる強さ。

拘ってしまうと前へ進めなくなってしまうと思う。
高齢化して、どんどん衰退して行く中で新しい芽吹きは確実に産まれてる手応え感じさせてくれました。
若山楮のキーワードもはっきりして来ました。
集落活動センターに「あったかふれあい」というデイケアーが入って来てます。
来ませんか〜と。
もう盛り上がったのなんの!
机の上で折り紙なんかやってるより断然楽しいわけです。
今までは小学校のみでしたが、元気なお年寄りにも参加してもらいたい、、いや必要。
だって・・・「60年前やってたもん!!」が結構沢山。
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我がチームの最高齢88歳も94歳のおばちゃんには負けた(笑)
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今年はお芋も沢山頂き、「去年食べそびれた!」のお声にも無事腹一杯を提供できました。
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こんなんがゴロゴロ転がってた現場は今片付いて雨で埃を納めてくれてます。
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薪割りをレクチャーしてもらおうと新品の斧買ったのに・・・
嬉しくて一人で全部割ってしまった元さん。
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案の定薪割り楽しみに来た青年達がっかり(笑)

月初めから始まった作業での日に日にテンションアゲアゲの皆の気持ちもニュートラルにしてくれる雨。
お天道さんも頑張ってくれたな。
長太も今日は一日薪ストーブの横で爆睡してます、頑張ったね。

16日からへぐりに入ります。
18日(日)は「へぐり体験」やります。
午前と午後の2部仕立て。
まだ若干余力ありますので、来たい方は私までご連絡下さい。
nakajima@hale-hale.com

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2016年12月07日

創る和紙職人のハタノワタル氏いきなり現れる。

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立ち上がったばかりでロクな代物になってなかったくせに値段だけは高かった若山楮を買って下さった最初の紙漉さんです(笑)
その後、若山楮も頑張って頑張って、これなら胸張って出せるとなった昨年。
「あるだけ欲しいです」と。
「いやその、、多分日本一高いし。。」とか言うと大丈夫!の即答。
しかも「漉き続ける限り買い取ります」という返事に、私は心底腰抜かした。
個人である紙漉さんがそこまで言うことは、これもう実は凄い事。
春に原料商さんが来て買い叩くは、なんやと持ちかけて来たので、「いやもう余剰は全く無いのです」と答えると
顔面蒼白になったことは忘れない(笑)
今年の収穫作業には、どっかで行きますということだったんで・・・。
「ワタルクン何時来るの?」の問い合わせ多し。
写真のとおりイケメンだし、気さくで話が淀みなくてスッキリしてはるから、彼のファンは日本中に居る。
勿論、紙の仕事ぶりも素晴らしく、今まさに油の乗った仕事を展開してる。

昨夜、そろそろ週末イベントに向けて買い出しもせんとお〜と走り回ってたらメールがわんさか。
見ればワタルクン。
今淡路島、今徳島。
こっちへ向かってる・・・・。
いきなり・・来たあ!
多忙な中で一瞬の隙間ついてこんな高知の最果てまで走って来るという、しかもお得意さんなのに。
なんの準備もできず、挙げ句の果てには作業でこきつかって。。
で、来春にはお買い上げという・・・。
コアなスタッフのみの本日、みんな判ってるんかいな?この人が買うのだよ?って思ったです(笑)
なんか、みんなは私の友人達のボランティアくらいにしか多分思ってない。
あ、いや・・まずいよ。。。
だけど、爽やかに動くワタルくん見てると事更そんなこと言うのもなんだかなあって。
この現場に入ってくれての心意気に、感謝。

それでなんか予感あるんだけど・・・。
数年前、独り侘しく早朝に竃に張り付いてたら「いやまあ、ほんまに国道脇でやってるんかいっ!」と
おっさんが現れた。
徳島の紙漉さんの中村功氏がつったってる(笑)
結局2日間来てくれて、おばちゃん達とどっぷり作業して、その時に発案したことで漉いた紙も送って下さった。
おばちゃんたちが「あのおっさんはどっから来たが?」と本人前にして言う・・・。
あちゃ〜それは・・それは辞めてくれ〜と思うも、盛り上がってしまってる。
なんかなあ・・・土曜日の早朝に来る気がする。。。

そういう「現場」今年も始まりました。
これから蒸すぞ!の記念写真、8年目にして初めて撮影。
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原料の作り手と使う紙漉さんとの記念写真です。
やっとここまで来たんだなの感慨深し。
明日からボチボチ蒸します。
11日のイベントには行けないなあというそこのあなた!
明日からやれまっす。
posted by ハレハレ本舗 at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 楮栽培復活事業

2016年12月05日

暦発送開始しました

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昨日までのご注文分を本日発送しました。
毎年、毎年もう何年もリピートしてくださる方が多くて嬉しいです。
ここ数年の傾向は、お一人で何部もお求めになられる。
年末のご挨拶にもお使い頂いてるようで、更に更に嬉しいです。
今年は10、11、12月の恒例で出ている出店をほとんど取りやめたので
お待ちになってた方も居たのではないかと思います。
ごめんなさい。
来年は飛び回る所存であります。

もうひとつ謝らなければ。。。
毎年、ギリギリ、もしくは年明けでも「忘れてた!」のお客様に「大丈夫!」と描き続けてお届けしてました。
今年、楮の収穫作業の段取り変更の為、今月は描く余裕がございません。
どこまで出てしまうか不安であります。
なので、早めにご注文頂ければ有り難いです。

お値段は据え置きで¥4000
送料は一部180円、2部、3部は300円です。3部まではゆうメール便で出します。
ご注文は下記まで。

nakajima@hale-hale.com

お待ちしております。
posted by ハレハレ本舗 at 18:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ネットショップ!!

2016年12月02日

笑顔

一年間楮のお世話をしてきた「拳ノ川小学校」の畑の刈り取りでした。
昨日は草刈りが追いついてない、芽掻きなんかできんかったという畑ばかりで、皆さん眉間に皺。
まあ、言われるね、比べられたら無理だ!と腹くくって出勤(笑)
月に多いときでは毎週の楮授業で、草引きときっちり芽掻きされてる畑です。
真っ直ぐ長い!太い!重い!株元さっぱり、蔓の巻き付きなし。
「これに比べて・・・」と何度言われたかっ!

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会長笑ってます。
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脇枝は殆ど無かったけど、それでも手が届かなかった高い所のをちゃんと落としてます。

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番頭が編み出した若山楮スタイル!
今まで首にかけたり地面に置いたりして後々大変だった紐を身体に巻き付ける!
これ凄くええですよ!
私らはウエストで回せますが。。番頭はご覧の通り胸でありまして、爆笑です。

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広報担当の地域起こし協力隊の土肥君。昨年の働きっぷりに、イケメンぶりにおばさん達悩殺。

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今年移住して来た、書のアーティスト石井さん。
こういう人を目ざとく見つけて駆り出すのであります。

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子供達の動きは速くて、まるで獲物を追いかける様です。
NHKの取材も入りました。

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今年の6年生はたった一人です。
だけど、こうして下級生も先生もいっしょくたになってやってるので寂しく無いね。
卒業式の時を思うとすでに涙ぐんでしまうけど・・・。

幌馬車トニーにも遂に積まれました。
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新車なんで皆凄い慎重やったんがおかしかった(笑)
昨年のはあまりのボロさ加減に恐くて使えなかったのに、新車も気使わせてしまいます。
上等!働けよ!トニー!

明日は、また違う顔ぶれが助っ人に。
また写真頑張る。
posted by ハレハレ本舗 at 19:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 楮栽培復活事業